UPSのセルフテスト自動化
0.改定履歴
- 1998.04.06 初版
- 1998.08.17 Initiate Run Time Calibrationへのリンク追加
1.はじめに
このドキュメントは,WindowsNT3.51にて,PowerChutePlusを用いて,UPSのセルフテストを自動的に行わせるための設定である.
2.設定
- PowerChute Plusを起動する.
- [Diagnostics]メニューの[Schedule UPS Tests...]を選択する.
- 適当に設定して,[OK]を設定すれば良い.
3.項目についての説明
このスケジュールでは,2つの項目がある. 次に,それぞれの説明を行う.
- Self Test Period
- 普通のテスト. メニューからSelf Testを選択したときと同じ. メニューからわかるとおり,これは1週間に1回程度行うことが推奨されている.
- UPS Run Time Calibration
- 校正プロセス. UPS Loadに対するBattery Run Timeを時間の経過とともに測定する. つまり,ちょっとだけUPSを放電させてみて,バッテリの持ち時間を計測してみるテストを行う. メニューでわかるとおり,1カ月に1回ほどテストを行うように推奨されている.
Calibrationは,実際にバッテリを消費してテストを行うので,ある意味,「バッテリの寿命を短くする」のではなかろうかとおもわれるが,これも消耗品であると位置付けるならば,このテストを組み込んでおくことも必要かと思われる.