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ブログ - 美術館カテゴリのエントリ

ルーヴル美術館展 愛を描く

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趣味 » 美術館
ブロガー : 
ujpblog 2023/5/23 23:00
 新国立美術館で開催されている「ルーヴル美術館展 愛を描く」に行ってきました.ここは「メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年」以来なので約1年ぶり.


 今回は雨が降っていたので,地下鉄の乃木坂駅でも青山霊園側の改札口から行ける,西門から入場.


 西門は搬出入口になっているのだけれど,工事中はここからトラックが出入りしていました.建設中,毎日ここを通って通勤していたのだけど,オープンは2007年なのか. 
 遊歩道も整備されていますが,少し坂になっていますね.車椅子を押すのは問題無いでしょう.


 今回も西洋美術館で開催された「dピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展」と一緒でクレジットカード会員向けの招待日なので,閉館日になります. その為だけにこれを作ったのか.


《ダンテとウェルギリウスの前に現れたフランチェスカ・ダ・リミニとパオロ・マラテスタの亡霊》


 最後のコーナーだけ,写真撮影OKです.


《アモルとプシュケ》、または《アモルの最初のキスを受けるプシュケ》


 こういう絵画は,SNSに載せると乳首自動判定でNGになるのだろうか.それとも文化作品の場合,画像検索で類似率は高いものが検出されるだろうから,フィルタ除外処理出されるのかな.

 音声ガイドは満島ひかり.三浦大地とコラボした楽曲も聴けたりします.


 そして帰りは,来た方と反対側の乃木坂の駅に.ここには今話題の芸能事務所がありますね.昔はSME(ソニー・ミュージックエンタテインメント)があったけど.
 上野の西洋美術館で開催中のピカソ展に行ってきた.ベルクグリューン美術館の設立後,館外でまとめてコレクションを紹介する展覧会は今回が初めてで,97点のうち76点が日本初公開なのだそうです.


 今回はクレジットカード会社の会員向けの貸切イベントで,休館日に開催.なのでフェルメールと言われている作品のある常設展には入れず残念.西洋美術館自体は,今年リニューアルオープンしたけれどどこが変わったかまではわからなかったな.


水差しを持ったイタリア女

 ピカソはよくわからない感じの画風が有名だけれど,普通に書いている作品も多いのですね.作風は何度かチェンジしているそうです.


黄色のセーター

 作風が変わるのは,女を変える都度?


 今回,写真撮影NG作品があり,逆にあれ?って感じでカメラ撮影している人がいたので,自分も少し写真に撮ってみました.ということでこのアルベルト・ジャコメッティの「ヴェネツィアの女 IV」とピカソの闘牛士と裸婦,もう1つはわからん.

メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年

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趣味 » 美術館
ブロガー : 
ujpblog 2022/4/7 13:41
 ニューヨークのセントラルパーク内にあるメトロポリタン美術館から,65点が展示.うち46点が日本初公開ということで行ってきました.
 場所は六本木・乃木坂にある国立新美術館.

 「信仰とルネサンス」と題されたコーナーでは,15世紀のイタリア,ルネサンスを代表する画家の特集.


パリスの審判 ルーカス・クラナッハ

 クラナッハはこの「パリスの審判」を題材にした同じような構図の絵を何点も書いてますね.人気だったのでしょうか.
 パリスの審判はギリシャ神話で,トロイア戦争の発端とされた事件.トロイア王子のパリスがユノー(結婚の女神),ミネルバ(知恵の女神, 戦争の女神, 芸術の女神),ビーナス(愛と美の女神)の中で誰が最も美しいかを判定してビーナスを選んだその瞬間を描いているそうです.女性三人の中の中央がビーナス.ビーナスを左上のキューピットが狙っているという.三人を裸にしているのは今ならコンプラ違反だろうな.


女占い師 ジョルジュ・ド・ラ・トゥール

 今回の展示会のポスターにもなっている作品.
 男性が占い師のばーさんに代金を支払って占いを聞いているが,周りにいる女性は男性から色々と奪おうとしている感じ. 占いという助言は当時から現代にかけてもニーズがあるものなのだな.


踊り子たち、ピンクと緑 エドガー・ドガ

 ドガは久しぶり.ドガ展に行ったのは2010年でした.NHKで応募してチケットが当たったんだったと思う.コロンボで「二枚のドガの絵」というのがあるけれど,作品は出てこないんだよね.
 ドガ展の「エトワール」は想像より小さい作品だったけれど,今回の「踊り子たち、ピンクと緑」は普通の大きさって感じでした.

 そして今回の1番の目標.


信仰の寓意 ヨハネス・フェルメール

 今まで見たフェルメール索引とはちょっと違いますね.宗教画.カトリックを表現しているそうで,オランダではプロテスタントが公認だったので隠れカトリックの礼拝を描いているそう.フェルメールは結婚後にカトリックに改宗した可能性が高いみたい.

1 地理学者
2 青衣の女
3 手紙を書く女(2)
4 手紙を書く婦人と召使(2)
5 真珠の首飾りの女(2)
6 真珠の耳飾りの少女
7 ディアナとニンフたち
8 天文学者
9 水差しを持つ女
10 リュートを調弦する女
11 赤い帽子の女
12 ワイングラス
13 マルタとマリアの家のキリスト
14 牛乳を注ぐ女
15 窓辺で手紙を読む女
16 信仰の寓意🆕

 今日時点ではフェルメール作品として疑問が残るものも含めるとフェルメール作品は37点あるそうだけれど,やっと43%制覇という感じかな.

 今回の音声ガイドは佐々木蔵之介でした.テーマソングなどはありません.
 久しぶりの美術館巡り.前回行ったのが2018年1月なので4年ぶりか.

 今回はドイツのドレスデン国立古典絵画館の収蔵品が来日.メインのフェルメールの「窓辺で手紙を読む女」がフェルメール以外の人物が塗りつぶしたキューピットを修復(掘り出し?)しての点時で,これは昨年のドレスデンでの公開以来海外では初らしい.


 第二時世界大戦中にドレスデンが爆撃を受けてソ連が接収したけれど,当時の東ドイツに帰した際にこれは欲しいと行ったけどドイツは無視したという作品とのこと.
 今回はこの作品がメインで,習作も多く出ていました.そのほかの展示作品で個人的に気になるよう刃物はなかった.まぁX線調査で発見されたキューピットが見える!以上の話題性は不要なのかも.

 東京都美術館の常設ショップを見ていたらフェルメールの「ヴァージナルの前に立つ女」という作品のポストカードが置いてあって,ここに同じ構図のキューピットがいますね.2020年に初来日していたのに見逃したやつだ.残念.

 今回の音声ガイドはトクサツガガガの小芝風花.600円で値上げされている感があるけれど,耳元で聞こえる息遣いとかいいねー.おじさんにはイイ.

 そしてフェルメール作品鑑賞履歴の毎度の振り返り.

1 地理学者
2 青衣の女
3 手紙を書く女(2)
4 手紙を書く婦人と召使(2)
5 真珠の首飾りの女(2)
6 真珠の耳飾りの少女
7 ディアナとニンフたち
8 天文学者
9 水差しを持つ女
10 リュートを調弦する女
11 赤い帽子の女
12 ワイングラス
13 マルタとマリアの家のキリスト
14 牛乳を注ぐ女
15 窓辺で手紙を読む女🆕

 ここ10年でせっかく来日したのに見逃したのは「紳士とワインを飲む女」「取り持ち女」「恋文」「ヴァージナルの前に立つ女」の4作品か.「恋文」はちょくちょく来日しているようだけれど,生きている間に制覇は難しいのかな.

フェルメール展 Making the Difference: Vermeer and Dutch Art

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趣味 » 美術館
ブロガー : 
ujpblog 2018/12/19 23:00
 上野の森美術館に行って来ました.日本初公開を含めて,フェルメール作品が合計10点の展示になります.
 テレビCMで,石原さとみの音声ガイドが無料,日本初公開の「赤い帽子の娘」が12月20日の15時までというので,実質最終日のナイトミュージアムです.

 フジテレビ主催で以前行かなかったけれどツタンカーメン展で大混雑だった上野の森美術館ですが,2500円と高価なチケット代や入場時間予約制のチケットだというので混雑もなくゆっくり見ることができました.

 ゆっくりと言っても70分くらい.普通は130分くらいかかるのですが,普通は展示作品の横に解説があるけれど,今回はチケットともにハンドブックをもらえるので,読むための停滞がないという事も作用しているのだとおもう.行列理論と混雑の分散化みたいな事か.置いてある作品が少ないというのが一番の要因だとおもうけれど.

 通称,「フェルメールルーム」と名付けられた最後の部屋の展示が圧巻.35作品しか存在が確認されてないフェルメールの絵がずらりと並んでいるわけで.

1 地理学者
2 青衣の女
3 手紙を書く女(2)
4 手紙を書く婦人と召使(2)
5 真珠の首飾りの女(2)
6 真珠の耳飾りの少女
7 ディアナとニンフたち
8 天文学者
9 水差しを持つ女
10 リュートを調弦する女🆕
11 赤い帽子の女🆕
12 ワイングラス🆕
13 マルタとマリアの家のキリスト🆕
14 牛乳を注ぐ女🆕

 35作品として40%をみたことになるな.どうしてもみられない,盗難にあって行方不明の作品もあるけれど.


日本初公開の「赤い帽子の女」の展示は12/20で終了
 テレビでやっていたので行って来ましたGINZA SIX.


 GINZA SIXの入り口にも巨大なアート.銀座なので人はひっきりなしに通るのだけれど,奇跡の一枚.同じように写真を撮る人もちらほら.


 GINZA SIXは吹き抜けになっているので,こういう感じで吊り下げるタイプの巨大なアートを展示することができますね.
 バロック調のデザインだけれど,実はドローンというイメージなのだそうです.「小さな天使「プッティ」達が、ドローンを使って「光るぞう」を「夏の王国」から「冬の王国」に運ぶ、物語の1シーン」だそうで,像の部分だけ急に現代っぽいな.

呼応する木々 in GINZA SIX GARDEN チームラボ

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趣味 » 美術館
ブロガー : 
ujpblog 2018/8/17 23:20
 GINZA SIX.今回は裏?から来て見ました.


 海外観光客を取り入れやすいようにしているようで,大型バスの発着場があるんですね.バスで到着したらエスカレータでそのまま2階からインする感じで導線が組まれています.他の店に行くことはできません!
 1階2階と6階にスタバがあり,他にも喫茶店のようなものがあり,これまでの百貨店とは違う新しい業態なんだなぁと.そして真ん中は吹き抜け.新宿三越のようでもなく,表参道ヒルズのようでもないサイズ.平日とはいえ金曜日の夜だったけれど,残念ながら人はまばら.混雑してないのが良いという考え方もある.


 そして今回は,屋上に来るのがメイン.屋上は,遊園地ではなく庭園になっており現在はチームラボのアート作品展が行われていました.
 センサーが置いてあって人が通ると反応し発色する.人が一律に動けば,波のような効果とかが出るらしいけれど,ルートがあるわけでもないので,ただランダムについたり消えたりしているだけにしか見えないなぁ...


 そして今回の目的はこれ.GINZA SIXからみたユニクロ銀座店.そして5年前の写真.


2013年の写真

 変化がない.ユニクロのあのロゴとか旗艦店としての銀座店に変化がないように見えるということは,これはスタンダード化されたということかな.
1年前のマルモッタン・モネ美術館所蔵 モネ展以来の東京都美術館へ.前売りの限定ペアチケットを買っていたにもかかわらず最終日になってしまった.


 ゴッホは大量の作品を残しているけれど生存中は1枚しか売れなかったという逸話が有名だけれど,最近になってそれは否定されているらしい.今回の展示は年上の親友のゴーギャンと2ヶ月ほど一緒に暮らしていたところを中心とされていました.

 私の中でのゴッホは自画像と数々のひまわりなのだけれど,ゴーギャンと一緒に住むようになった時のひまわりの作品をたくさん展示して迎えたというエピソードや,黄色い家に住んでいたというのも,心の闇の反作用なのかなぁ.


 2人が同居時に書いた椅子についてのエピソードが印象深いのですが,そのレプリカっぽいものが会場順路の最後に展示してありました.多くの人はこの椅子に座って記念撮影していたけれどね.


 印象に残ったのは,拳銃自殺する数週間前に書いたという「若い女の肖像」です.現在は色あせてしまって制作された当時と色合いが異なるようですが,表情が暗いんですよね.心の鏡なのだろうな.

交通博物館 2002年

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趣味 » 美術館
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ujpblog 2016/9/15 23:51
 まだ鉄分が少なかった頃,普通に博物館巡りとして秋葉原にあった,交通博物館に行ったのです.2002年11月3日.もう15年前です.


 今思えば,この頃からシミュレータの行列に並んでみたりマスコン握って離さ無いなど,鉄分多めの仕草を見せてましたカミさんが...

 交通博物館は,入口に0系新幹線の先頭をぶったぎったものが展示されているのが象徴的だったのですが,行った当時は普通によくみかけるものだったので,写真に撮ってませんでしたね.
 六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーで開催.2016/03/31までということでギリギリ行ってきた.前売り券なので1400円.20時までの開催なので17時半のインでも混雑していませんでした.ここは2013年12月のスヌーピー展以来.ということは六本木ヒルズもそれ以来か...


 今回もタイトル通りメインはヨハネス・フェルメール.「水差しを持つ女」が初来日ということで注目されています.同じ光と影が得意なレンブラント・ファン・レインの「ベローナ」も初来日. 音声ガイダンス550円は玉木宏です.これももう2回目くらいかな.というか音声ガイダンスは値段が上がったな.

 フェルメール作品は2015年の「ルーブル美術館展 日常を描くー風俗画にみるヨーロッパ絵画の真髄」以来なので1年で2作品.

 これでフェルメール作品を見たのは9作品.残り28作品かな.

1 地理学者
2 青衣の女
3 手紙を書く女
4 手紙を書く婦人と召使
5 真珠の首飾りの女
6 真珠の耳飾りの少女
7 ディアナとニンフたち
8 天文学者
9 水差しを持つ女 NEW!

 まぁ,存在確認されている全てのフェルメール作品を見ることはできないんだよね.「合奏」という作品は1990年に盗難に遭って未だに見つかってない.ルパン三世とかキャッツアイの世界なのだ.
 場所は久々の東京都美術館.前回来たのはマウリッツハイス以来なので3年前か. 今回は,モネ展ですが,うちの玄関にはモネの「散歩、日傘を差す女性」が飾ってある.ワシントン・ナショナル・ギャラリー展 印象派・ポスト印象派 奇跡のコレクションの時に売店で購入したレプリカだ.それでも結構な値段がしたような気がする.それ以来のモネ.
 このレプリカには,モネの最初のカミさんのカミーユと長男のジャンが描かれる.両人とも先になくなるわけだけれど,ルノワールが書いたその人物像あたりから今回の展示が始まる.

 今日は展示も後期になるので,前期にあった印象派の名称の由来となった「印象 -日の出-」の展示は終わっていたのですが,入れ替わりの「ヨーロッパ橋、サン=ラザール駅」を鑑賞する事ができました.

 会場出口近くに,音声ガイドも担当していた田辺誠一画伯の作品展示が!絵の具がアクリルってのがいいよね.

 今回は,モネが生前公開しなかった作品が収蔵されているマルモッタン・モネ美術館所蔵作品が多数来日しているわけですが,モネといえばの睡蓮もたくさんあれば,「しだれ柳」「日本の橋」など晩年の作品がたくさんあるのだけれど,どんどんと殴り書きのようになってくる・・・
最近ご無沙汰でしたが久々に美術館へ.一応前売り券を持っていたのだけれど余裕こいていたら来週が最終なので混雑すると思い行ってきました.

 場所は六本木の,新国立美術館.黒川紀章設計ですねー.今日も出遅れたので到着したのが14時.そうするとチケット購入で20分,入場が20分という待ち時間でした.実際には16分くらいで入場.
 今回の目玉は,フェルメールの「天文学者」が初来日.


 思えばフェルメールの作品で最初に見たのが「地理学者」.これまでに見たのは8作品となった.

1 地理学者
2 青衣の女
3 手紙を書く女
4 手紙を書く婦人と召使
5 真珠の首飾りの女
6 真珠の耳飾りの少女
7 ディアナとニンフたち
8 天文学者

 37点あるらしいから,死ぬまでに全部見ることができるかどうか.好きな人は巡礼の旅に行くらしいがそこまでは...

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鬼怒川温泉その11 とりっくあーとぴあ日光

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ujpblog 2014/8/8 23:58
 午前中,鬼怒川温泉付近は雨だったので,屋内施設の「とりっくあーとぴあ日光」に行って来た.先週行った熱海にも熱海城あたりにトリックアートがあったし,以前登った高尾山にもあったので,いったいどういうものか興味もあった.



 今回は入場料1900円の所をホテルに在った割引チケットを使って300円引き.そういうものを持っていなくてもWebで配られているので割引チケットは簡単に入手できます.普通の美術館が1300円から1500円という事を考えるとちょっと高いな.900円が妥当.

とりっくあーとぴあ日光 クーポン
http://trickart-pia.com/?page_id=94

 入館してチケットを買うと10名程度毎に中に案内され,最初7分くらいかけてトリックアートの楽しみ方を教えてくれます.



 片目で観るとかカメラをを通してみるとかで,平面にある絵が立体的に存在している様に見えます.光と影を巧に使い分けて描かれていて,絵と照明の加減が計算されて設置されているという所ですね.

 あとは,その絵をどのように見立てて,モデルを使って1コマをデザインして写真を撮って行くのかが,遊び方の主軸です.

 全国にトリックアートの美術館は沢山在るけれど,この日光の場合は「エジプトへの旅」と名付けられた迷路ですね.






 でも,一番笑劇的だったのはトイレ.館内を見終わってトイレによってでようとしたら,男子トイレに入ると個室の扉から女性の顔がでているので,私の前を歩いていたおっさんはビックリして引き返して逆に女子トイレに入って行ってまたビックリして戻って来てました...

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スヌーピー展

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趣味 » 美術館
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ujpblog 2013/12/29 1:52
 六本木ヒルズの52階にある森美術館で開催されているスヌーピー展に行ってきた.


 スヌーピーはイラストとして認知していたのだけれど,風刺漫画的な要素もあったようで,原作の4コマ漫画に日本語訳とか解説がついていたのだけれど,解説を読んでも何が面白いのか&訴えたいのかさっぱりわからない.哲学という解説も出てきていたけれど,結局のところ,つまり,一言で表すなら「難解」でした.


 フロアの後半に撮影可能エリアがあるので,カメラを持参すると良いでしょう.


 少し残念だったのはグッズ売り場の品ぞろえ.長期間連載していたスヌーピーというか「ピーナッツ」なので初期のころの図柄と後年のそれとは異なっているのだけれど初期のころのスヌーピーを使ったものが多かったので欲しいものがなかった.それでもカミさんがピアスがかわいいと買い求めていたけれど,確かにそれはかわいかったな. そして意外な事にスマホケース,というかiPhone 5ケースがグッズとして用意されてませんでした.
 Bunkamuraミュージアムで開催されているルーベンスをナイトミュージアムで鑑賞.ルーベンスは去年のマウリッツハイス美術館展で展示されていたアントワープ大聖堂の中央にある壁画の下絵を観ていたので期待していたのだけれど,あんまり心に残るものは無かったな.


 アダムがエヴァを抱いている所とかキリストの宗教画系で,十字架に張り付けはもちろん,首を切っているシーンとかヨハネの生首を差し出しているシーンとか,グロテスクな所が多くてね...
 ルーベンスの本人の肖像衙がメインに近い感じ.フランダースの犬のアントワープ大聖堂にもでてくる大きな絵は移動できないのでその原画が多いですね.土産グッズもフランダースの犬関連が多くて...

 ナイトミュージアムというか金曜日の夜は21時まで開いているというだけなのだけれど,意外と人が少なくてゆっくり観れます.ガンガン体当たりしてくるおばちゃんも子供も居ないから...

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 昨日はちょっとなめていたので反省して午前中に到着した.

 今日は,朝から肌寒い雨なので出足が鈍るだろうと思ったけれどそんな事は無い.半蔵門線清澄白河駅をでると,昨日とは異なる駅なので道が分からないとおもったが,既に人間でできたパンくずができて美術館までの道のりを示してくれている.


 少し早足で急ぐ.一人抜き二人抜く.これが行列の順番の勝敗を決める.俺たちに抜かれたこいつらはみんな負け組だ.そして,美術館までの道のりの商店街の中にもジブリのオブジェがある.天空の城ラビュタのロボット兵の前では人だかりが.このようなトラップに引っかかっている時間はない. 大量に人間を抜き去る.まるでゴミの様だ.


 東京都現代美術館の前に付くと,入り口付近にある駐車場に入る車の列が.こいつらも負け組だ. そしてそれらを尻目に,昨日と同じ入り口へ急ぐ.その時一瞬,写真を撮った.

 そして美術館入り口に到着.ほどなくして聞こえるアナウンス「チケットをお持ちでない方はチケットを購入するまでに90分,入場まで90分,合計3時間お時間をちょうだいします」・・・・昨日よりひどくなっている!!

 いや,待てば入れるのだろうけれど,.美術館の中はたっぷり3〜4時間コースらしいので,7時間! チケット購入のショートカットを考えた.美術館前にあるローソンのロッピーだ.ただ,残念ながら,遠目に見ても店外まで行列ができている.

 終わった...敗北だ...
 この連休までで終了となるというので行ってみた.東京都現代美術館,


 東西線の木場駅経由で行ったのだけれど,なんと公演側から見ると遠くからでも分かる大行列. 行列の最後尾にまわる途中「こちらはチケットをお持ちの方の列です」と,不安になるようなアナウンスだったけれど,,それは的中.


 なんと,チケットを買う行列が30分,入場までが90分.つまり,今から並んでも2時間後.これはイカン! という事で退散.

 裏技としては,美術館の前にローソンがあるので,店内にあるキオスク端末のロッピーで買えばチケットは速く手に入るハズ.木場方面に歩けばファミリーマートもあるのでファミポートでも買えるでしょう.それにしても入場まで90分待ち.今日は雨が降るのを知っていたので遅くなると困るのでやめました.

アイルワースのモナリザ

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ujpblog 2012/9/30 9:59
今年の初夏に行った「レオナルド・ダ・ヴィンチ美の理想」で展示されていた「アイルワースのモナ・リザ」が,本物認定されたというニュースがあった.


 ただまぁ,これもその研究結果には疑問が残るらしいけれど,どちらにしても話題の絵画を目にして,そして惚れたのだからその魅力は十分にあるのだと思う.

マウリッツハイス美術館展 at 東京都美術館

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ujpblog 2012/8/30 23:07
 またもや上野公園に戻って来た.今回はマウリッツハイス美術館展です.マウリッツハイスとはオランダのデン・ハーグにある美術館で,マウリッツさんのハウスだった所.ここが改修している間,そのコレクションが世界を回って建築費用を稼いでいるというわけ. そういう事でもないと常設展示が世界を駆け巡る事なんて無い訳で.といいながら,今回のメインはフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」


 これは調べると3回目の来日.昔は「青いターバンの少女」と言ってたようです.

・真珠の耳飾りの少女
・ディアナとニンフたち

 これでフェルメールは通算7作品.

 そしてもう1つ.ルーベンスの「聖母被昇天」という作品.



 これはアントワープ大聖堂の中央にある壁画の下絵となるものなのですが,ネロとパトラッシュを天使が取り囲み天に昇って行くシーンはこの壁画のイメージのままだな. ネロって,絵が得意な子供だったって忘れてた.

 展示は良かったのだけれど,いくつか不満点が.

・A4サイズの展示リストが配布されてない

 代わりにカラーの小冊子があるのだけれど,これは言わないともらえなかった.もう会期の後半なので残り部数が少ないのかもしれないが,Webにも全作品リストは出てないし写真もNGなのだから,これはちゃんと十分に整備しておいてもらわないと.

・真珠の耳飾りの少女の行列意味無し

 「真珠の耳飾りの少女」を目の前で見たい人はコチラ・・・ってことで30分待ちの行列に並んだのだけれど,歩きながら観なければならないので観られるのは1秒以下. そして,そんな行列に並ばずとも,実は近寄ってみる事ができた.これは平日だったからかもしれないが.

・音声ガイドは,武井咲は一部しかない

 一部って書いてあるけれど,もっとナレーションしているのかと思った...

 まぁ,総じて良い展示でした.複製画も,3万円くらいだったら買ってしまおうなんて大きな気分でいたのだけれど,6万円〜13万円だったのでさすがに我にかえりました.

ベルリン国立美術館展

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ujpblog 2012/8/28 23:21
 上野駅から歩いて1分,信号があるから3分くらいだとおもうけれどの国立西洋美術館にて開催されているベルリン国立美術館展に行ってきました.


 現在上野では,このベルリン展にフェルメール「真珠の首飾りの少女」,マウリッツハイス美術館展に「真珠の耳飾りの少女」が来ているという事で公演のあちらこちらにポスター等が張り巡らされているのですが,それよりもツタンカーメン展がすごい...平日で街の温度計が35度を示しているというのに1時間待ちの行列...

 それを尻目に待ち時間無しで入りました.とはいっても,土日の午前中程度より少し少ない程度は人が入っているんじゃないかな.展示は絵画だけじゃなくて素描,彫刻等もありました.


 メインの「真珠の首飾りの少女」ですが,これはWebで観られる写真では,左下にある影の部分がほとんど分からないくらいになっているのと,少女の目の優しさが分からないですね.さすがに本物を観ないと.


 今回他で一番良かったのは「果物、花、ワイングラスのある静物」というヤン・ダフィドゾーン・へームの作品です.よく見ると中央にグラスがあって,その透明感も良く描かれているのですが,この絵には所々に虫が描かれていて,生と死をテーマにしているそうです.


 そして「バテシバ」というセバスティアーノ・リッチの作品.バテシバは旧約聖書の登場人物で,この水浴姿をダビデ王に見られ,ダビデ王の陰謀により夫が戦死してしまうというエピソードを描いているのですが,王が観ているが描かれてないという所でしょうか.
 恒例の自分への土産の為にミュージアムショップでこれら3枚のポストカードを買い求めました.

 対象となる年代や範囲が広いのでテーマ的なものはぼやけている気がしましたが,どちらにしても肖像画で描かれている不細工なおっさんも,特権階級だからこそ残っているわけだから,成功者なんだなぁなんてお思いながら観たりしました.

レオナルド・ダ・ヴィンチ美の理想

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ujpblog 2012/6/11 0:01
 渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムでやっていた「レオナルド・ダ・ヴィンチ美の理想」に行って来た.フェルメールを観たときに前売り券を買い求めていたのに,ここ3週間くらいは体調不良が続いて結局最終日になってしまった.

 ダ・ヴィンチの展示を見るのは2回目.前回は日比谷公園で特設会場を作ってやっていた「ダ・ヴィンチ~モナ・リザ 25の秘密」という,絵だけでなくレオナルドが発明したヘリコプター等の創作物を観て触ったりモナ・リザの絵を高画質カメラで撮影した後の分析という科学的な展示だったのだけれど,今回は普通に絵画展.


 そして,モナ・リザが有名な訳だけれど,今回の展示のメインはチラシにもある「ほつれ髪の女」という作品で日本初公開.こういう展示コーナーの出口にはミュージアムショップがあって複製画が売られているのだけれど,「ほつれ髪の女」の複製画は今までに見た事が無いくらい販売契約されてました.赤いシールが貼られるのでよくわかりますが,3万円程のものですが,50枚以上はあったんじゃないだろうか.

 自分の中では「ほつれ髪の女」はそんなに印象に無くて,今回一番惹かれたのは,カミさんとも意見は一致したのだけれど「アイルワースのモナ・リザ」と名付けられた作品.いつもの様にポストカードも買ってしまった.


 今回の展示では様々な作者が作成したモナ・リザの模倣品があったのだけれど,レオナルドが書いたかもしれないけれど証拠が無いとされるこの作品が,一番印象に残りました.ルーブル美術館にある方より,美人なんじゃないかと.調べると,ルーブル版よりもモデルが若いという分析のようです. 何はどうであれ説明不要で惹かれた.

 他にはこれも日本初公開という「岩窟の聖母」という作品. 同じタイトルの作品が,ルーブル美術館と,ロンドンのナショナル・ギャラリーにあるのだけれど,その二つとはちょっと違う感じだけどダ・ヴィンチと弟子の作品じゃないかとされている作品も展示. 結局のところ500年から昔の事なので,そんなに記録が残ってないから解らないねって事ですね.

 結局常に謎だらけなのだけれど,さらに気になったのが「裸のモナ・リザ」というシリーズ.これは,未発見?失われた?レオナルドのオリジナルを模倣したものが沢山あるようなのだけれど,この中の「フローラ」とされているカルロ・アントニオ・プロカッチーニとエルコレ・プロカッチーニの作品.これも魅了的でだが高城亜樹に似ている気がしてならん.

 ジャンプエトリーノとの共作?の,マグダラのマリアもエロティシズムがあるなかで表情がとても良かった.
 
 この記事で書いたものは,一通り見終わった後引き返して再確認した作品達です. ダラダラしてなくてよい量の展示でした.

フェルメールからのラブレター展

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ujpblog 2012/3/11 23:00
 Bunkamuraザ・ミュージアムで開催されているフェルメール展に行って来ました.今回はフェルメール3作品が展示されます.

・手紙を読む青衣の女
・手紙を書く女
・手紙を書く女と召使い

 特にこの中でも「手紙を読む青衣の女」は,修復されてから初めての公開が日本,という希少な作品です.この作品で使われているラビスラズリという高級顔料が使われている事が特徴的なものです.


 今回の作品では,フェルメールの師匠やその師匠,レンブラント等,写実系で「手紙」をモチーフとした作品を集めた展示だったのですが,ぐっとくる作品はありませんでした...

実況中継EDO展

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ujpblog 2011/10/10 23:51
 板橋区立美術館10月10日まで開催されている「実況中継EDO展」に行って来ました.

 色々あったのだけど,伊能忠敬の書いた日本地図の「伊能忠敬「日本沿海輿地図(小図)」が面白かった.ただし縮尺でさらにガラスケース等で70cmくらい距離があったので,入り口で借りられるスコープがあれば良かったんだろうなぁ.地元がどう描かれているのか見てみたかったな.

 この板橋区立美術館,最寄り駅も,都心から離れていて駅から遠くて住宅地の中にぽつんとあるので,交通をチェック.
 タクシーを捕まえるなら都営地下鉄の高島平駅.美術館の前にバス停があるので,入る前に帰りのバス時刻表をチェックしておくと良いでしょう.
 六本木というか乃木坂と言うか,新国立美術館6月からやっているワシントンナショナルギャラリー展に行って来ました.
 ワシントンD.C.にあるNational Gallery of Artが改築かなにかで、常設展示ものが大量に貸し出されていて,そういう事は滅多に無いので,もう二度とこれほどの作品を一度に日本で見る事はできないだろうということでした.
 どうも佳枝ちゃん(誰?)がおすすめだということで,今回は自分より嫁さんの方が乗り気でした.


 新国立美術館は,「没後120年 ゴッホ展-こうして私はゴッホになった」で来て以来なのです.
 マネ,モネ,セザンヌ,コロー,ルノワール,ドガ等,印象派がテーマなのですが,最後はゴッホで締められていました.ゴットといえば,ひまわりと自画像?ですが,今回は,サン=レミ=ド=プロヴァンスのF626という最後から3番目のものでした.

http://ja.wikipedia.org/wiki/自画像_(ゴッホ)

 一番感慨深かった作品は,やっぱりゴッホのこの薔薇.


 油絵なんだけど,立体感を持ったタッチが強い生命力があるのだけれど,ほぼこれが最後の作品に近い方なのかなと,思うと.

 今回は,予習として,この番組を観ました.

ぶらぶら美術・博物館 #36 国立新美術館 ワシントン・ナショナル・ギャラリー ~これを見ずに印象派は語れない!~ 2011年7月5日放送
 渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで開催されている絵画展に行ってきた.今日は最終日と言う事で大黒屋にチケットあるかな?と思って寄ったら売り切れてた...そんなもんか.
 しかし一応,午前中着だったので5分程度並ぶだけで会場でチケットを買えました.今回の音声ガイドは佐々木蔵之介.

 今回の絵画展は,生涯に残した作品が33〜36と,少ない事で有名だそうで,その中の1つである「地理学者」が初上京(2000年に大阪)というのが目玉. 逆に言うと,この絵画展にはフェルメール作品はその1つだけです.


 今回の展示では,写実的作品ばかりが展示されていて,肖像画,風景画,静物画が展示されておりとても興味深い展示でした.

 展示は良かったんだけど渋谷という場所柄か,しつけの出来てない子供連れの家族が居て,騒いだり泣いたりしているのがうるさかったのが残念.

生誕100年 岡本太郎展

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ujpblog 2011/4/24 23:51
 東京国立近代美術館で開催されている展示を鑑賞.ちゃんと事前に日曜美術館で予習をして行きました.

岡本太郎 “眼”はみだしたっていいじゃないか
http://www.nhk.or.jp/nichibi/weekly/2011/0410/index.html

 岡本太郎といえば対極主義.その解りやすい作品として「重工業」が紹介されてましたが,展示替えで今回は観られませんでした. ノン!と題された作品は,入り口の正面に展示されNon!と入場を拒否していたり,
 モット解りやすい対極といえば「坐ることを拒否する椅子」シリーズ.これは最後の展示の中にあるのですが,実際に坐ってみる事ができます.多分,突起部分が丁度かゆい所に届くので,間寛平には座り心地が良いのではないか,そんな事を思いました.

 今回,一番気に入ったのは「森の掟」という作品です.


 色合いとチャックに秘められたメッセージ性も好きですが,意図的に批評家に理解させない「ナンダコレワ」を具体化したものとして岡本太郎の勝利宣言のように,思いました.

生誕100年 岡本太郎展
http://taroten100.com/index.html

ドガ展

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ujpblog 2010/12/18 23:57
 今月末までやっているドガ展に行ってきました.

 「ドガ」を知ったのは刑事コロンボの名作と言われた「二枚のドガの絵」で働くおっさん劇場の野見さんみたいな犯人が欲しがっていた絵です. 残念ながらこのドラマではドガの絵は映されません.

 今回の展示では,「エトワール」というドガの傑作が日本初公開という事なのですが,意外とサイズは小さい絵でした.ショップに置いてある複製の方が近くで詳しく鑑賞できた様な. エトワールは,その表情が魅力的.



 日曜美術館「ドガ 光と影のエトワール」を観たのですが,この時代のバレリーナはブルジョアジーの売買対象.この絵でも背後に顔の無い男性が品定めしている様が描かれているんですね.また,上から見下ろすアングルは,特権階級しか持ち得ないオペラ座の個室からの眺めへの皮肉なのだそうです.
 エトワールはパステルを使って描かれているのですが,下からのライトアップ具合がとても良かったのですが,テレビや写真でみると質感が異なります.こういう事もあるので本物を観ないと行けないという事なのでしょう.

 今回の展示では,作品を完成させる為に描いた習作(練習)や元となる写真,あるいは同じ構図だけど何度も描いてみたものが比較できるように展示されていました.

 今回も音声ガイドを借りて解説を聞きながら楽しんだのですが,「アマチュア騎手のレース-出走前」というタイトルの絵,写真にある煙突と煙は20年後に書き足したというのが感慨深かったです.煙突自体はスピーディに描いているので単体では価値がないのですが,これを書き足す事で時代背景を現代に引き寄せたというところでしょうか.

 エドガー・ドガは44歳で美術館のコレクションに入り世間に認められたという事なので,わしもまだまだこれからかな?なんてね.

没後120年 ゴッホ展-こうして私はゴッホになった

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ujpblog 2010/12/11 23:59
 国立新美術館で開催されているゴッホ展に行ってきました. 有名な画家のゴッホですが絵に興味ないので良く知りません.バブルの頃,「ひまわり」が安田生命に50億で落札された報道は覚えていましたが.

 プロフィールを調べたのですが,絵描きになった10年,精神的に病んで37歳の時に自殺.その時までに売れた絵はたった1枚.弟が生活を支えていたという事.

 今回のこの展示は,タイトルにある通りゴッホが絵か気になって色々な人たちの書き方等の影響を受け,自分の作風を作ったりそれが変わって行ったり,さらに人生になぞらえて紹介して行くもので,ゴッホが参考にした画家の作品も展示されています.


 印象深かった絵の1つは,解説を聞いて興味を持った「じゃがいもを食べる人々」.芋掘りという労働をしてその対価として権利を得ている姿を表している,「働かざるもの食うべからず」の逆です.もう1つは「サン=レミ療養老院の庭」で,これは自らの耳を切り落としたりして精神の病の闘病中に描いたとされるものですが,単純に綺麗だと感じました.

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