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ユーザプロセスとサーバプロセス

ユーザプロセスとサーバプロセス


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  • 2001.03.10 新規作成

1.はじめに

 このドキュメントでは,Oracleのアーキテクチャの基本となるプロセスの考え方と役割について記述するものである.

2.プロセスの種類

 Oracleでは,大きく3つのプロセスから構成される.

プロセス 説明
バックグラウンドプロセス  インスタンス毎にあり,DBWRやLGWR等のこと.
 インスタンスがあるサーバ上で稼働.
サーバプロセス  インスタンスに接続されているユーザプロセスを処理するためのプロセス.
 インスタンスがあるサーバ上で稼働.
ユーザプロセス  ユーザがSQL*Plusや業務アプリを起動すると生成される.
 クライアントまたはサーバ上で稼働する.

 これらの関係を示すと,次の図のようになる.

 インスタンスには,SGAがあるように,サーバプロセスではPGAProgram Global Area)が使われる.
 サーバプロセスのメモリリソースを見積もる際に,普通は2MB〜2.5MBとしているようである.
 つまり,次の様に計算する.

同時アクセスのサーバプロセス数×2.5MB

 サーバプロセスは,専用サーバとマルチスレッドサーバという2つの利用方法があるが,設定しなければインストール直後は専用サーバとして構成されている.



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