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Oracle Server 7.2.3.0.0 for Solaris 2.5.1  インストール〜その1 環境の作成とインストーラの開始〜


Oracle Server 7.2.3.0.0
for Solaris 2.5.1

 インストール

〜その1 環境の作成インストーラの開始〜


0.改定履歴

  • 1997.08.26 初版

1.はじめに

 このドキュメントは,Solaris2.5.1でOracle 7.2.3.0.0 for Solarisを導入するために,Oracle Installerを稼働させた時の手順である.
 普通は,この手順を行なう前に事前処理を行なっておく必要が有る. 自薦処理については,ドキュメント「Oracle 7.3.x for Solaris 〜インストール前作業編〜」が対応している.

2.インストール前確認

1.1.準備物

 インストールするには,次のものを揃えておく.

  • CD-ROM
    • Oracle DBMS Version 7.2.3.0.0 Sun SPARC Solaris(A36673-2)
  • 資料
    • Oracle7 for Solaris2.3/2.4/2.5 システム・リリース・ノート(リリース7.2.3.0.0)

 何度もインストール経験のある者でも,この“システムリリースノート”は毎回理解しておく必要があると思われる.

1.2.ユーザ

 これ以降のインストール作業を行うには,Oracle管理者ユーザになる必要がある.
 このユーザはdbaグループに所属しているユーザである.

 たとえば,rootユーザにてOracle Installerを実行すると,次のように表示され,処理が中断される.

duo# ./orainst

You have logged in as root .
Exiting orainst procedure.

duo#

1.3.環境変数の確認

 前処理で設定した環境変数を確認する.

duo% env
HOME=/oracle
PATH=/usr/bin:
LOGNAME=oracle
HZ=100
TZ=Japan
TERM=dtterm
SHELL=/bin/csh
PWD=/cdrom/oracle#1/orainst
USER=oracle
ORACLE_HOME=/oracle/app/oracle/product/7.2.3
ORACLE_SID=
SID
ORA_NLS=/oracle/app/oracle/product/7.2.2/ocommon/nls/admin/data
ORA_NLS32=/oracle/app/oracle/product/7.2.3/ocommon/nls/admin/data
ORACLE_BASE=/oracle/app/oracle
ORACLE_TERM=xsun5

duo%

1.4.環境変数の解除

 Oracle Installerに不具合がでる可能性があるので,次の環境変数を解除する.

  • LANG
  • NLS_LANG

duo% unsetenv LANG
duo% unsetenv NLS_LANG

1.5.Oracle Installerの操作について

 今回のOracle Installerは,CUIなので,次のようなキー操作を必要とする.

  • 項目の移動
    • TABキー
  • 項目の選択
    • SPACEキー
  • 操作の選択
    • キーワードの先頭文字.

2.インストールの開始

  • Oracle Server 7.3.2.1.0のCD-ROMを挿入する.
  • ディレクトリを移動する.

duo% cd /cdrom/oracle#1/orainst

※マウント状態によっては,/cdrom/oracle/orainstになることもある.

  • Oracle Installerを起動する.

duo% ./orainst



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