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Oracle9i 9.0.1 for Linux Install 〜Step 5 インストールタイプやプロダクトの選択〜

Oracle9i 9.0.1 for Linux Install

〜Step 5 インストールタイプやプロダクトの選択〜


0.更新履歴

  • 2002.02.18 新規作成

1.はじめに

 このドキュメントでは,RedHat 7.1に,Oracle9i 9.0.1をインストールする手順を示す.

2.CD-ROMのマウント

  • Oracle9iでは,CD-ROMが3枚になっている.
  • それらをマウント&アンマウントを繰り返しながらインストールすることとなる.
  • Oracle9i Release1 9.0.1 for Linux Intel CD 1 of 3をセットする.
  • CD-ROMをマウントする.

root@poweredge root]# mount /dev/cdrom /mnt/cdrom
mount: ブロックデバイス /dev/cdrom は書き込み禁止です、読込み専用でマウントします
[root@poweredge cdrom]#

  • CD-ROMの中身を確認する.

[root@poweredge root]# cd /mnt/cdrom
[root@poweredge cdrom]# ls
doc  index.htm  install  oidupgrade  response  runInstaller  stage
[root@poweredge cdrom]#

  • インストールは,このrunInstallerを実行する事となる.

3.インストーラの実行

  • rootのホームディレクトリに戻る.
  • oracle9iユーザで接続する.
    • rootユーザではインストールできない
  • ユーザディレクトリに移動する.

[root@poweredge cdrom]# cd
[root@poweredge root]# su - oracle9i
[oracle9i@poweredge oracle9i]$ pwd
/opt/oracle9i
[oracle9i@poweredge oracle9i]$

  • runInstallerを実行する.
    • ここで,/mnt/cdromディレクトリでインストーラを実行すると,CD-ROMを入れ替えるときに取り出せなくなるので注意する.
      • 1回取り出せなくて困った・・・
      • マニュアルには,注意書きでかかれているが,具体的に書いてない.とても不親切!

[oracle9i@poweredge oracle9i]$ /mnt/cdrom/runInstaller &
[1] 1524
[oracle9i@poweredge oracle9i]$

4.インベントリ(持ち物)の確認

  • 次のような画面が表示される.

  • [次へ]ボタンを押下する.

  • そのマシンに,初めてインストールを行う場合だけ,このダイアログが表示される.
    • このダイアログを次回も出すようにするには,/etc/oraInst.locファイルを消せばよい.
      • アンインストール時に必要...
  • [OK]ボタンを押下する.

5.UNIXグループの設定

  • 次のような画面が表示される.

  • [UNIXグループ名]に,"dba"と入力する.
  • [次へ]ボタンを押下する.

  • この画面を表示させたまま,シェルを起動して,rootユーザになり,orainstRoot.shを実行する.

oracle9i@poweredge root]$ cd /tmp
[oracle9i@poweredge tmp]$ ls
OraInstall  OraInstall0  jd_sockV4  orainstRoot.sh  orbit-root
[oracle9i@poweredge tmp]$ su
Password:■■■■■■
[root@poweredge tmp]# ls
OraInstall  OraInstall0  jd_sockV4  orainstRoot.sh  orbit-root
[root@poweredge tmp]# ./orainstRoot.sh
Oracleインベントリ・ポインタ・ファイルを作成しています。(/etc/oraInst.loc)
グループ名変更中: /opt/oracle9i/oraInventory から dba.
[root@poweredge tmp]#

  • ここでインストールしたファイルは,dbaグループの管理下に置かれるように設定される.
  • シェルの実行が終了したら,[続行]ボタンを押下する.

6.インストール元ファイルと,ORACLE_HOMEの指定

  • [次]ボタンを押下する.
    • ORACLE_HOMEの場所を変更する場合は,“インストール先”のパスを変更する.
  • ちょっと待つ.

7.インストールタイプの設定

  • 次の画面で,インストールする製品(クライアントモジュールかサーバか管理サーバか)を選択する.

  • 今回は,データベースをインストールする.
  • [Oracle9i Database 9.0.1.0.0]をチェックする.
  • [次へ]ボタンを押下する.

  • 購入したOracleにあわせて選択する.
    • ここでは,Enterprise版で入れてみる.
  • [Enterprise Edition]を選択する.
  • [次へボタン]を押下する.
  • ちょっとまつ.

8.データベース設定の選択

  • データベースの設定を選択する.
  • [General Purpose]を選択する.
    • ここで設定したものは,業務特性,「トランザクション業務」とか「データウェアハウス」等のデフォルトの設定の初期データベースの作成を行ってくれたり,ソフトウェアだけをインストールする手順を選択できる.
    • デフォルトのインスタンスが不要で,自分でカスタムでインスタンスを設定する際には,[Software Only]を選択する.
  • [次へボタン]を押下する.

9.グローバルデータベース名とSIDの設定

  • [Global Database Name]に"ora9"と入力する.(SIDも自動的に入力される)
    • 本来なら,GlobalDatabaseNameには,ora9i.oracle.sybase.db2.comみたいなインターネットドメイン名を入れる方が良いらしい.
  • [次へボタン]を押下する.

10.キャラクタセットの設定

  • [Choose one of the common character sets]を選択する.
  • リストから,[Japanese JA16SJIS]を選択する.
    • デフォルトでは,Japanese JA16EUCが設定されているはず.
    • これは,インストールを行っているoracle9iユーザのLANG変数にEUCコードが指定されているからだと思われる.
    • むかし,Oracle7.2の頃?までは,Oracleは内部的にSJISに無理やり対応しているので,EUCコード体系にするよりパフォーマンスが悪いという話を聞いたことがあったが? 関係ない?
  • [次へボタン]を押下する.

11.JDKホームディレクトリの指定

  • JDKがインストールされているディレクトリを指定する.
    • ここでは,/opt/jdk1.2.2を指定する.
    • よって,事前にJDKをインストールしておく必要がある.
      • Oracleインストーラも,JREをいれるようなのだが?
        • よって,1回途中まででインストールを失敗すると,このダイアログがでなかったりして...
    • なお,この段階でもインストールできるので,ドキュメント「RedHat LinuxにJDKを入れる」を見ながら設定しても良い.
    • JDKをインストールしていないと,この後のインストールプロセスの途中で失敗する.
  • [次へボタン]を押下する.

12.選択したプロダクトの確認

  • リストにあるものを確認する.
  • 良ければ,[インストール]ボタンを押下する.

  • かな〜りまつ.


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