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Access95で作成したデータをOracleへ流し込む手順


Access95で作成したデータをOracleへ流し込む手順


0.改訂履歴

  • 1996.11.27 初版

1.はじめに

 このドキュメントは,以下のような環境下で行なわれた物を前提としている.

  • Microsoft Query Version 2.0(Microsoft Office Professional 95)
  • Microsoft Access for Windows95 Version 7.0(Microsoft Office Professional 95)
  • Oracle 7 ODBC Driver 1.13.0.600
  • Oracle 7 Workgroup Server V7.2 for Windows NT
  • Oracle SQL*Net Client 2.2.2.1.0
  • Oracle SQL*Net Server 2.2.2.1.0

 また,今回はAccess95からはデータのエクスポート,Oracleから見ればデータのインポート処理になるので,そのあたりの言葉について注意する必要が有る.

2.手順

  •  ODBCを介してAccess95からOracle接続できる環境を作成する. その方法についてはドキュメント「ODBCクライアントからOracle7への接続」を参照する.
  • Access95を起動する.
  • Access95でデータベースファイルを開く.
  • [テーブル]タブを選択する.
  • エクスポートしたいテーブルを選択する. この時,テーブルのデザインビューなどが閉じられていなければならない.

 「テーブル"〜"は排他ロックされています」と表示されたら裏ウィンドウにてそのテーブルが編集される処理がされている可能性がある. この場合はその編集を止めた後に,再度テーブルの選択から行なう.

  • [ファイル]メニューから[名前を付けて保存/エクスポート]を選択する.
  • [外部ファイルまたはデータベース]を選択して[OK]ボタンを押す.
  • ファイル保存用の標準ダイアログが表示されるので,その中の[ファイルの種類]コンボボックスから[ODBCデータベース0]を選択する.
  • [エクスポート]ダイアログにテーブル名が表示されているので,Oracle側で作成するテーブル名を入力する.

 この時,ここで小文字でテーブル名を指定してはいけない. なぜか大文字小文字を判定しないOracle内に小文字で表示されるテーブルが作成されてしまう. これで作成されたテーブルはinternalユーザによっても削除することが出来ない物となってしまうので注意する.

  • [SQLデータソース]画面でODBCの設定で定義したデータソース 名を選択して[OK]ボタンを押す.
  • [Oracleへのログオン]画面で接続するユーザとパスワードを入力する.
  • しばらくディスクアクセスなどが行なわれた後,Access95へ通常の処理が出来るようになれば処理は終了. エクスポート処理の終了通知(ダイアログ)などは無い.


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