Microsoft Web Application Stress Tool Install
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- 2003.08.06 新規作成
1.はじめに
このドキュメントでは,Microsoftが無料で提供する,通称WASと呼ばれるMicrosoft Web Application Stress Toolのインストール手順を説明する.
このWASは,その名の通りWebサーバの負荷テストを行うツールである.
2.モジュールの稼働要件と入手方法
- WASの稼働環境要件は次の通り.
- 133MHzのプロセッサ
- 10MBの空きメモリ
- Windows NT4.0 SP4以上,Windows2000でも稼働可能
- Internet Explorer 4.0以上
- MDAC 2.1以上
- MDACのバージョンを知るためには「MDACのバージョンのチェック方法」を参照する.
- 以下のURLにアクセスする
- MS Web Application Stres Tool
- 今回ダウンロードしたのは,Build 293(2000.02.04)版である.
3.インストール
- インストール後に再起動などは不要.
- ダウンロードしたファイルが,そのまんまsetup.exeである.
- これを実行する.
- ライセンスに関して確認する.
- Readmeは,後ででも読んでおいた方がよいかも.
- 以下のような制限が書かれていた.
- 1つのサーバに対してかDNS名で負荷をかける事が出来る.
- ユーザ認証を使う場合は,有効なユーザ&パスワードが必要.
- IE5.0以前のブラウザを使う場合は,IEの設定を変更する必要があるかもしれない.
- user-agent:はstress-agentとなる.
- 終了する.
4.インストール後の確認
- プログラムメニューに登録されている事が判る.
- サービスコントロールパネルを確認すると,次のようなサービスが追加されている事が判る.
- このサービスが,ネットワークモニタリング機能(HTTP)だと思われる.
- インストール確認は,これで終了.