---

緊急起動フロッピーを作成するfor W2K

---

０．改訂履歴

• 2002.10.02　新規作成

１．はじめに

　このドキュメントでは，Windows2000で起動障害が発生した時にフロッピーディスクでOSを起動させる緊急起動ディスクを作成する手順を説明する．

２．この起動フロッピーが役に立つ場面

• この手順で作成した起動フロッピーは，boot.iniファイルの消失や，ハードディスクのMBRの消失などによって障害によって起動に必要なファイルが失われた時に利用できる．
• システムパーティションにミラーボリュームを作成している場合で，プライマリディスクが破損したような場合．
• OS選択の画面まで表示される場合は，「回復コンソール」を使って修復した方がよい．
• インストール用ディスクを作成する方法はドキュメント「Windows2000起動ディスクの作成」を参照する．
• WindowsNT4.0以前の場合は，ドキュメント「起動フロッピーの作成」を参照する．

３．緊急起動ディスクのフォーマット

• フロッピーディスクを１枚用意し，マシンにセットする．
• エクスプローラからフォーマットする．

• 既にフォーマットされているフロッピーディスクでも，かならずWindows2000からフォーマットする．

• 開始

• OK

• OK

４．ファイルのコピー

• 不可視ファイルやシステムファイルをフロッピーにコピーする．
• その為に，それらのファイルを見られる用に設定する．

• フォルダオプション

• 次の図のようにシステム関連のファイルが表示される．

• いくつかのファイルを，フロッピーディスクへコピーする．

• これで作成したフロッピーディスクから，OSを起動して，稼働確認を行っておく．

---