導入されているソフトの調査方法
〜pkginfo〜
0.改定履歴
- 1997.10.15 初版
1.はじめに
このドキュメントは,Solaris2.5.1にて,導入されているソフトウェアを調査する方法を述べる.
ここでは,Admintoolおよびpkgaddコマンドを利用した,正規の導入方法によってインストールを行なった物だけである. よって,そのアプリケーション独自のインストール方法によってい導入されたような物は管理していないので,調査は別の方法を考える.
2.admintoolを使う方法
GUIで出来るので,初心者はこれを用いればよいかと思われる.
- admintoolを起動して,メニューバーの[ブラウズ]から[ソフトウェア]を選択する.

- すると,次のような画面になる.
- ここで,左上のプルダウンメニューを操作して,対象物を絞り込む.

- 詳細を確認したい場合には,該当するソフトウェアを選択する.

- そして[詳細表示...]ボタンを押す.

- これで詳細情報が取得できる.
3.pkginfoコマンドを用いるとき
admintoolでは,GUIで簡単に詳細情報が表示されるが,多くのものを検索する場合には面倒である.
この場合,pkginfoコマンドを用いて調査することが出来る.
また,Solaris,Solstice関連資料では,ソフトウェアの前提条件として“パッケージ名”が使われるが,これを用いて検索する際にもpkginfoコマンドを用いた方が効率的である.
たとえば,pkginfoを実行すると,次のような標準出力がある.
root@duo# pkginfo | head application FSUNf90wb Fujitsu Fortran 90/C Workbench application FSUNfcc Fujitsu C Compiler application FSUNlic Flexible License Manager system JSatok7r ATOK7 for Japanese Solaris, (Root) system JSatok7u ATOK7 for Japanese Solaris, (Usr) system PFUagaow AG-10 DDX Support(OpenWindows) application PFUagaxgl AG-10 Runtime Support application SUNWabe Solaris 2.5 User AnswerBook application SUNWabeja Solaris 2.5 User AnswerBook - Japanese system SUNWaccr System Accounting, (Root) root@duo# |
これを利用して,探したいパッケージをgrepすればよい.