SybaseをSQL92準拠にするには
0.改訂履歴
- 2002.08.29 新規作成
1.はじめに
このドキュメントでは,Sybaseを,SQL92準拠で稼働させるためののsetオプションの説明を行う.
2.SQL92準拠する為のオプションと説明
| setオプション | 設定値 | 説明 |
|---|---|---|
| ansi_permissions | on | updateとdeleteでwhere句が必要? |
| ansinull | on | 集合関数がNULL値を使う時に警告を出す. |
| arithabort | off | 算術エラー時の動作. |
| arithabort numeric_truncation | on | 暗黙的データ変換がされ,データロスが発生した場合の動作で,ONだとエラーを発生した文はエラーにするが,トランザクションは有効にする. |
| arithignore | off | |
| chained | on | 明示的なコミット. |
| close on endtran | on | |
| fipsflagger | on | Transact-SQL拡張機能を使用している場合警告をだす. |
| quoted_identifier | on | 二重引用符(")で囲まれている文字列は全て識別子となり,文字列やバイナリ文字は一重引用符(')で囲む. |
| string_rtruncation | on | 文字列の右が切れたらエラー. |
| transaction isolation level | 3 | 分離レベルをシリアライズとする. |
参考
- リファレンスマニュアル第2巻コマンド

