リモートサーバのプリンタ操作
0.改定履歴
- 1998.04.21 初版
1.はじめに
このドキュメントは,Windows NT4.0にて,遠隔地のNTサーバのプリンタキューを編集する手段を示す.
2.ネットワークの一覧を取得する.
プリンタキューを追加したいコンピュータの共有一覧を取得する. それは,たとえば“ネットワークコンピュータ”ダイアログをダブルクリックして一覧を取得すればよい. ルータを越えた場所にあるものであれば,ドキュメント「ルータを越えたNTの共有一覧 〜NT4.0の場合〜」を参照すれんばよい.
3.プリンタアイコン
一覧を取得すれば,次のように表示されている.
- プリンタのキューを操作(停止したり再開)する場合
- この一覧に出ている“プリンタ”の形をしたアイコンが,それぞれプリンタキューなので,それらを開いて操作する.
- プリンタキューを作成・削除する場合
- “プリンタ”と書かれたフォルダ型のアイコンを開くと,作成されているプリンタキューの一覧と“プリンタの追加”とされたアイコンが表示されているので,それらを操作すればよい.
この例では,WindowsNT3.51の共有設定をNT4.0で参照した場合だが,ちゃんと“プリンタ”アイコンも“プリンタの作成”アイコンも表示され,操作を行うことが出来る.
4.リモートでプリンタキューを追加する場合の制限
リモートでプリンタキューを追加・削除できるが,ネットワークプリンタ(プリンタサーバの接続)の場合についてに制限がある.
リモートから操作する場合には,新しくポートを作成することが出来ない. よって,結局はそのサーバまでいって操作する必要があると思われる.
これを解決するには,シマンテックのpcAnywareのようなリモート画面操作を行うソフトウェアを導入する必要があるだろう.