ハードウェア拡張の伴う再インストール
0.改定履歴
- 1998.08.20 初版
1.はじめに
このドキュメントでは,WindowsNTの再インストールに関するまとめである.
2.メモリ拡張を行なった場合は再インストール
WindowsNTをインストールする際,ハードウェア情報を収集する.
その結果によって,いくつかのレジストリの値が,チューニングされる.
具体的に説明すると,インストール時に搭載されたメモリ量を元に,キャッシュだとかバッファの類,その他の値が計算されるという事である.
よって,WindowsNTをインストール後,メモリ増設などを行なった場合には,そのレジストリを最適な物に変更しないと効果が薄れる可能性がある.
Microsoftによって,その具体的なレジストリは指摘されてないが,インストール状態によってレジストリの内容が異なることは認めている.
3.プロセッサの増設を行なった場合
シングルプロセッサシステムからプロセッサの増設を行なった場合,それを有効化するにはマルチプロセッサ環境へコンバートする必要がある.
この場合,コンバートモジュールがある.
滅多にないであろうが,これを行なう場合もメモリ拡張時の話も絡めると再インストールを行なう方が無難である.