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ブログ - 映画カテゴリのエントリ

パラレルワールド・ラブストーリー

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映画
ブロガー : 
ujpblog 2020/6/12 23:58
 2019年の日本映画.玉森裕太主演,吉岡里帆,染谷翔太共演.東野圭吾原作.

 毎日同じ時間の電車で通学中,京浜東北線と山手線が接近する時,その際に見かける吉岡里帆に恋をする玉森裕太.就職も決まり最終日,思い切って声をかけようとするがすれ違う.それから2年後,幼馴染の染谷翔太から,初めて恋人ができたと吉岡里帆を紹介される.玉森裕太は吉岡里帆と同棲しており,染谷翔太は挨拶もなくアメリカに転勤して音信不通.その2つの世界を行ったり来たりしているうちに,片方の記憶を思い出し,矛盾に気づいてしまう.

 東野圭吾作品らしい題材だけれど,映画にするには難しいのだろうなとおもう.少し既視感があるなぁと思ったんだけれど,「君の名は。」だね.こっちの方が原作は古いようだけれど..

 吉岡里帆はテレビCMで可愛い姿をたくさん見るけれど,この映画の中ではそうでもない.魅力半減かなぁ.

ロケットマン

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映画
ブロガー : 
ujpblog 2020/6/11 22:41
 2019年のイギリス・アメリカ映画.エルトン・ジョンの伝記映画.

 子供の頃から才能に満ち溢れていたが父親から愛されず成功.ゲイであることを早くから公表し,酒とドラッグに溺れ,容姿の劣等感からも立ち直りみんなから愛され頑張っているという映画.

 エルトン・ジョンという人を知るには良いけれど,そんなにファンでもないので盛上りにかけた映画だったかな.

 イギリスのミュージシャン伝記映画ということで,フレディー・マーキュリーの伝記的映画の「ボヘミアン・ラプソディ」と重ねてしまうけれど,ボヘミアンの場合は,「伝説のライブを再現する」という一見「無駄な事」だが,そこにたどり着くまでに紆余曲折と絡み合って盛り上がったのかと.

 タイトルのロケットマンは,ライブで観客と一体になって空を飛んでいる象徴的なシーンのことだと思うけれど,生き方はロックだけれど私の中ではエルトン・ジョンはしっとりピアノマンなんだよね.

海峡

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ブロガー : 
ujpblog 2020/6/10 0:43
 1982年の日本映画.高倉健主演,吉永小百合,森繁久彌,三浦友和,中川勝彦(しょこたんの父親)共演.

 高倉健が青函トンネル工事に人生をかけ,吉永小百合の気持ちを放置して海外に旅立つものがたり. 142分もあり,味わいなのか冗長なのか

 映画が1982年で,先進導坑の開通は映画のよく年だったのでドキュメンタリーというわけでもないけれど,関わった人の現場の人の苦労は分かるのだろうとおもう.

 青函トンネルの工事では34人の殉職者がでたそうだけれど,現代の日本だったらありえないね.それに事故で亡くなると竜飛岬の風の強い崖の上に墓標を立てて献花とかしているけれど,いつも突風が吹いている.あんな落ち着かない場所に墓を建てられてもなぁ...

 森繁久彌の迫真の演技を始めて見たけれど,2009年に亡くなった森繁久彌は長生きしていたのでワイドショーで芸能人が亡くなると決まってコメントを求められていた重鎮という感じでした.小田急電鉄千歳船橋駅をでると森繁通りがあるそうで.

 ネタバレのあらすじ.

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終わった人

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映画
ブロガー : 
ujpblog 2020/6/6 23:58
 2018年の映画.舘ひろし主演,黒木瞳,広末涼子,臼田あさ美共演.内館牧子原作.

 舘ひろしは東大卒で一流銀行に勤めていたが出世争いで負けて定年も普通にくられて終了.定年後何もせずにいても仕方ないので大学院に行こうとするが娘の臼田あさ美の後押しや妻の黒木瞳の応援もありに行く前に慣らすためにカルチャーセンターへ行くと出身が同じ広末涼子と出会い恋に目覚める.そんな時にスポーツジムで出会った今井翼に誘われベンチャー企業の顧問につくも,今井翼の急逝で社長を引き継ぐことに.
 広末涼子との間も順調になりそうな矢先,トラブルに巻き込まれ会社が倒産し借金を背負うことに.
 妻の黒木瞳にも家を追い出され,失意の中,故郷の盛岡に帰り高校生時代のラグビー部の仲間と再開し,ベンガルが立ち上げた震災関連のNPOを手伝うことになるが,黒木瞳とは卒婚という形となる.

 コメディな感じで進むから期待したけれど,なんだか寂しい終わり方.舘ひろしの免許がない!を思い出した.笑えないんだよね.笑いたいタイトルだったのに.

007 ドクター・ノオ その3

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映画 » 007シリーズ
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ujpblog 2020/6/3 0:49
 1962年のイギリス映画.ショーン・コネリー主演.1.5年ぶり3回目.前回は,うちにソファーが来た時に見たのか.なので見覚えのあるシーンが多くありました.

 初代ボンドガールのハニー・ライダーを演じたウルスラ・アンドレス,84歳だって.

 今の撮影技術だと,アクションシーンやカーチェイス,発砲・爆発などもリアルに描くことができるけれど,この時代だと合成感やミニチュア感がよくわかるし,暴力・格闘シーンもいい感じでショーン・コネリーがフレームアウトして音だけで表現するなど,ローコストに工夫されて作られていることがよくわかります.

マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー

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映画
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ujpblog 2020/6/2 1:12
 2018年のイギリス・アメリカ映画.

 前作では,エーゲ海の島のホテルオーナーのメリル・ストリープの娘の結婚式に,父親かもしれない三人が初めて会いに来るというABBAの曲に乗せてミュージカル風の映画だったけれど,それを継承.

 メリル・ストリープは死んでしまったのだけれど,一周忌?の代わりにホテルをリニューアルオープンさせようと娘が奮闘.前回結婚した旦那は仕事の関係で別居中で,ホテルのことは支配人のアンディ・ガルシアが面倒を見ている.
 という話と,若い頃のメリル・ストリープが,学校卒業後に目的もなく世界中を旅していて,のちの三人の旦那候補との出会いが描かれる.

 交互に話が描かれるのだけれど,登場人物の名前を覚えてないから,同時並行の別の話が途中で繋がる話かと思って見てたら,後半に故人となっているメリル・ストリープの若い時の話だと紐づけられたら,色々な登場人物がリンクして頭の中で整理できて来た.

 リアルに前作を観たのが10年前だけれど,ピアース・ブロスナンをいていると実際の67歳(撮影当時は64歳くらい?)より老けているように見える.007だったのに...

初恋〜お父さん、チビがいなくなりました

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ujpblog 2020/5/31 2:07
 2019年の日本映画.倍賞千恵子主演,藤竜也,市川実日子,星由里子共演.

 倍賞千恵子と藤竜也の老夫婦の物語.倍賞千恵子が黒猫がいなくなって必死に探しているが,夫の藤竜也は無関心.そんな夫に愛想をつかして離婚を考えていると娘の市川実日子にこぼす.そんなことお知らず,藤竜也は星由里子と密会しているが...

 倍賞千恵子は,「男はつらいよ」の「さくら」としては何度も映画作品を見たけれど,それ以外で言うと「ハウルの動く城」と映画版の機動戦士ガンダムのアムロ・レイの母親役かな.

 タイトルに「初恋」とあるけれど,実は初恋の種明かしが大筋になるのかな.星由里子は遺作になったようだけれど,結局,現在会っていることは,どういうことだったのかは説明がないままです.

ネタバレ...

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名探偵ピカチュウ

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ujpblog 2020/5/23 0:11
 2019年のアメリカ映画.ピカチュウ主演,ミュウツー共演.渡辺謙,竹内涼真出演.

 人間とポケモンが普通に共存している世界観の中での出来事.主人公の青年に,随分会ってない父親が亡くなったと連絡が.警察に行き警部の渡辺謙から鍵を受け取り,父親の部屋に行くとピカチュウが.なんとそのピカチュウは人間の言葉を理解し喋ることができる.ただし記憶喪失状態だが,死んだはずの父親が生きている可能性があるということで,探す旅に出る.

 一瞬だけど竹内涼真が出演.渡辺謙はトータル3分くらい出ていたかな.WOWOWの吹き替え版を見たのだけれど,渡辺謙の吹き替えは本人がやっていました.竹内涼真は主人公の吹き替え.

 普段,Pokemon Goをやっているので,当然知っているポケモンがたくさん出てくるのだけれど,ちらっと出てきて自分が名前を覚えている場合「あ,xxxだ!」とつい言ってしまう.一緒に見ているカミさんには全く興味のない映画.自分でも子供の反応だなと思ってしまった...

 ストーリーは子供でもわかりやすい感じで進むけれど,最後に立場が入れ替わるあたりは,ちょっと見失うかもしれないね.
 この映画,公開時に「ピカチュウの声がおっさんだ」というのが話題になったけれど,それが答えだったのかといまになってわかりました.

ユー・ガッタ・チャンス

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ujpblog 2020/5/22 0:11
 1995年の日本映画.吉川晃司主演.浅野ゆう子共演.

 スターの吉川晃司が映画監督の原田芳雄に感銘を受る.原田芳雄にニューヨークから浅野ゆう子が会いに来るが,佐藤蛾次郎の娘の松本明子を金をもらったのに出演させなかった事で行方不明.一緒に探すも佐藤蛾次郎に追いかけられるも原田芳雄に再開.原田芳雄と浅野ゆう子がニューヨークに行くので別れて傷心でグアム荷渡り宍戸錠の作ったボードでウィンドサーフィンをして大会に出るも圧倒的ビリになり心癒され帰国.

 ワケワカラン映画だけれど,実は映画館で観たんだな.1985年か.たぶん,うちの田舎では同時上映の「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」が主目的だったけれど,この映画もワケワカランかった覚えがある.

 35年ぶりに観たわけだけれど,ストーリーは今見ても支離滅裂でさっぱり覚えがなかったが,山奥の廃墟での佐藤蛾次郎や阿藤快に追いかけられているシーンは覚えがあった.
 今調べたら,ロケ地は「摩耶観光ホテル」という1970年に廃業したホテルの模様.戦後40年にしては廃墟っぷりがすごかったけれど,1929年に開業したホテルらしく,まだ建物は存在して見学できるらしい.

 そして衝撃の...吉川晃司といえば「モニカ」だろうけれど,この作品の中に出てくる辺見マリが役名が「モニカ」でした.一瞬しか出てこない.

 最後に,前作で全くセリフのなかった宍戸錠が,一言「ユー・ガッタ・チャンス!」..

すかんぴんウォーク

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ujpblog 2020/5/19 23:26
 1984年の日本映画.吉川晃司主演,山田辰夫共演.

 俳優を目指して広島から泳いで東京に着いた吉川晃司が,色々な人に出会って拾われてロックシンガーとしてデビューしたあとスキャンダルで挫折して再起動しようとするドラマ.

 これは吉川晃司のデビュー作.まず,冒頭の映像で東京駅の八重洲口の空撮から始まり,銀座4丁目の交差点まで.そして晴海通りを折れ,東銀座,築地,勝鬨橋,勝どきと進んで行くのだけれど,当時の資料映像としてとても価値が高い気がする.そのエリアは,ここ数年,この足で何度も(ポケモンGOで)練り歩いたエリアだからよくわかる.あのビルもこのビルもないのね...

 映画の中身は,もうちょっとなんといっていいか.最初に拾ってもらった喫茶店経営者の蟹江敬三は,ずっとカニを食べていたけれど,世話になった割にいつの間にかフェードアウト.喫茶店の同僚の山田辰夫とは最後まで絡みがあるが,隣人の平田満も即捨て.父親の神山繁,原田芳雄,田中邦衛などを無駄遣い.宍戸錠は台詞すらない.室井滋もちょっとでてた...

 やっぱり,冒頭の空撮がよかったかな.ちなみに,タイトルの「すかんぴん」とは素寒貧で,「貧乏で何も持たないこと。まったく金がないこと。また、そういう人や、そのさま。」なのだそうです.

シンプル・フェイバー

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ujpblog 2020/5/16 0:51
 2018年のアメリカ映画.アナ・ケンドリック主演,ブレイク・ライヴェリー共演.

 シングルマザーのアナ・ケンドリックは家事や育児のビデオブロガー(Youtuberみたいな?)をやっていたが,数日前から知り合いのママ友が行方不明になったので探しているという事もネタとして投稿.
 物語は,ママ友のブレイク・ライヴェリーと出会って失踪するまで遡り,その後現在進行形になるが,アナ・ケンドリックの推理が進行する.

 主人公とママ友と,ママとのも旦那との三角関係のような雰囲気もあるけれど,秘密を持っていて失踪の謎,裏切ったり裏切られたりの行動が読めずに,誰がどっち方向なのかわからないで迷わせる展開ですね.最後までどんどん立場が逆転していく.コメディタッチで始まってエロい進行になりそうで,シリアスな方向にもいく忙しい映画.

 客観的に,トリックは単純でこれまで使い古されたものだけれど,ポジションの転換をスリリングだったかな.

 ネタバレ

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ジュラシック・ワールド/炎の王国

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ujpblog 2020/5/12 0:17
 2018年のアメリカ映画.シリーズ第5作.

 前作でテーマパークの「ジュラシック・ワールド」が逃げだした恐竜によってボロボロにされて3年後が舞台.実は島は火山で噴火が始まるので,恐竜たちをどうするか議論があり,第2作以来の出演のマルコムが「噴火して恐竜が滅亡するのも仕方ない」と行っているけれど,御構い無しにお金に目が眩んだ人たちが大金ゲットのために中型の肉食恐竜のラプトルを操れる感じのする,前作の主人公のオーウェンやクレアを騙して島に上陸する.

 今回,また子供が出てくるのだけれど,恐竜退治に活躍するというよりかは,その生まれながらの秘めたる謎が解き明かされる・・・ことが重要だった模様だが,よくわからんかったな.

 これで,現時点で公開されている全てのジェラシックパーク関連を見たのだけれど,新作が来年にも出る模様.今回も,最後に逃げた恐竜たちが街にいっちゃうだろうなぁと後始末されずに終わったので,続編ありありだね.

 また,行ったことはないけれど,USJで「ジュラシック・パーク・ザ・ライド」とかで採用されそうなシーンが出てくるから,なんだかそういう二次利用でのお金の匂いもしちゃうね.

ジュラシック・ワールド

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ujpblog 2020/5/9 21:52
 2015年のアメリカ映画.シリーズ第4作.

 ジェラシック・パーク事件から22年後,恐竜を遺伝子から復活させたインジェン社は買収され,リチャード・アッテンボローが演じていたハモンドが夢見ていた恐竜のテーマパークは「ジェラシック・ワールド」として開演.1日2万人の集客がある施設として運営.
 パークでは色々な恐竜を産出しており,そのために遺伝子操作を使っていた.そしてインドミナス・レックスという凶悪なハイブリッド恐竜を生み出してしまう.

 インドミナス・レックスは賢くて,檻から逃げたと思わせて飼育員を騙して逃走.埋め込まれたGPSも自分で取り出し,擬態で姿を隠すなど,遺伝子操作の結果特殊能力を身につけ,次々と人間を襲っていく.

 遺伝子操作で能力をつけさせ巨大なのにプレデターみたいになったりしたけれど,人間に友好なように遺伝子操作すればいいのに.そうなると映画にならないか.

 前作からの時間も経過しているからか,過去の出演者が全く出てきてませんね.それにしても,連日,このシリーズを見ていると,どれがなんだったか混乱してわからなくなる...

 この作品でも,子供達が出てきて冒険に加わるのだけれど,少し残虐なシーンもあるけれど子供向けという側面もあるのかな.残虐といっても「想像させる系」だけれど.

ジュラシック・パークIII

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ujpblog 2020/5/8 23:00
 2001年のアメリカ映画.製作総指揮スティーヴン・スピルバーグ作品.

 シリーズ1作品目の主人公だった古生物学者のアラン・グラントが復活.1作目からは8年,2作目からは4年後の話.
 「ジェラシックパーク」の事を本に書いた事で著名になったが研究資金は得られない主人公は,金持ちに研究資金を援助してもらえるということで,仕方なくシリーズ2に出てきたサイトBへ.
 飛行機で低空飛行するだけと言われたが金持ちの目的はもっと別のところにあり・・・

 すでにけっこうなCG技術もあった2000年代だけれど,アニマトロニクスを使った撮影なので,独特の質感もある.中盤に,巨大な恐竜同士の争いが描かれているけれど,テラノザウルス同士だと思ったら,スピノサウルスという別の恐竜でした.ちょっとわからんね.
 前作までと同様,無駄に特殊技術の映像で表現しまくるのではなく,効果音やシーンの描写にてsの行間を想像させるタイプの恐怖映画でした.

 上映時間が94分と,かなり短いのでびっくりした.鳥かごから解き放たれたプテラノドンが飛んでいたけれど,これは次回作への伏線になるのかな.

ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク

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ujpblog 2020/5/7 23:39
 1997年のアメリカ映画.スティーブン・スピルバーグ監督作品.ジェラシックパークの続編第2弾.

 前作から4年後.前作で早々に足を恐竜にかじられて負傷していたジェフ・ゴールドブラムは,島の所有者のハモンドに呼ばれた.4年前の島は遊園地用のサイドA,実はサイドBと呼ばれる島があって,そこで恐竜を育ており,繁殖しているので調査に行くことになったが,テラノザウルスに襲われまくる.

 冒険映画だと思っていたら,恐怖映画だったシリーズなんだな.前作もそうだけれど,気象コンディションが悪い.雨でぬかるんでいたり暗かったり.そういうところからの緊張感を行き出すのがうまい.これは特殊効果のために必要な措置なのだと思うけれど.

ジュラシック・パーク

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ujpblog 2020/5/6 23:24
 1993年のアメリカ映画.マイケル・クライトン原作.スティーブン・スピルバーグ監督作品.

 化石の蚊から抽出したDNAを元に復活させた恐竜のサファリパークを作ろうとしたおっさんに,お墨付きを与えるために呼ばれた博士とおっさんの孫たちは,「ジェラシック・パーク」の試験ツアーにでるが,コンピュータ技師が給料が安いことを不服として氾濫し監視システム等を暴走させてパーク内がパニックになる.

 「ジョーズ」とか「激突!」とかにあるびっくり描写もあり,スリリングで面白い.

 約30年かかってやっと観た.後輩の中沢くんが,LDプレイヤを買って一緒にジェラシック・パークのLDを買って面白かったので貸してくれたのだけれど,1年くらい借りっぱなしで観ずに返却した覚えがある.どうして観なかったのはか覚えてないけれど,タイミングかな.

96時間/レクイエム taken 3

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ujpblog 2020/5/6 0:47
 2014年のフランス・アメリカ・スペイン映画.リーアム・ニーソン主演,フォレスト・ウィテカー共演.

 第1作と同じように娘に誕生日プレゼントを渡すところから物語が始まる.再婚した元妻は,新しい旦那とうまくいってなく,ギクシャクするので新しい旦那から近づかないでくれと言われたのだけれど,元妻は殺されて,リーアム・ニーソンが疑われて,とりあえず逃げまくる.

 旦那のスチュアートは,第1作にも冒頭少しだけ出ていて,第2作には出てなくて,第3作では深く関わってくるのだけれど,俳優が異なるので?!となってしまった.第1作ではハゲていたのでビジュアルが異なる.再々婚でもしたのかな?とか混乱してしまった.

 カミさんが「ハリソンフォードの逃亡者に似ている」と言っていた.確かにそうだ.

  • 妻殺しを疑われる.
  • 信頼できそうな仲間から裏切られる.
  • 一度捕まっているが,逃走する.
  • 警察側に,真犯人の存在を速くから理解している人が現れる.
  • 警察に捜査ヒントを与える証拠を残す.
  • 警察とニアミスする.

     また今回も,ほぼ圧倒的にリーアム・ニーソンが強い.たくさん殺してしまうのに,今までの作品同様,犯罪者にならないし,家族もそれを受け入れているのが不思議.

     1つわからなかったのは,トイレの個室からの脱出方法.密室から逃げ出せるのに,そんなに遠くに逃げてないことかな. あとは,初めて元CIA仲間の紹介ががあるのだけれど,サム以外は特技(射撃)とかの腕を見せないまま終了する.次回作以降への伏線なのか,それとも主人公の若い頃を描いたテレビドラマがあるらしいから,それの補完なのかもしれない.

     ストーリーが単純だし,主人公は常に強いから,エンタメ性は高いかな.トム・クルーズの「ミッション・インポッシブル」ほどの複雑さもなく,チャールズ・ブロンソンの「狼よさらば」ほど悲惨さもない.
  • 96時間/リベンジ

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    ujpblog 2020/5/6 0:30
     2012年のフランス・アメリカ映画.リーアム・ニーソン主演.

     前作で娘を誘拐したマフィア組織を,ほぼ皆殺しにしたけれど,生き残っていたメンバーから情報がもたらされ,主犯格のマルコの父親がリーアム・ニーソンに復讐しようとするも,返り討ちで皆殺しにする映画.

     タイトルに「96時間」とあるけれど,これは前作の邦題の名残で本作には全く関係なし,英語の原題はtakenで,今回はtaken 2です.

     舞台はイスタンブール.日本だと40代後半以上だと「飛んでイスタンブール」が頭の中でリフレインするのだけれど,トルコになるので神秘的?というか未開拓,悪の組織が暗躍してそうで旅するには怖いなぁ,という印象.

     今回の見所は,娘と元カミさんの両方+自分が拉致されたりとピンチになるが,娘を遠隔操作して三辺測量で位置を特定して脱出したりするところが面白かった.ヘンテコデバイスを使って居るけれど,Apple Watchっぽいけど時代的にまだ未発売だな.

    96時間 その2

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    ujpblog 2020/5/5 23:57
     2008年のフランス映画.2013年以来の2回目の鑑賞.

     96時間というのは娘が誘拐されてから生還するまでの時間のリミットだけれど,リーアム・ニーソンが居るのはロサンゼルスで,娘が誘拐されたのはパリ.単純にフライト時間を調べたけれど,直行便で11時間40分.事件発生後から1日後にはパリにいたので,現場到着時点で残り3日です.

     やっぱりリーアム・ニーソンがスティーヴン・セガール的に無双なので,安心して見ていられる.多分,ピンチになったのは30秒くらいじゃないかな.

    デイアンドナイト

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    ujpblog 2020/5/1 23:54
     2019年の日本映画.阿部進之介主演,安藤政信,清原果耶共演.山田孝之がプロデューサ.

     人々の2面性を描いた映画.心情的な部分での「悪」がはびこるまま終わる映画.

     疎遠だった父親の渡辺裕之が自殺したので帰省する阿部進之介.父親のやっていた工場に安藤政信が現れ,困ったときに連絡くれと言われ連絡し,経営する児童養護施設で昼間はコックとして働くことになるが,安藤政信の仕事には夜の仕事もあった.

     安藤政信がいい人なのか悪い人なのかわからないまま進む.明かされたところでどうしようもない最後になっている.もう少し救われる感じが良かったかなぁ.

     エンディングは清原果耶が歌っています.かわいい.

    そらのレストラン

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    ujpblog 2020/4/28 23:00
     2019年の日本映画.大泉洋主演,本上まなみ,岡田将生共演.

     以前観た「ぶどうのなみだ」と,まだ見てないけれど映画「しあわせのぱん」をいれ北海道企画とされるシリーズの第3弾.

     亡くなった父親の稼業の牧場を引き継いだ大泉洋のところに,ある日突然,本上まなみが「海の見える牧場」という1年前の雑誌の記事を持って現れて倒れる.それから10年,二人は女の子を授かり,大泉洋は牧場で乳牛を育てながら小日向文世のもとでチーズ作りを修行している.

     東京の外資系コンサルを辞めて北海道に来たが,羊牧場を引き継ぐことになってしまった岡田将生や,小日向文世からもらった土地で理想の無農薬大豆を育てるマキタスポーツ,同じく無農薬のほったらかし農法でトマトを育てる高橋努,漁師の石崎ひゅーいと,突然朝市に訪れたハイテンション有名シェフの眞島秀和とともに,自慢の食材を使った1日限りのレストランを開こうとする.

     ある事件が起きて,挫折や仲間がバラバラになりかけるが,再構築するというストーリー展開.
     一応,大泉洋が主人公なのだが,エピソードの中心ではないし,大恋愛とかライバル登場とか経営危機とかそういうドラマチックなこともない.レストランを成功させて村おこし経済ものでもない.本上まなみが冒頭,どうしてそんな事になったのかも説明もない.UFOを呼ぶダンスとか意味不明だった.

     鈴井さんもちょっと出演しているし,大泉洋スーパーカブでトコトコと移動するシーンは「水曜どうでしょう」を彷彿とさせる感じもあるが,この映画で描かれる田舎のスローライフは少し憧れのようなところもあるのかな.

     そうそう.マキタスポーツの息子は,クレジットにはないけれど,先日見た「半世界」で稲垣吾郎の息子役だった人だ.

    パシフィック・リム: アップライジング

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    ujpblog 2020/4/27 22:52
     2018年のアメリカ映画.ジョン・ボイエガ主演.

     前作でKAIJUがでてくる「裂け目」を封じたが,10年経って優位性が証明されたイェーガーは無人機が配備されるまでになったが,その無人機が突如暴走して襲い掛かる.

     ジョン・ボイエガはスターウォーズシリーズでストーム・トゥルーパーを演じているけれど,クローンウォーズのような展開か.前作でのヒロインだった菊地凛子は引き続き出演するも一戦は退き事務総長.新しく新田真剣佑が出演していたりするけれど,セリフがあったかなどうかな?

     今回は,イェーガーがヱヴァンゲリヲン感が増して,さらに空を飛ぶ装置を使えるようになりました.ジェット・スクランダー登場!という感じ.イェーガーはヘリコプター10機くらいで吊り下げて移動していたけれど,ヘリの運転技術スゲーとか,そんな速度じゃ現場到着に時間かかりすぎとか,論理破綻しているけれど,そういうところはロボットヒーロー物の歴史が浅いハリウッドだから許すしかないな.

     前回とは違い,最後は次回作を期待するような終わり方をして,ちょっと欲が出てきた感が透けて見えたのが残念.それだったらバック・トゥ・ザ・フューチャー3のように時間を空けずに公開してほしい.

    パシフィック・リム

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    ujpblog 2020/4/26 19:19
     2013年のアメリカ映画.チャーリー・ハナム主演,菊地凛子,芦田愛菜共演.

     怪獣が人類を襲ってくるので,「イェーガー」というロボットを操縦して倒す映画.

     日本の特撮やロボットアニメをリスペクトしているのがとてもわかる作品.アメリカ映画だとスーパーマン的な人間がヒーローになるけれど,今回はロボットに搭乗する.それも一人での運用不可が高いのでパイロットは右脳担当と左脳担当の2名.
     2名のパイロットはシンクロしなければいけない.そのシンクロの際に相手の過去などの記憶が注入されて混乱をきたす.主人公のチャーリー・ハナムは挫折人間.

     イェーガーというロボットのポンコツ感が半端ない.出動シーンでは,マジンガーZやガンダムを思い浮かべるなぁ.デザインはエヴァンゲリヲンを.
     操作系はパイロットの動作が伝えられる闘将ダイモス系なので,劇中のパイロットは基本的には一生懸命にルームランナーみたいなものの上を走っている.ちょっと滑稽かなぁ.

     菊地凛子は幼少の頃,KAIJUに襲われて両親を失うも,当時のイェーガーのパイロットだった司令官に拾われて育てられ,葛藤のある中で主人公とペアのパイロットになる.イメージ的にはフォウ・ムラサメとかハマーン・カーンかな.その幼少の頃を演じたのが,芦田愛菜.泣きの演技で存在感出てました.

     万人ウケしなくて,カミさんは早々に離脱していたけれど,ガンプラやエヴァ世代だとニヤっとする感じが多いかな.

     一時,2020年が舞台で謎の生物が襲ってくる,というような点を,現在のリアルと重ねて見たり.無能な政治家は,KAIJUが襲ってきても大丈夫なように「大きな壁」を作ってしのげると思ってしまうあたりの風刺も効いている.

    メン・イン・ブラック:インターナショナル

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    ujpblog 2020/4/19 23:59
     2019年のアメリカ映画.

     7年ぶりのシリーズ第3作.前作はちょうど5年前に観ていたようだ.

     タイトルに「インターナショナル」とあるけれど,部隊はロンドン支局.エージェントKもJもでてこない.エージェントOは前作からの繋がりがある.

     エージェントMがエージェントになるキッカケと正式採用されるまでの過程が描かれる.

     せっかくだったらリーアム・ニーソンにももうちょと活躍してほしかったな.

    チキン・リトル

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    ujpblog 2020/4/13 1:03
     2005年のディズニー映画.専用メガネをかける3D映画だったらしい.ピクサーはこの映画の公開翌年に買収していいる.

     ニワトリの子供のチキン・リトルが主人公.動物が擬人化された世界で,宇宙から何か落ちて来るのだけれど誰も信じてくれず信用をなくすが,頑張って野球で逆転サヨナラホームランを打ってヒーローになるも,宇宙から大軍が攻めてくる,という話.

     子供向けすぎた.かなり前半でカミさんは脱落.主人公のチキン・リトルが同級生の鳥越くんの幼少期に似ているなぁと思いながら観てた...

    半世界

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    ujpblog 2020/4/12 23:00
     2019年の日本映画.稲垣吾郎主演.

     炭職人の稲垣吾郎が車を運転していると,同級生の長谷川博己が歩いているのを見つけて声をかける.人との交わりを拒むようになっていたが,自衛隊を辞めていくところが無く肉親もいない生まれ故郷に帰ってきたのだった.

     同級生の渋川清彦とともに描かれる友情を示す三角形.二等辺三角形,正三角形.父親への反発から望まれなかったのに後継ぎになった稲垣吾郎.目の前のことで手いっぱいで放置していた息子と妻の池脇千鶴.

     少し暗い感じだけれど,味わい深い映画だったかな.池脇千鶴の演技が良かったね.おばちゃん感もすごかったけれど.

    レッド・オクトーバーを追え!

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    ujpblog 2020/4/10 23:00
     1990年のアメリカ映画.ショーン・コネリー主演,アレック・ボールドウィン共演.

     ジャック・ライアンシリーズで,これまで2作品ハリソン・フォード主演の作品を観てきたけれど,時系列も公開順も,この作品の方が先の模様.アレック・ボールドウィン演じるジャック・ライアンが現役CIAなので.「パトリオット・ゲーム」ではCIA辞職後の復帰,「今そこにある危機」ではその後の出世とかが描かれている.グリーア提督のジェームズ・アール・ジョーンズだけが3作品でているかな.

     冷戦下のソ連で開発されたステルス型の最新鋭潜水艦「レッド・オクトーバー」がショーン・コネリー演じる艦長とともに出航.その戦力は一気に先制攻撃で米国を打ちのめすことができるほどの核兵器の装備を持っているが,艦長は同乗していたお目付役の政府高官を殺害し,亡命を図る.

     アメリカ側ではCIAの分析官のジャック・ライアンがその動きを掴み,通信はできないながらもショーン・コネリーの意図を感じて物語が進む.

     他の作品に比べて,わかりやすいしコメディ要素も少しあるので観やすいかな.スティーブン・セガールの「沈黙の戦艦」は,この作品より後なんだな.

    雲のむこう、約束の場所

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    ujpblog 2020/4/8 23:00
     2004年の日本のアニメ映画.新海誠監督作品.

     前知識がないで見始めたけれど,高校生の恋愛ドラマかなと思ったがSFであった.
     世界観が独特な映画.そしてあまり説明のないまま話が進むので,何度か見直せば良いのかもしれないけれど,何度も見直したい内容でもないという...カミさんは最初の方に置いてけぼりにされて完全に寝てしまってた...

     「君の名は。」の前哨戦かな.ラピュタの前のカリオストロ的な類似はないのだけれど,最後はスターウォーズ エピソード4的な感じもある.ヒロインは「そのときは彼によろしく」だ.ということで個別のエピソードを拾うと目新しいものはないのだけれど.

     現代の青森が舞台.のような気がしていたけれど国鉄の古い電車が走っていて主人公が兵器工場でアルバイトし,友人とともに飛行機を作って北海道にある国の「ユニオン」にある,東京からでも見えちゃうような塔を見に行きたいという夢を持っているが.

    パトリオット・ゲーム

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    ujpblog 2020/3/30 2:23
     1992年のアメリカ映画.ハリソン・フォード主演.

     CIAを辞めて海軍学校の教官になったハリソン・フォードは,家族でロンドンに来ていたところイギリス王室の人がIRAから襲撃されたのでそれを助けるも,そのIRAの過激派から命を狙われるようになる.

     翌年の1993年に公開された「逃亡者」を先に見ているので,全く違うストーリーだけれど共通点が見て取れるのは,当時の手法が反映されているからかな.そしてk,登場するコンピュータはGUIでは無いのです.懐かしのIBM 5550とかもちらっと映っていたりして.

     シリアスな内容だけれど,次作の「そこにある危機」よりはハラハラドキドキでアクション性が高い作品かな.
     この映画,最後にほのぼのシーンで生まれてくる子供が男か女かみたいな会話で答えが出ずに終わるのだけれど,次回作にその答えが出てます.逆にその程度しか繋がりがないのだけれど.

    今そこにある危機

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    ujpblog 2020/3/27 23:00
     1994年のアメリカ映画.ハリソン・フォード主演,ウィレム・デフォー共演.

     小説家のトム・クランシーの作品,ジャック・ライアンシリーズで,映画的には「パトリオット・ゲーム」に続くの映像化作品.
     CIAのハリソン・フォードが,大統領の友人家族を殺害したコロンビアの麻薬組織と,その他の麻薬カルテルを牛耳ろうとする人たちと戦う物語.とても複雑な展開なので簡単に感想を書けない.
     多分,2〜3回視聴すればたくさんの伏線もわかるのだろうなぁと思う.

     一番気になったのは,ウィレム・デフォー.この人は映画「プラトーン」での印象がとても強いけれど,自分の中ではそれ以来の海軍特殊部隊出身のCIA工作員でリーダ.洗練された部下たちを無線で操る姿はかっこいい.

    ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書

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    ujpblog 2020/3/21 23:00
     2017年のアメリカ映画.メリル・ストリープ,トム・ハンクス主演.スティーブン・スピルバーグ監督.原題はThe Postで,ワシントンポスト社が舞台.

     時代はベトナム戦争,リチャード・ニクソン大統領政権化.メリル・ストリープが経営するワシントンポスト社は経営を強化するために株式上場を進めていた.そんな時に,ニューヨークタイムズが国防総省のベトナム戦争に関する最高機密文書をスクープする.
     ワシントンポストの編集長?のトム・ハンクスがツテを使ってペンタゴン・ペーパーズを入手.記事にしようとして社長のメリル・ストリープに許可願いを出すも,政府は機密情報漏洩ということで記事の差し止めをしようとしており,上場したてだが取り消し条項になるので...

     実話をベースにしているけれど,アメリカの歴史に詳しくないので,ワシントンポストはいい仕事をしたのかなぁと思いました.報道のリアリズムから日本航空123便墜落事故を取り扱った「クライマーズ・ハイ」を思い出す.

    グリーンブック

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    ujpblog 2020/3/20 23:00
     2018年のアメリカ映画.ヴィゴ・モーテンセン,マハーシャラ・アリ主演の実話をもとにした映画.

     秀作! 予告編がいい感じになっている.ボヘミアン・ラブソディを抑えてのアカデミー賞作品賞受賞作品.


     時代は1962年.黒人への差別も残る時代に,黒人ピアニストが南部へのツアーのために用心棒のイタリア系白人を雇っての珍道中.
     タイトルの「グリーンブック」とは黒人が泊まれる宿を記載した本でツアーには欠かせない.といっても黒人差別を色濃く扱った物語ではなく,最初は偏見があったけれど,次第に打ち解けていく様を描いた作品かな.

     ケンタッキーフライドチキンが,食べたくなる.

    運び屋

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    ujpblog 2020/3/14 23:00
     2018年のアメリカ映画.クリント・イーストウッド主演で監督.

     園芸家のクリント・イーストウッドは,借金して家屋を失うが,長年無事故・無検挙である運転技術を買われ,何かの運び屋になる.

     レオ・シャープという人の実話を下敷きにした物語ですが,味わい深い映画でした.何を運んでいるか,積荷をみてはいけないと言われていたものの,それは気になるだろうし,事故・無検挙の理由も警察官のあしらい方をみたらわからんでもない.
     ブラッドリー・チャールズ・クーパー演じる麻薬取締捜査官やその上司のローレンス・フィッシュバーンが捜査継続を認めるシーンとかも,有能なサラリーマンとその上司の関係を綺麗に表していてとてもいいなぁ.

     クリント・イーストウッドが主演で監督という作品は久しぶりらしいけれど,物語上は90歳のじいさんを演じ,そのじいさんも艶なシーンがあることが面白い.

     そして,クリント・イーストウッドといえば,吹き替えが山田康夫だったけれど,1995年に亡くなっているわけで,ルパン三世の声優の跡を継いだ栗田貫一がやっているのかと思ったら,多田野曜平という人でした.これは山田康夫を継承していてとてもいい.

    コンフィデンスマンJP ロマンス編

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    ujpblog 2020/3/8 23:00
     2019年の日本映画.長澤まさみ主演.東出昌大,三浦春馬,江口洋介,竹内結子,ジャッキーちゃん共演.

     2018年の連続ドラマ版の延長で,時系列的には「SPドラマ・運勢編」の直前になる模様.この映画がないと,新たな仲間にモナコ:織田梨沙が追加されている理由がわからん.

     映画自体は,騙し騙され展開なので文章で説明するのは辛いので書かないけれど,面白かったね.これは,伏線もあってこうだろう〜と思ったことが裏切られる結果になるというのを楽しむための映画.

    そのときは彼によろしく

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    ujpblog 2020/3/7 23:00
     2007年の日本映画.山田孝之,長澤まさみ主演.塚本高史,国仲涼子,北川景子共演.

     水草屋を営んでいる山田孝之の元に長澤まさみが訪れ住み込みでアルバイトとして雇うことになる.しばらく気づかなかったが,子供の頃に一緒に過ごした幼馴染だと気づくが,もう一人の幼馴染の塚本高史がバイク事故で意識不明で入院の知らせを受けて見舞うも,もうこれで最後だと長澤まさみがさってゆくが,長澤まさみには山田孝之に内緒にしている事があり...

     原作はネット小説作家の,市川拓司.病気系の作品が多かった時代にマッチした作家さんかな.
     この映画は,2〜3回みた.ちょうど,アクアリウムを始めた頃だったのと,長澤まさみが可愛かったからかな.

     どの作品でもそうだけれど,小日向文世が演じる役が,若い頃のシーンになると必ず増毛されているのがお約束で笑える.

     

    サイバー・ミッション

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    ujpblog 2020/3/2 0:37
     2019年の中国映画.ハンギョン主演,リディアン・ヴォーン,リー・ユエン,山下智久共演.

     オタク系ホワイトハッカーのハンギョンに,ブラック・ハッカーのリディアンとその恋人のリーが近づく.その目的はハンギョンのハッカーとしての腕.あるセキュリティは二人の力をあわせないと突破できないという.

     「ホワイトハッカーvsブラックハッカー」というようなサブタイトルでハッカーを主人公にしているので,今時のサイバー犯罪の色々なことでも出るのかと思ったら,ミッション・インポッシブルてきな映画でした.特に,リディアン・ヴォーンがトム・クルーズのそっくりさんに見えちゃうものだから,余計に.

     映画の中で「OASIS 2.0」がリリースされ,そこのバックドアを仕掛ける的なことがあるけれど,2.0レベルだとろくなものは出てないよなぁ.そしてそれを買収する山下智久.狂気な黒幕を演じているのだろうけれど,似合わないかな.

    寝ても覚めても

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    ujpblog 2020/2/24 22:23
     2018年の日本映画.なぜかどういうことかフランスの資本も入っている? 東出昌大,唐田えりか主演.仲本工事,田中美佐子,伊藤沙莉共演.

     大阪で,写真展に行った唐田えりかが,偶然東出昌大(麦)と出会う.その瞬間から恋に落ちるが,東出昌大(麦)は放浪癖がある自由人.急に1週間くらい家を空けてしまうこともあったようだが,急にいなくなる.

     そして2年後.
     唐田えりかは東京の喫茶店で働いているが,その隣のビルにある酒の会社に東出昌大(亮平)とであって,瓜二つであることから,最初は葛藤があったが,大震災をキッカケに付き合いを始める.

     そして5年後.
     東出昌大(亮平)は大阪に転勤になる.そのタイミングで結婚することにするが,行方不明になっていた東出昌大(麦)が突然現れ,唐田えりかは本能のまま全てを捨てて東出昌大(麦)と逃走してしまう.

     そして翌日.
     東出昌大(麦)の車で北海道に向かっていた唐田えりかは,考え直し,東出昌大(麦)とあっさり別れ,仲本工事の手助けで東出昌大(亮平)の元に戻るが,最初は受け入れてもらえないが,一生信じられないと言わえれながら東出昌大(亮平)ととも歩むことになりそう.という感じで終わる.

     エンディングがすっきりしない.考えさせられる.俳優の二人がこの映画での共演をきっかけとしてスキャンダルで話題になったということもあるだろうけれど,そして「棒読み」と言われる台詞回しがカミさんは気になっていたようだけれど,それならそれでそういう演技指導だったはずだし.

     タイトルの「寝ても覚めても」と内容を絡めて意味を考えてもうまく結びつかない.東出が演じた第1の男は「麦」と書いて「バク」と読ませる.夢を食べるバクにも絡むだろうし,彼との繋がりが夢の中で,覚めるたときの現実が第2の男の亮平なのか.


    SELF AND OTHERS 牛腸茂雄
    http://www.cine.co.jp/works1/selfandothers/

    フィラデルフィア

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    ujpblog 2020/2/3 0:32
     1993年のアメリカ映画.トム・ハンクス主演.デンゼル・ワシントン共演.

     法律家のトム・ハンクスがエイズになる.黙っていたが法律事務所を解雇される.エイズ発症に気づいて解雇していれば法律違反,能力不足による解雇が先かを法廷で争うことになり,トム・ハンクスが雇ったのがゲイ嫌いの黒人弁護士のデンゼル・ワシントン.

     この映画の見所は,エイズ発症でどんどんとやせ細っていくトム・ハンクスの演技.また,作品が実在する人物の話に似ている年して,その家族から訴えられたりしているという背景を知っていると感慨深いかな.

    それでも夜は明ける

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    ujpblog 2020/2/2 18:56
     2013年のアメリカ映画.アカデミー賞の作品賞受賞.

     時代は1841年のアメリカ.ニューヨークに住む家族持ちのおっさん,ソロモン(キウェテル・イジョフォー)は自由黒人のヴァイオリニストなのだが,儲け話で騙されて誘拐され南部に連れて行かれ売られて奴隷として12年間を過ごし,抜け出すまでの話.

     実際に存在したソロモン・ノーサップという奴隷制度廃止の運動家黒人の手記が原作なのだけれど,黒人の差別についてあまり深い知識がないので,ただただ酷い扱いを受けており,そしてその後もまだ差別は続くわけで映画も明快な終わり方では無い.

     そもそも「自由黒人」という立場を知らなかった.奴隷でない黒人という立場.黒人であるがゆえに奴隷とは違うという証明書を持ってないといけない.ソロモンも「俺は自由黒人だ」と言っているあたりにも,差別が感じられるというか抜け出せない状態からの脱出するすべなので仕方ないか.

     映画の後半で,むち打ちの懲罰を受ける少女役を演じるルピタ・ニョンゴだけれど,来月の誕生日で37歳になるそうで映画の撮影時点でも29歳くらいかなぁ...もっと幼く見えるけど.

     そして一番の衝撃は,エンドロール時に語られる,ソロモン・ノーサップの死亡は確認されてないという事.調べると行方不明で,再度誘拐されたとか暗殺の可能性も否定できないとか...

    SUNNY 強い気持ち・強い愛

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    ujpblog 2020/1/29 1:31
     2018年の日本映画.篠原涼子,広瀬すず主演.韓国で700万人動員の大ヒット映画のリメイク.

     篠原涼子が23年?ぶりに病院で再会した旧友の板谷由夏が余命1ヶ月.高校生時代に仲良しグループのSUNNYのメンバーを探偵のリリー・フランキーを雇い,渡辺直美,小池栄子,ともさかりえなどを探してもらう.

     篠原涼子の高校生時代を広瀬すず,渡辺直美は今話題?の富田望生.板谷由夏を山本舞香などが演じる.池田エライザは...

     新井浩文も出ていたけれど,DVD発売やWOWOW放送直前に逮捕されて編集されて消えてしまった模様.
     どういう役だったか調べたのだけれど,渡辺直美が務める不動産屋のブラック上司だったそうで.それでラストシーンのプレゼントが繋がるわけだ...
     そして,時代的に劇中は安室奈美恵やtrfの楽曲が沢山流れるのだけれど,小室哲哉プロデュースです.引退前の最後の仕事らしい.色々曰く付きになったのね.

     広瀬すずの変顔を沢山見る事ができるという謎の特典があるけれど,山本舞香が良かった.走っているシーンの板谷由夏が変だった.小野花梨が一番演じるのが難しかったんじゃなかろうか.よくできました.

    えちてつ物語 わたし、故郷に帰ってきました。

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    ujpblog 2020/1/27 1:57
     2018年の日本映画.横澤夏子主演.萩原みのり,緒形直人共演.

     えちぜん鉄道(福井県)を舞台にした鉄道映画.東京で女芸人として行き詰まった横澤夏子が,友人の結婚式のために帰郷するところから始まる.父親の葬式にも帰郷してこなかったこと等に怒っている兄の緒形直人と衝突したり,偶然の出会いから「えちてつ」のアテンダントに採用されるもその従業員との衝突などもありながら,自分の出生の秘密や事件によって次第にお互いの理解しあっていく,という物語.


    このYoutubeが全てのような気もする

     横澤夏子が,身勝手な女性を演じているが,結局最後までその身勝手さを自覚,反省する感じは描かれなかったなぁ.周りを振り回していて,周りに助けられましたという話.

     出生の秘密を知っている人として登場した松原智恵子.吉永小百合や,うちのオカンと同い年(学年はオカンの1つ上になる)なので75歳だけれど,綺麗だなぁ.自分的には,坂本三佳さんが気になった.ふしぎ発見のミステリーハンターなのか.

    七つの会議

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    ujpblog 2020/1/26 2:20
     2019年の日本映画.野村萬斎主演.池井戸潤作品.

     池井戸潤の映像作品,TBSの日曜夜9時からのドラマに出演している人たちが沢山でてきます.ドラマで出てきたことがなさそうなのは,今回の主役の野村萬斎くらいかな.

     このドラマは企業の不正を暴く点では「空飛ぶタイヤ」だし,不具合発見時のいろいろな部分は「下町ロケット」かな.
     営業部長の香川照之が,営業部員にカツを入れるために机を叩きながら歩くシーンが,とてもリズミカルで良い.

     あ,この映画はテンポ良く進行して内容も分かりやすくて,いろいろな俳優がちょっとだけでておおっと思ったりしてエンドロールの最後の最後まで面白いです.

    劇場版「お前はまだグンマを知らない」

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    ujpblog 2020/1/24 23:00
     2017年の映画.間宮祥太朗主演,馬場ふみか共演.「劇場版」となっているけれど,ほぼ同じメンバーで連ドラ版があったようだ.

     千葉から群馬の高校に引っ越してきた間宮祥太朗は,グンマー(群馬人)でないことでいじめに合うが,次第にお互いに理解をしていく.

     この前観た翔んで埼玉が埼玉をディスる内容だったのに対し,この映画は群馬県愛が深い内容.

     間宮祥太朗は鳥人間コンテストを題材にしたトリガール!の時のテンションと同じだったね.同じ時期に撮影したのだと思うけど.

     こういう,ご当地ムービーだけれど文科省から補助金出そうに無い内容のタイプは,どういった収益構造で映画化を実現するのだろうか.何が当たるか分からないから賭けなのか.出演者もこれが代表作になると困りそうな気もするし...ふと,菊池桃子のデビュー作「パンツの穴」を思い出した.大作主義に対する娯楽映画ポジションは大切なんだろうな.

    翔んで埼玉

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    ujpblog 2020/1/23 0:09
     2019年の映画.二階堂ふみ,GACKT主演.伊勢谷友介共演.

     東京都内に入る際に通行手形が必要という世界観.都内の学校に留学から帰ってきたGACKTが入校.二階堂ふみはその学校のボスで,東京都民以外を差別的に扱っているが,GACKTが実は通行手形を撤廃させたい埼玉解放戦線のボスの息子.

     ストーリーなんてどうでもよくて,関東・首都圏が東京都民,それも23区,いや港区などの中心をブランド化していて,出身地,居住地によってその人間の価値を評価してしまう世の中のヒエラルキーを表現した物語かな.
     自分の住んでいる地域がディスられると,ちょっと嬉しいという謎の感覚がある.

     この映画は,首都圏の地名などが分からない人が見ると,そんなに面白く無いと思う.そして作者がパタリロだし,BOYS LOVEもあるという.二階堂ふみが男役なのでBOYS LOVEになっていてもなってなさそうだけれど,やっぱりなっているんだなこれが.

     1回見れば十分.

    雪の華

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    ujpblog 2020/1/11 23:00
     2019年の映画.中条あやみ,登坂広臣(三代目)主演.

     何らかの病気で余命宣告されている中条あやみが,死ぬ前にやりたいことをするために,偶然出会った登坂広臣がお金に困っているのもあり100万円で1ヶ月間彼氏になってもらってフィンランドに行ってオーロラを見る物語.

     10年前のケータイ小説っぽい流れだね.

     余命宣告だけれど何の病気かは不明.でも体が弱っていく感じもなくてピンピンしている.勤先の先輩の喫茶店が経営難になって100万円必要になった登坂広臣だが,中条あやみの為に単身フィンランドにいくわけで,H.I.S.でパッケージツアーで調べると16万円以上するなぁ.
     初めていくフィンランドの山道で車が立ち往生.車を降りて雪山を走り抜けて中条あやみに会いにいくが,登坂広臣はスーパーマンかな?

     登場人物が少ない映画だけれど,高岡早紀が母親役なんだな.そうなのか.

    フォルトゥナの瞳

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    ujpblog 2020/1/10 23:00
     2019年の映画.神木隆之介主演,有村架純共演.

     幼い頃の事故がきっかけで,死が近づくと体が透けて見えるようになる能力を身につけた神木隆之介.auショップにお勤めの有村架純と出会うが助けちゃうので運命を変えてしまうが,その代償として心臓に負担がかかるようになってしまった.

     お願いされたわけでもない人助けをすると自分の命を削る必要があるわけだから,自分だったら誰に対してその能力を使うかな.そんなことを考えた.
     映画の進行上,色々な事件事故を思い起こさせるようなシーンが出てくるから,時事的に上映・放送できなくなるリスクのある映画かな.今時のコンプライアンスに照らし合わせれば.

     それにしても,松井愛莉ファンなのでもうちょっと出演シーンを増やして欲しかったなぁ.有村架純が可愛いのだけれど,死にそうになりすぎ.そして,DAIGOが演じる悪人もよかったな.

     タイトルの「フォルトゥナ」って,ローマ神話に出てくる運命の女神.英語だとFortuneなんだね.フォーチューン.

    フライト・ゲーム

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    ujpblog 2020/1/4 23:00
     2014年のアメリカ映画.リーアム・ニーソン主演.

     航空保安官のリーアム・ニーソンは一般客を装って飛行機に搭乗.大西洋上に差し掛かった頃に匿名のメッセージが入る.メッセージには先ほどトイレで喫煙したことまで書かれているので同じ飛行機に乗っているようだが,姿は表さないが金銭を要求し,送金されなければ20分ごとに乗客・乗務員が殺されていく.

     飛んでいる飛行機は密室と同じで大型機だと多くの乗客がいるからどいつもこいつも容疑者に見えるし,医者とか都合の良い乗客も乗り合わせられ,墜落的なことも視野に入れて話が進行するので,とてもスリリングかな.

     あとは,主人公が良いことをしようとしているのに,過去の素行不良が原因で信じてもらえないばかりか,それが暴露されてみんなからの信頼を得られない.

    去年見た,トレイン・ミッションと同じ監督と俳優ですな.

    ビブリア古書堂の事件手帖

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    ujpblog 2019/11/24 19:33
     2018年の映画.黒木華,野村周平主演,成田凌,夏帆,東出昌大共演.

     野村周平の祖母が亡くなる.幼少の頃,祖母の蔵書を触ったことでひどく怒られたことがトラウマで本が読めない.その発端である夏目漱石全集の「それから」を手に取ると,サイン本とともに祖母の若い頃の写真と,「ビブリア古書堂」という本屋のしおりが出てきたので,その本屋に行く.
     ビブリア古書堂には店主の黒木華がおり,本を見せるとある謎に気がついた.この映画ではその謎についての恋愛ドラマが展開されるのと,ビブリア古書堂にある一番高い本,太宰治の「晩年」の初版本の強奪犯に関する謎解きの二軸で進行する.

     ミステリー要素は少ないかな.東出昌大と夏帆の恋愛ドラマ.それもありがちな.

     原作は本についてマニアックらしいからそれを映像化するのは難しいのかもしれない.雰囲気は良かったけどね.

     以降,ネタバレ.

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    こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話

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    ujpblog 2019/11/18 0:41
     2018年の映画.大泉洋主演,高畑充希,三浦春馬共演.

     大泉洋演じる筋ジストロフィーの鹿野靖明さんと,それを取り巻くボランティアの交流が描かれる.タイトルの「こんな夜更けにバナナかよ」は鹿野靖明さんが夜更けに突如食べたいと言い出したエピソードだけれど,この作品の根幹を表している.

     筋ジストロフィーは次第に筋力が衰えていく遺伝性疾患で,24時間介助なしには生きていけない状態.普通は施設・病院に入るけれど,自立を目指し自宅で介助を受けているが,わがまま言いたい放題な大泉洋に高畑充希が驚くところから始まる.

     高畑充希の目線は一般の健常者の目線かな.支える側,支えられる側のが対等である,これがテーマになっていて感慨深い.

     人は,誰かに頼らなければ生きていけない.これは障害を持っていようがいまいが,同じことだね.そして鹿野靖明さんは,夢を持ち続けていた.頑張ればできそうな.これがまた大事なのだろう.

    マスカレード・ホテル

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    ブロガー : 
    ujpblog 2019/11/17 20:51
     2018年の映画.木村拓哉主演,長澤まさみ共演.

     連続殺人が発生.犯人が残していった暗号が次の現場を予告するGPS情報だと刑事の木村拓哉が突き止め,予告された場所のホテルに潜入捜査を行うが,フロントクラークの教育係として長澤まさみがあてがわれる.

     優秀なんだけれどちょっと人付き合いが苦手なタイプの刑事と最初は衝突し合うが,それぞれを認め合うようになるという木村拓哉が演じる役にありがちな展開はもう標準フォーマットとしてあるとして,事件の内容が,どこまで緻密なのかが東野圭吾作品の良いところなのだけれど,わかりやすくて展開が見えてしまったな.

     帽子とロン毛とサングラスで養子のわからない謎のおばちゃんは,最初,声質から余貴美子か吉行和子かという風に思えたけれど,高音で発生した瞬間に判ってしまった.チームキムタクって感じだね.

     大絶賛されているけれど,何かが足りない.連続殺人とされた第1・第2の被害者のエピソードが掘り下げられないから,あまり関係ないんだなっておいうのがわかるし主に名前しか告げられないから関係性も頭の中で整理できない. よくあるホワイトボードに関係性をチャートにしたものも用意されているけれど,ほぼ使われないのでね.
     犯人はポスターを見ると出ているし,Wikipediaみても怪しさ抜群にでているな.一番わからないのは,明石家さんまの出演シーン...エンドロールで「友情出演:明石家さんま」と出て,えっ!となるけれど,そこが大ヒントなのでした...
     他に,印象に残ったのは,駄々をこねたらホテルの部屋のアップグレードをしてもらえるって感じられるシーンがなんども出たところ.

     東野圭吾作品として「マスカレードシリーズ」としてあと3作品くらいあるので,良かったらシリーズ化されていくのかな.

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