PowerDesigner Version 8を使う　〜初期設定〜

PowerDesigner Version 8を使う

〜初期設定〜

０．更新履歴

2002.02.28　新規作成

１．はじめに

　このドキュメントでは，Sybase ASE 12.5のClientを導入するとインストールされる，Power Designer8を使うまでの設定について説明する．

２．Power Designerとは

　ER図を書くツール．(笑)
　Sybaseに限らず，Oracle,DB2,Infoimix,MySQL,PostgresSQL等，メジャーなデータベース向けにER図を書いてSQL文を作成したり，データベースに接続して，現在の定義を取り出すことができる，，，，らしい．
　同じようなことができるのは，VisioとかERWinとか，Rational Roseも？　だが，高いので買えない．．．

サイベース製品がワールドカップフランス98に採用
- http://www.sybase.co.jp/press/98/syk98-05.html
米国サイベース、分散型のインターネット・ビジネス・アプリケーションを構築するためのエンタープライズ向けスィート製品 PowerStudio を発表
- http://powersoft.ashisuto.co.jp/press/1997-13.shtml
ワールドカップ'98システムリポート：総集編１
- http://info.nikkeibp.co.jp/sakuhin/wcup/html/share/sh-end1.html

　これを見ていると，Visual Basic見たいな？開発ツール，PowerBuilderを作っていたPowerSoft(現在はSybaseの子会社)の開発支援ツールの１つとして出荷されている模様．　けっこういけるっぽい．

　それまでのASEのクライアントにも付属していたが，どうしてもフォントが文字化けして使い物にならなかった．
　んが，ASE12.5に付属しているものは，フォントを変更することで使えそうなので試してみる．

３．起動してみる

[スタート]→[プログラム]→[Sybase]→[PowerDesigner 8]→[PowerDesigner 8]を選択する．

まつ．

こんな感じ．　メニューすべて英語．．．

４．Formatツールバーの追加

　各種オブジェクトが持っている色々な属性に，フォントが設定されているが英語フォントばかりである．　よって，フォントを変更しやすい様に，Formatツールバーを表示させておく．

メニューの[Tools]→[Customize Toolbars]を選択する．

リストの中の[Format]をチェックする．
[Close]ボタンを押下する．

このようにツールバーが追加される．

５．書類を作成する

ツールバーの白紙アイコンをクリックする．

[Physical Data Model]を選択する．
[OK]ボタンを押下する．

[DBMS]→[Sybase AS Enterprise 12.5]を選択する．
[Share:Use the shared DBMS definition]を選択する．
[OK]ボタンを押下する．

こんな感じの画面が開く．

ツールパレットも表示されていることを確認する．
- 表示されていない場合は，次の手順で表示させる．
  - メニューの[Tools]→[Customize Toolbars]を開いて，[Palette]をチェックする．

６．General Optionでフォントを設定する

　ここで変更できるのは，PowerDesignerの画面で使うフォントと，エディタで使うフォントとなる．

メニューの[Tools]→[General Options]を選択する．

[Category]→[Font]を選択する．
- [Items]→[Default UI font]を選択する．
  - [Font]→[MS ゴシック]を選択する．
- [Items]→[Code editor]を選択する．
  - [Font]→[MS ゴシック]を選択する．
- [Items]→[RTF editor]を選択する．
  - [Font]→[MS ゴシック]を選択する．
[OK]ボタンを押下して，画面を閉じる．