UJP - メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年

Life is fun and easy!

不正IP報告数

Okan Sensor
 
メイン
ログイン
ブログ カテゴリ一覧

ブログ - メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年

メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年

カテゴリ : 
趣味 » 美術館
ブロガー : 
ujpblog 2022/4/7 13:41
 ニューヨークのセントラルパーク内にあるメトロポリタン美術館から,65点が展示.うち46点が日本初公開ということで行ってきました.
 場所は六本木・乃木坂にある国立新美術館.

 「信仰とルネサンス」と題されたコーナーでは,15世紀のイタリア,ルネサンスを代表する画家の特集.


パリスの審判 ルーカス・クラナッハ

 クラナッハはこの「パリスの審判」を題材にした同じような構図の絵を何点も書いてますね.人気だったのでしょうか.
 パリスの審判はギリシャ神話で,トロイア戦争の発端とされた事件.トロイア王子のパリスがユノー(結婚の女神),ミネルバ(知恵の女神, 戦争の女神, 芸術の女神),ビーナス(愛と美の女神)の中で誰が最も美しいかを判定してビーナスを選んだその瞬間を描いているそうです.女性三人の中の中央がビーナス.ビーナスを左上のキューピットが狙っているという.三人を裸にしているのは今ならコンプラ違反だろうな.


女占い師 ジョルジュ・ド・ラ・トゥール

 今回の展示会のポスターにもなっている作品.
 男性が占い師のばーさんに代金を支払って占いを聞いているが,周りにいる女性は男性から色々と奪おうとしている感じ. 占いという助言は当時から現代にかけてもニーズがあるものなのだな.


踊り子たち、ピンクと緑 エドガー・ドガ

 ドガは久しぶり.ドガ展に行ったのは2010年でした.NHKで応募してチケットが当たったんだったと思う.コロンボで「二枚のドガの絵」というのがあるけれど,作品は出てこないんだよね.
 ドガ展の「エトワール」は想像より小さい作品だったけれど,今回の「踊り子たち、ピンクと緑」は普通の大きさって感じでした.

 そして今回の1番の目標.


信仰の寓意 ヨハネス・フェルメール

 今まで見たフェルメール索引とはちょっと違いますね.宗教画.カトリックを表現しているそうで,オランダではプロテスタントが公認だったので隠れカトリックの礼拝を描いているそう.フェルメールは結婚後にカトリックに改宗した可能性が高いみたい.

1 地理学者
2 青衣の女
3 手紙を書く女(2)
4 手紙を書く婦人と召使(2)
5 真珠の首飾りの女(2)
6 真珠の耳飾りの少女
7 ディアナとニンフたち
8 天文学者
9 水差しを持つ女
10 リュートを調弦する女
11 赤い帽子の女
12 ワイングラス
13 マルタとマリアの家のキリスト
14 牛乳を注ぐ女
15 窓辺で手紙を読む女
16 信仰の寓意🆕

 今日時点ではフェルメール作品として疑問が残るものも含めるとフェルメール作品は37点あるそうだけれど,やっと43%制覇という感じかな.

 今回の音声ガイドは佐々木蔵之介でした.テーマソングなどはありません.

トラックバック


広告スペース
Google