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レオナルド・ダ・ヴィンチ美の理想

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ujpblog 2012/6/11 0:01
 渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムでやっていた「レオナルド・ダ・ヴィンチ美の理想」に行って来た.フェルメールを観たときに前売り券を買い求めていたのに,ここ3週間くらいは体調不良が続いて結局最終日になってしまった.

 ダ・ヴィンチの展示を見るのは2回目.前回は日比谷公園で特設会場を作ってやっていた「ダ・ヴィンチ~モナ・リザ 25の秘密」という,絵だけでなくレオナルドが発明したヘリコプター等の創作物を観て触ったりモナ・リザの絵を高画質カメラで撮影した後の分析という科学的な展示だったのだけれど,今回は普通に絵画展.


 そして,モナ・リザが有名な訳だけれど,今回の展示のメインはチラシにもある「ほつれ髪の女」という作品で日本初公開.こういう展示コーナーの出口にはミュージアムショップがあって複製画が売られているのだけれど,「ほつれ髪の女」の複製画は今までに見た事が無いくらい販売契約されてました.赤いシールが貼られるのでよくわかりますが,3万円程のものですが,50枚以上はあったんじゃないだろうか.

 自分の中では「ほつれ髪の女」はそんなに印象に無くて,今回一番惹かれたのは,カミさんとも意見は一致したのだけれど「アイルワースのモナ・リザ」と名付けられた作品.いつもの様にポストカードも買ってしまった.


 今回の展示では様々な作者が作成したモナ・リザの模倣品があったのだけれど,レオナルドが書いたかもしれないけれど証拠が無いとされるこの作品が,一番印象に残りました.ルーブル美術館にある方より,美人なんじゃないかと.調べると,ルーブル版よりもモデルが若いという分析のようです. 何はどうであれ説明不要で惹かれた.

 他にはこれも日本初公開という「岩窟の聖母」という作品. 同じタイトルの作品が,ルーブル美術館と,ロンドンのナショナル・ギャラリーにあるのだけれど,その二つとはちょっと違う感じだけどダ・ヴィンチと弟子の作品じゃないかとされている作品も展示. 結局のところ500年から昔の事なので,そんなに記録が残ってないから解らないねって事ですね.

 結局常に謎だらけなのだけれど,さらに気になったのが「裸のモナ・リザ」というシリーズ.これは,未発見?失われた?レオナルドのオリジナルを模倣したものが沢山あるようなのだけれど,この中の「フローラ」とされているカルロ・アントニオ・プロカッチーニとエルコレ・プロカッチーニの作品.これも魅了的でだが高城亜樹に似ている気がしてならん.

 ジャンプエトリーノとの共作?の,マグダラのマリアもエロティシズムがあるなかで表情がとても良かった.
 
 この記事で書いたものは,一通り見終わった後引き返して再確認した作品達です. ダラダラしてなくてよい量の展示でした.

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