Oracle Server 7.3.2.1.0
for Solaris 2.5.1
for Solaris 2.5.1
インストール
〜その2〜
0.改定履歴
- 1997.07.08 初版
- 1997.07.11 説明の追加
- 1997.07.14 説明の追加

- NLSとは,National Language Support(各国語サポート)の事である. インストール対象の言語を選択するが,ここではでは,"All Languages"(デフォルト)を選択し,[(OK)]を選択する.

- 実行モジュールをリンクするかを尋ねている.
- ここでは,インストールするモジュールによって,再リンクが必要かそうでないかによる.Noを選択すると,Installerが必要と認識した物だけが再リンクされる. マニュアルをみて再リンクが必要な物をインストールするならばYesを選択する必要が有る.
- また,OSなどが最新版だったりしたら,リンクし直した方が,そのマシンに最適化されるという話もある.
- 絶対的に再リンクする為に,デフォルトの[(Yes)]を選択する.

- このインストール作業が終了した後に,root.shを実行するように書いてある.root.shの実行に関しては,後でドキュメント「Oracle 7.3.x for Solaris 〜インストール後の処理〜」を参照する.
- [(OK)](デフォルト)を選択する.

- オンラインヘルプを導入するか否かを設定する. "All Products Being Installed"(デフォルト)を選択し,[(OK)]を選択する.

- このコンピュータの種類と,OSに固有なマニュアルをインストールするかを尋ねている. インストールしてもわずかな容量だそうである.
- [(Yes)](デフォルト)を選択する.

- マニュアルライブラリをCD-ROMからインストールするかを確認している.
- プロダクトのドキュメントを導入するパラメータを指定する.すべてのドキュメントをインストールする際には"All Products Being Installed"を選択する. これはどちらでも良い.(多分英語のドキュメントなので"No Products"でも良いのでは?)
- [(OK)](デフォルト)を選択する.

- ドキュメントがインストールされるディレクトリを指定する. 必要があれば変更すればよいが,普通不要(デフォルトで良い)である.
- [(OK)](デフォルト)を選択する.

- 必要なプロダクト全てを"Products available on /cdrom/oracle#1"にあるリストから選択する.
- 選択するには,対象となるプロダクトにカーソルで移動して,スペースキーを押す. 非選択にする場合には,再度スペースキーを押せばよい.
- 選択し終わったら,TABキーで"Install"を選択する.
- この一覧では,以下のようなプロダクトを選択することが出来る.
プロダクト名 | 必須 | 説明 |
---|---|---|
Advanced Replication Option 7.3.2.1.0 | レプリカを行なうオプションが必要な場合にインストールする. | |
DECNet Protocol Adapter(V2) 2.3.2.1.0 | DECNetを利用するならば導入する.(いまさら使わない) | |
LU62 Protocol Adpter(V2) Beta 2.3.2.1 | なんだかわからない | |
Multi-Protocol Intercahge 2.3.2.1.0 | ||
Oracle Diamond Agent(Beta) 1.1.0.0.0 | ||
Oracle Intelligent Agent 7.3.2.0.0 | ||
Oracle Names 2.0.1.1.0 | ||
Oracle Server Manager(Motif) 2.3.2.0.0 |
|
サーバマネージャのGUI版. |
Oracle Unix Installer and Documentetion Viewer 4.0.0.0.0 | Oracleインストーラ. | |
ORACLE7 Distributred Database 7.3.2.1.0 |
|
|
ORACLE7 Enterprise Backup Utility 2.0.12.3.0 | ||
ORACLE7 Parallel Query option 7.3.2.1.0 | 並列検索用エンジン. | |
ORACLE7 Server (RDBMS) 7.3.2.1.0 |
|
データベースシステム. |
ORALCE7 XA Library 1.1.1.0.0 | XAを用いるアプリケーションを利用する場合には必要なようである.(たとえばTuxedo) | |
PL/SQL V2 2.3.2.0.0 |
|
|
Pro*Ada 1.8.2.0.0 | Ada言語用のプリコンパイラ. | |
Pro*C 2.2.2.0.0 | C言語用のプリコンパイラ. | |
Pro*COBOL 1.8.2.0.0 | COBOL言語用のプリコンパイラ. | |
Pro*FORTRAN 1.8.2.0.0 | FORTRAN言語用のプリコンパイラ. | |
Spatial Data Option 7.3.2.0.0 |
|
現在のOracleではサポートしていない.マニュアルによるとインストールすると不具合が出ることが有る. |
SPX/IPX Protocol Adapter(v2) 2.3.2.1.0 | SPX/IPXプロトコル,つまりNetWareのプロトコルを使用するならばこれを選択する. | |
SQL*Module 1.1.4.0.0 | ||
SQL*Net (V2) 2.3.2.1.0 |
|
接続にSQL*Netを用いるならばこれが必要である. |
SQL*Plus 3.3.2.0.0 |
|
インタプリタ型SQLターミナル. |
SQLNET NIS Naming Adapter (V2) 1.0.1.0.0 | ||
TCP/IP Protocol Adapter (V2) 2.3.2.1.0 |
|
通信プロトコルにTCP/IPを用いる場合に必要である. |
V6 to V7 Migration Utility 1.1.1.0.0 | Oracle 6からの移行の時にでも使うらしい. |
- [Install]を選択すると,現状の解析が始まる.

- しばらく,前述のような画面が表示されたりする.

- Oracle Web Server用のWWWサーバの設定を行なう. WWWサーバは,インストールオプションに関係なくインストールされる.
- ここでは,DNSに登録されているホスト名(ドメイン名を含む)を入力する. たとえば,www.abc.co.jpなどである.