このドキュメントでは,MRTGのグラフを,SNMPの値ではなく,自由にカスタムするための基本的な方法と,応用例について説明する. サンプルでは,/proc/statやvmstatからDisk I/O情報を取得したり,Disk usageがSNMPで取得できない場合や,各種MySQLのデータをmysqladminやmysqlモニタを利用してstatusやextended -statusを使いながら,取得してSlow_queriesやBytes_received等の取得方法について説明しており, Qcache_hitsやQcache_free_memory等の応用はもとより,任意の条件にマッチするデータ件数等をグラフ化する為のヒントを記載している.
なお,使用しているOSは,RedHat Linux ES3上で稼働している.
このドキュメントでは,RedHat Linuxにて,MRTGのインストール手順を説明する. MRTGとは,Multi Router Traffice Grapherの略で,元々はその名の通りネットワーク機器のルータのトラフィックを記録してグラフ化して見る事ができるツールであるが,プログラムの中身はグラフを作成するツールなので,その他のシステムの監視項目をモニタリングし,グラフを作成するという用途に多数用いられている. その適用範囲は,ネットワークトラフィックだけでなくCPU,メモリ,ハードディスク等のリソースや,Java等のプロセス数等をグラフ化する事等もできる. データの収集はSNMPを介して行われるので,複数のコンピュータでSNMPエージェントを稼働させ,MRTGを導入したコンピュータにて集中的に収集する事ができたりする. このドキュメントのストーリーは,MRTGを入手して,コンパイル&インストールし,自分自身のコンピュータを監視してみるまでの手順の説明となる.
HDDの温度を取る為の情報を追加した.
snmpwalkコマンドで,Time Capsuleに接続してみる.デフォルトでは,Time CapsuleはSNMPでどこからでも接続できる.
このドキュメントでは,MRTGを使ってサーバリソースを監視するために,SNMPデーモンを設定する手順を説明する. snmpd.confファイルにて,com2secを初めとする設定を行い,snmpdを起動させてsnmpwalkコマンドによって動作確認を行う. なお,使用しているSNMPデーモンは,RedHat Linux ES3.0上で稼働しているNetSNMP5.0である.