EBF10572を適用するとODBC利用時の文字化けが治る
0.改訂履歴
- 2003.02.28 新規作成
1.はじめに
このドキュメントでは,Sybase Adaptive Server Enterprise 12.5用PCクライアントおよびSDKにのクライアントに,パッチを適用する手順を説明する.
このパッチを適用すると,タイトルの通りSybase提供のODBCドライバで接続した際に,日本語が文字化けしているのがなおる.
2.現在のドライバの確認
- 文字化け問題は,ODBCドライバ4.1.0以降で修正されているということなので,現在インストールされているバージョンを確認する.s
- [スタート]→[設定]→[コントロールパネル]→[管理ツール]→[データソース(ODBC)]を開く.
- [ドライバ]タブを選択する.
- SybaseのODBCドライバのバージョンを確認する.
- ODBCドライバ3.7なので,残念ながらパッチを適用しなければならない.
3.パッチを適用する
- ダウンロードしたファイルはこんな感じ.
- ZIPファイルを展開すると次のようになる.
- このファイル全てを切り取る.
- SYBASEディレクトリ(普通はC:\SYBASE)を開く.
- SYBASEディレクトリに,先ほどのファイルを貼り付ける.
- 上書きにする.
- 待つ.
- コピーが終わったら終了.
4.バージョンが変わったか確認する
- [スタート]→[設定]→[コントロールパネル]→[管理ツール]→[データソース(ODBC)]を開く.
- [ドライバ]タブを選択する.
- SybaseのODBCドライバのバージョンを確認する.
- 変更されていることが判った.
- 終了.