Tuxedo関係のエラーサマリ
0.改定履歴
- 1996.07.03 初版
- 1996.07.23 障害実績を追加
1.はじめに
この資料はTuxedoの設定を行なっているときに出た,いろいろなエラーと,その対処方法を書きためるものです.
tmbootでプロセスが起動しない
on APSERVER1 -> CMDTUX_CAT:814: TUXCONFIG を伝播できません。 tmboot: 注意: APSERVER1 サイトでは BBL が使用可能ではありません このサイトではサーバ・プロセスはブートできません。
これは,APSERVER1(LMID名)上でtlistenプロセスが稼働していないためTuxedoが通信できない状態である. 一度,中途半端に起動したTuxedoを終了(tmshutdown)して,APSERVER1上でtlistenを稼働した後に再度tmbootしてみる.
tmloadcfが動かない
CMDTUX_CAT:883: tmloadcf はアクティブなノードでは実行できません。
既にTuxedoのプロセスが稼働しているので,tuxconfigファイルを修正できない. 必要であればtmshutdownでTuxedoを終了して再度行なう.
tmloadcfが動かない
CMDTUX_CAT:76: *** UID は無効なユーザ ID です。 ***
前回生成したtuxconfig内のubbconfig内のユーザIDが,現在のubbconfigにあるUIDと異なっている.
これをあわせるようにubbconfigを修正するか,現在修正されているtuxconfigを削除する.
tmbootが正常に起動されない
tmboot: 内部エラー: CMDTUX_CAT:765: マスタ・ノードで実行しなければなりません。
マスタノード(ubbconfig の*RESOURCESセクションのMASTERで設定した値)以外のサーバでtmbootを起動させた.
マスタノードで起動させると正常に動作した.
tmboot時にDBサーバ上でdbserverが異常終了した
exec dbserver -A : on SJBLDT -> 異常終了しました。
注)dbserverはOracleを使用しているDBサーバ上でのサービス. SJBLDTはLMID名.
環境変数にOracleの設定が完全に行われていなかった.(ORACLE_SIDの値が異なっていた。)
DBサーバ側の環境設定のOracle環境編集部分の再修正を行った.
tmboot時にマスタマシンのDBBL,DBBLしか起動されなかった。
ubbconfig内のポート番号がNLSADDR,NADDRとも同一だったためUNIX内でぶつかった.(多分)
ubbconfig内のパラメータを変更した.
ClientからVBを起動させると画面表示がおかしくなる(最悪の場合元に戻らなくなる)
Client側でのViewファイルの古いものを定義していた.
→ Autoexec.batの設定を変更した.
※正常に動作していたもアプリケーションを終了した後に画面表示がおかしくなる場合があった.
(原因不明}
tmboot出来ない
CMDTUX_CAT:1483: 警告: ローカルの tlisten プロセスにコンタクトできません。
tlistenが起動されてないためにtmboot出来ない.
tmboot出来ない
ULOGの中に次のようなエラーがあった.
125729.apserver2!DBBL.13210: LIBTUX_CAT:358: エラー: セマフォ ID が UNIX システムの制限値になりました。
テストを繰り返すことによって,apserver2のリソースが開放されなく残っていたので,セマフォを削除して対応.