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LASER5 Linux 6.4のインストール


LASER5 Linux 6.4のインストール


0.改訂履歴

  • 2002.02.17 初版

1.はじめに

 このドキュメントは,アスキー発行のLinux magazineの2001年2月号に付属していた,FTP版のLASER5 Linux 6.4をインストールする手順の説明をする.

2.起動用FDの作成

  • CD-ROMの中の,\DOSutilsディレクトリにあるrawriteを実行する.

Microsoft (R) KKCFUNC バージョン 1.10
Copyright (C) Microsoft Corp. 1991,1993. All rights reserved.

KKCFUNC が組み込まれました.

マイクロソフトかな漢字変換  バージョン 2.51
(C)Copyright Microsoft Corp. 1992-1993
EMSを10ページ使用します.
Enter disk image source file name:

  • イメージファイルへのパスを入力する.

Enter disk image source file name: \IMAGES\BOOT.IMG

  • フロッピードライブのドライブレターを入力する.

Enter target diskette drive: A:

  • FDをセットする.

Please insert a formatted diskette into drive A: and press -ENTER- :
E:\dosutils>

  • ENTERキーを入力すると,しばらくすると起動用FDが作成される.

3.インストール

  • CD-ROMをセットする. 
  • FDをから起動すると,次のような画面が表示される.

  • ENTERキーを押下する.

  • [Japanese]を選択する.
  • [OK]ボタンを押下する.

  • 今回は,USキーボードを使っているので,"us"にカーソルをあわせてる.
  • [OK]を選択する.

  • "Local CDROM"を選択する.
  • [OK]を選択する.
  • CD-ROMから読み込みが始まるので,しばらく待つ.

  • ちょっとまつ.

  • [マウスの選択]画面が表示される.
  • [Generic]→[3 Button Mouse (PS/2)]を選択する.
  • [3 ボタンマウスのエミュレーションを設定する]は,チェックしない.
  • [次]ボタンを押下する.

  • [次]ボタンを押下する.

4.インストールオプションの設定

 この手順書では,カスタムインストールを行う.

  • [Custom]を選択する.
  • [次]ボタンを押下する.

5.パーティションの設定

5.1.既存パーティションの削除

 ここでは,MS-DOSのパーティションが認識されているので,それを削除する.

  • [マウントポイント]→[設定しない]を選択する.
  • [削除]ボタンを押下する.

  • [はい]ボタンを押下する.
  • [OK]ボタンを押下する.

  • このようにパーティションが消える.

5.2.スワップパーティションを作成する

  • [追加]ボタンを押下する.

  • [パーティションタイプ]→[Linux Swap]を選択する.
  • [サイズ]→[128]を入力する.

  • [OK]ボタンを押下する.

5.3.ルートパーティションを作成する

 ここでは,こまかいパーティションの設定は行わず,残ったすべての領域をルート(/)パーティションに割り当てることとする.

  • [追加]ボタンを押下する.
  • [マウントポイント]→[/]を選択する.
  • [残る領域を使用する?]をチェックする.

  • [OK]ボタンを押下する.
  • 設定画面が次のようになる.

  • [次]ボタンを押下する.

  • [次]ボタンを押下する.

6.LILOの設定

  • LILOの設定は,デフォルトのままとする.

  • [次]ボタンを押下する.

7.ネットワークの設定

  • [DHCP を使用する]ボタンのチェックをはずす.
  • 今回は,次のように入力する.

  • [次]ボタンを押下する.

8.タイムゾーンの設定

  • [Asia/Tokyo]が選択されていることを確認する.
  • [次]ボタンを押下する.

9.rootのパスワードとパスワードのシャドウ化(暗号化)の設定

  • rootユーザのパスワードを入力する.
  • [次]ボタンを押下する.

  • [次]ボタンを押下する.

10.パッケージグループの選択

  • 以下のものだけチェックする.
    • [X Window System]
    • [GNOME]
    • [Networked Workstation]
  • [次]ボタンを押下する.

  • [依存を解決するパッケージのインストール]のチェックをはずす.
  • [次]ボタンを押下する.

11.Xの設定

  • [Generic]→[LCD Panel 640x480]を選択する.

  • [グラフィカルログインの使用]をチェックする.
  • [次]ボタンを押下する.

11.インストール準備の終了

  • [次]ボタンを押下する.

  • ハードディスクのフォーマットと,パッケージのインストールが始まる.
  • しばらく待つ.

12.インストールの終了

  • FDを取り出す.
  • [終了]ボタンを押下する.

Kanji ON Console MINI ver.0.3.9 (2000/04/09)      
                                                  
                                                  
KON> finished                                     
sending termination signals...done                
sending kill signals...done                       
disabling swap...                                 
        /tmp/swap/hda5                            
unmounting filesystems...                         
        /mnt/source                               
        /dev/pts                                  
        /proc                                     
ejecting cdrom                                    
rebooting system                

  • このように表示されて,CD-ROMがイジェクトされ,リブートが行われる.
  • リブート後,ログオンしてみる.

LASER5 Linux 6.4 (Shinonome) 
Kernel 2.2.16-22LL6 on an i586

laser5 login: root 
Password: 
[root@laser5 /root]# uname -a 
Linux laser5 2.2.16-22LL6 #1 Thu Nov 9 01:12:50 JST 2000 i586 unknown
[root@laser5 /root]#

13.Xの設定

  • インストール時に,Xサーバの設定ができているようでできていなので,Xconfiguratorを使って再設定する.
  • Xconfiguratorが日本語では文字化けするようなので,LANG変数を英語にしておく.

[root@laser5 /root]# env | grep LANG
LANG=ja_JP.eucJP
[root@laser5 /root]# LANG=C
[root@laser5 /root]# export LANG
[root@laser5 /root]# env | grep LANG
LANG=C
[root@laser5 /root]#

  • Xconfiguratorを実行する.

[root@laser5 /root]# Xconfigurator

  • [OK]ボタンを選択する.
  • [OK]を選択する.

  • S3のカードが見つかったと表示されれている.
  • [OK]を選択する.

  • [Generic Monitor VGA mode only]を選択する.
  • [OK]ボタンを押下する.

  • [OK]を押下する.

  • 640x480の256色で設定するとある.
  • [Use Default]ボタンを押下する.

  • [OK]ボタンを押下する.
  • 次のようにX Windowが起動する.

  • このダイアログが消えないうちに[Yes]ボタンを押下する.

  • [OK]ボタンを押下する.

  • [Yes]ボタンを押下する.
  • X Windowが起動する.

  • 「rootユーザだから,ファイル消せちゃうので,ファイルマネージャとか使うときに気をつけなさいよ.」と警告がでる.
  • [OK]ボタンを押下する.

  • [足形のボタン?]をマウスで選択する.

  • [Log out]メニューを選択する.

  • [Logout]を選択する.
  • [Yes]ボタンを押下する.
  • X Windowが終了して,プロンプトに戻る.
  • 次のように,シャットダウンする.

[root@laser5 /root]# shutdown -g0 -y                                
                                                                    
Broadcast message from root (tty1) Mon Feb 18 01:52:19 2002...      
                                                                    
The system is going down for system halt NOW !!                     
INIT: Switching to runlevel: 0                                      
INIT: Sending processes the TERM signal                             
Stopping keytable                                          [  OK  ] 
Shutting down X Font Server:                               [  OK  ] 
Shutting down FreeWnn:                                     [  OK  ] 
Stopping canna                                             [  OK  ] 
Shutting down console mouse services:                      [  OK  ] 
Shutting down sendmail:                                    [  OK  ] 
Stopping at daemon:                                        [  OK  ] 
Stopping cron daemon:                                      [  OK  ] 
Shutting down lpd:                                         [  OK  ] 
Stopping identd services:                                  [  OK  ] 
Saving random seed                                         [  OK  ] 
Shutting down APM daemon:                                  [  OK  ] 
Stopping portmap services:                                 [  OK  ] 
Shutting down interface eth0                               [  OK  ] 
Shutting down kernel logger:                                        
      

〜略〜

  • 終了.



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