Oracle Server 7.2.3.0.0
for Solaris 2.5.1
for Solaris 2.5.1
インストール
〜その7 SQL*Plus,Server Manager,ライブラリ〜
0.改定履歴
- 1997.8.27 初版
10.SQL*Plus関連
ここからは,SQL*Plusを導入する事を選択した場合に表示される内容であると思う.
- SQL*Plusのヘルプファイルをインストールするか否かを聞いていると思う.
- インストールしても英文だとおもうので,空きディスク容量がなければNoを選択しても良いと思う.
- ここでYesを選択すると,Oracleを使ったことがある人ならば知っているハズ?のscott/tigerユーザおよびemp,deptなどのデモテーブルが作成される.
- 初期段階での接続テストなどを行なうために,導入しておいた方が良いと思われる.(つまりYesを選択) 不要になったらDropあるいはDeleteすれば良いだけである.
11.Server Manager
Server Managerとは,従来のSQL*DBAでコマンドラインで行なっていた機能をGUIで行なうツールである.
Oracle 7.3.x以降は,SQL*DBAは無くなり,Server Managerで管理することになる.(コマンドライン版のServer Managerも存在する. 使い勝手はSQL*DBAと変わらない)
- 意味不明だが,Bitmapで画面が構成されている場合と,キャラクタベースのServer Managerを選ぶ事が出来る.
- ここでキャラクターモードといっているのは,文字を使って構成されている画面(つまり,Oracle Installerみたなもの)を指しているのか,SQL*DBAのラインモードのような者を際しているのかは不明.
- Server Manager用のドキュメント(ヘルプファイル?)のインストールを行なうか否かを選択する.
- インストールすると,約800KByteのディスク領域を使うようである.
- どうせ英語だからいらない気もする.
12.ライブラリ
ここでは,共有ライブラリを使う場合に,そのライブラリを再生成するか否かを選択する.
- Pro*C,OCIやXAを使ったOracleのクライアントプログラムを使っている場合,共有ライブラリの再生成(今回導入したバージョンにあわせるという意味だとおもう)を行なうか否かを聞いている.
- 再生成を行なう場合は,共有ライブラリを使っているアプリケーションを全て終了して,Yesを選択する.
- 新規導入の時は,共有ライブラリを使っているアプリケーションは稼動していないはずなので,終了させる必要はない.
- もし,いまは再生成しなくても,あとで行ないたい場合には,表示されているようなmakeアンドをinで示されているディレクトリに移動した後行なえば再生成が手動で行なえる.
- Pro*Cとは,C言語のソースからOracleをアクセスするためのコードをプリコンパイルするプログラム
- OCIは,直接Oracleをアクセスするためのライブラリ.
- これを使えばSQL*Netを使ったアクセスよりも高速に処理が出来る場合もあるそうだ.
- XAとは,忘れたけどどこかのUNIXの規格で統一されたインタフェイスで,Tuxedoとかはこれに対応している.
- 「共有ライブラリのインストールが終わったよ」というメッセージである.
- OKを選択する.
13.インストールの終了
タイトルの通り,インストールの終了である.
- 「あなたが選択したプロダクトのインストールは終了した.別のプロダクトのインストールを行なうために,rootユーザになってroot.shスクリプトを実行しなさい」と表示している.
- OKを選択する.
- プロダクトの選択画面に戻る.
- ここで終了するには,[ESC]キーと[1]キーを同時に押す.
- すると,画面上部にあるメニューの"File"部分が選択される.
- その状態でリターンキーを押すと,メニューが開く.
- カーソルキーでメニューを移動し,Exitを選択するとインストーラが終了する.
- コマンドプロンプトに戻った後に,rootユーザになる.
- $ORACLE_HOME/orainstディレクトリに移動し,root.shを実行する. root.shの実行についての詳細は,ドキュメント「Oracle 7.3.x for Solaris 〜インストール後の処理〜」を参照のこと.