Windows2000 SP2英語版適用
0.更新履歴
- 2001.05.16 新規作成
1.はじめに
このドキュメントでは,英語版Windows2000 SP2の適用について説明する.
詳細については,MSKBのQ290728を参照のこと.(このドキュメントを書いている時点では,2001/5/15にアップデートされている)
- Windows 2000 Service Pack 2 Installation Information
2.注意書き要約
- Microsoftは,SP1が既にインストールされているのなら,SP1をアンインストールせずに適用する方法を推奨する.
- SP2で,56bit暗号化から,128bitへ移行する. 56bitに戻したいときは,SP2をアンインストールする.
- 実行する前に,緊急ディスクを作成しておく.
このあたりは英語のRead.meを読んだので,翻訳状態はかなり怪しい気もするが...
3.必要な空き容量について
ドキュメントによると,Windows2000 Serverの場合,
- %windir%\servicepackfiles folderに215MB必要
- Uninstallation files 315MB
- インストール用のワークで280MB
- トータルとして550MB程度(最大830MB)
などとなっているが,SP1が適用されている場合は,また計算が異なるようで,Windows2000 Professionalの場合は,若干少ない容量で可能となる.
実際に実行した結果から,メーカカスタム済みのWindows2000英語版SP1に適用した場合,次のような状態となった.
- SP2を実行すると,実行したディレクトリにtempというディレクトリが作成される.
- このファイルは約120MBとなるので,実行ファイルと展開後ファイルの領域として300MB程度確保しておく.
- システムドライブ(通常Cドライブ)には,新モジュールの複写用,古いモジュールの退避用として600MBの空き容量が必要となった.
ということで,システムドライブ上でSP2を適用するならば,安全性を考え,約1GBの空き容量を確保しておきたい.
4.手順
- wk2sp2.exeを実行する.
- しばらく待つ.
- [Accept the License Agreement〜]にチェックを行う.
- [Backup files necessary to〜]にもチェックをしておく.
- デフォルトでチェックされている.これを解除すると,システムドライブに必要なディスク容量は少なくなるが,SP2をアンインストールすることはできない.
- [Install]ボタンを押下する.
- しばらくまつ.
- [Restart]ボタンを押下する.
- ここでマシンがリブートされる.
- リブート後,[My Computer]を右クリックし[プロパティ]→[全般]タブを選択する.
- [システム]の欄が"Service Pack2"になっていることを確認.
- ビルド番号(5.00.2195)は変わらない事に注意.
- [コントロールパネル]の[アプリケーションの追加と削除]を開く.
- ほかのアプリケーションと同じようにSP2がリストアップされていることを確認する.