PowerChute Plus 4.2
Operation Parameters
0.改定履歴
- 1998.08.10 初版
- 1998.08.17 上記更新日付が間違っていたので直した.
- 1998.08.18 タイトルも間違っていたので直した.
1.はじめに
このUPSの制御ソフト,PowerChuteで,商用電源設定入力などについての設定の説明を行なう.
2.設定画面
PowerChuteの“Configuration”メニューから,“UPS Operationg Parameters...”を選択する.
3.項目説明
項目 | 説明 |
---|---|
Firmware Revision | UPS機器の内部に持っているソフトウェア(ファームウェア)のバージョン. |
High Transfer Point | 電源電圧がどこまで高くなったらUPSがバッテリ稼動にするかを設定する. 商用電源の過供給に対応する. |
Low Transfer Point | 電源電圧の下限. 商用電源がこの値より低くなれば,SmartBoostが起動し,さらにこの設定値より12VAC以上低くなった場合には,バッテリに切り替わる. |
Sensitivity | UPSがどれだけ電源障害に敏感かを設定する. 接続している装置が電源障害の影響を受けやすい物であればHighにする. 大抵はHighに設定しておけばよい. |
Normal UPS Output | UPSがバッテリで稼動するときに,接続機器に供給する出力電圧. |
UPS ID | UPSの名前. |
Last Batt Replace Date | バッテリを変更した日付. 変更したら,この日付を手動で変更する. |
UPS Serial Number | シリアル.変更不可. |
UPS Manufacture Date | 製造日.変更不可. |
4.設定について
設定は,使用する環境によって異なる.
データフィールドのサンプル |
たとえば,次のデータフィールドの様に,通常の電源が供給されている場合,Low
Transfer Pointを100VACにしていると,UPSが,Low Transferの制限を受けて動作(反応)することになる. SmartBoost機能とは,商用電源の低下をバッテリを使わずに補正する機能である. メーカでは,UPSのバッテリ動作の保証は2年となっているそうである. その期間を過ぎた後にトラブルがあった場合には保証外となる. |