SNMP受信テスト
0.更新履歴
- 2000.12.20 新規作成
- 2001.09.10 リンク先修正
1.はじめに
このドキュメントでは,Windows2000を使ってSNMP Agentでトラップを発生させ,SNMPサーバでアラートを拾うというテストを行う手順である。
これを応用すれば,SNMPサーバ(HP OpenViewとかIBM NetView)を稼動させた時にに,無理やりSNMPトラップを発生して受け取れるかのテスト,またSNMPが発生しているか確認するテストを行う事ができる.
2.SNMPを受信するソフト
2.1.入手先
簡易SNMPサーバとしては,株式会社シリウスが無償配布している「Sirius NetKids Trap View」を用いる. 入手先については次のとおりである.
- 株式会社シリウス
- Sirius NetKids Web Site
今回用いるものは,Trap View v0.8となる.
※2001.09.10 NetKids製品はアイ・エス・ティ(http://www.istinc.co.jp/)に営業権移管された事を確認.
2.2.インストール
- ダウンロードした"nktrp080.exe"を実行する.
- すると,自動的にセットアップが起動する.
- [次へ]ボタンを押下する.
- [はい]ボタンを押下する.
- [次へ]ボタンを押下する.
- [次へ]ボタンを押下する.
- [終了]ボタンを押下する.
2.3.設定
- [スタートメニュー]→[NetKids]→[NetKids Trap View]を実行する.
- このような画面が表示されている.
- [ファイル]→[オプション設定]を選択する.
- [一般]タブを開き,[IPアドレス・・・]と[画面出力を・・・]にチェックし,[OK]ボタンを押下する.
3.送信ツールとSNMPトラップ送受信テスト
- 株式会社シリウスのアンサポートツールのページから,「SNMP Trapの送信ツール」をダウンロードする.
- 今回使ったのは,Trapsend.lzhというアーカイブで,これを展開する.
C:\trapsend>dir ドライブ C のボリューム ラベルは System です ボリューム シリアル番号は 28E5-6938 です C:\trapsend のディレクトリ 2000/12/20 14:14 <DIR> . 2000/12/20 14:14 <DIR> .. 1999/01/07 14:05 114,688 nktrapsd.exe 1999/01/06 15:55 6,055 nktrapsd.txt 2 個のファイル 120,743 バイト 2 個のディレクトリ 7,184,138,240 バイトの空き領域 C:\trapsend> |
- 前出の"NetKids TrapView"を起動しておく。
- 次のようにコマンドプロンプトから実行する.
C:\trapsend>nktrapsd.exe -i127.0.0.1 -tc C:\trapsend> |
- NetKidsの画面で,Trapの受信を確認する.