MacToMacでリモコンをフリーソフトで実現する
0.改訂履歴
- 2002.12.03 新規作成
1.はじめに
このドキュメントでは,MacOS Xを使って,リモート接続を行って画面を表示する為の設定手順を説明する.
年末に母親に安くなったiMacでも買ってあげて,リモートサポートしようと思っているのでその準備.
2.環境について考察
- 先に書いたとおり,母親にパソコンを買い与えたい.
- しかし,距離にして1000km離れているので,ちょっと不具合があってもサポートできない.
- よって,リモートで画面を表示してサポートできればよいのでは?と考えた.
- 実家にもADSLを引く予定.
- Macでリモートコントロールするためには,3つ方法がある.
- Timuktu Proを買う.
- リモート画面の老舗ソフト. 10年前には確実にあったな.
- きっと値段が高い.
- Apple Remote Desktopを買う
- http://www.apple.co.jp/remotedesktop/index.html
- 10クライアント\29,800〜なので今回の用途としては高すぎる.
- VNCを使う.
- 無料.
- Timuktu Proを買う.
- ということで,VNCを使う.
3.ソフトウェアの入手
- Mac用のVNCソフトは,次の2つから構成される.
- Share My Desktop(管理される側:母親が使う方)
- VNCThing(管理する側:つまりオイラが使うソフト)
- インストールは至って簡単.
4.接続まで
- ここでは,最初に接続するまでの設定までを順番に確認する.
4.1.リモコンサーバを起動する(母親マシン)
- Share My Desktopフォルダを開く
- "Share My Desktop"アイコンをダブルクリックする.
- [共有を開始]ボタンを押下する.
- ポート番号とパスワードを控えておく.(ここではIPアドレスが出てないが,バグ?)
- 接続の時にポート番号と,ここに表示してあるパスワードが必要となる.
- このパスワードは起動する毎に毎回変更される.
- つまり,電話やメールでこれを伝えなければならないが,そういうのが大変な場合は[環境設定]で固定のパスワードを設定しておけばよい.
4.2.リモコンクライアントを起動する(オイラマシン)
- VNCThingフォルダを開く.
- VNCThingを起動する.
- [Server]に母親マシンのIPアドレスとポート番号を入力する.
- [Password]を入力する.
- ▼ボタンを押すと,接続設定に関する設定が表示されるので,興味があれば設定する.
- [OK]ボタンを押下する.
- 接続できた.