Tuxedoのポート番号と全体図
0.改定履歴
- 1997.03.05 初 版
1.ポート番号
Tuxedoでは,3種類のポート番号が必要である.
以下に,それを述べる.
2.UbbconfigのNETWORKセクションでの記述(NADDR)
NADDRは,BRIGDE同士が通信する場合に必要である.

APサーバ,DBサーバにTuxedoが稼動しており,それらが通信するためにはBRIDGEというプロセスが必要となる.
このBRIDGE同士が通信するポートを記述する.
3.UbbconfigのNETWORKセクションでの記述(NSLADDR)
NLSADDRは,tlistenが通信する場合に必要である.

tmbootは,マスタサーバで行なう. 今回のシステムの場合は,とりあえずAPサーバで行なう.
このtmbootは,tlistenプロセスを介して,他のサーバで稼動しているTuxedoを起動させる.tlistenについてはドキュメント「Tuxedoのtlistenの設定」を参照.
それぞれのサーバで稼動するtlistenは同じポート番号でなければならず,そのポート番号をUbbconfigのNLSADDRに記述する.
4.UbbconfigのSERVERセクションでの記述(WSL)
WSLは,WorkStation Listnerの略で,Tuxedoの1つのサービスである.
このサービスは,クライアントから接続されるTuxedoサーバ上で稼動する.

このサービスもポート番号を持っており,クライアント側のTuxedoの環境変数と,WSLサービスが稼動するためのUbbconfigに記述する.
クライアントの設定についてはドキュメント「Tuxedoを使うためのセッティング(PC)」を参照.
5.おまけ(全体図)
