子供の頃，３人の仲良しが線路に置き石をした．それを注意して石をどけていた梅さんと呼ばれる浮浪者が電車に轢かれて死んでしまった．目撃者はおらず事故として処理されたが，３人の心にその事件は心に残ったまま成長してしまった．しかし，実はその事故を目撃していた人が居る．その噂を知った梅さんの兄が成長した３人に会おうとしていた．　

　３人のうちの一人の女性の家に集まったが，先に集合していた男女でいさかいがありナイフで殺しあった．　後から駆けつけたもう一人の男は，息が絶え絶えとなっている女性から告白を受け，殺して欲しいと言われとどめを刺す．その姿を窓の外から梅さんの兄が見ていた．

　梅さんの兄は時効まで名乗り出ようとはせず，そして刑は執行されてしまった．このドラマでは死刑執行シーンを執拗に描いている．最初に放送した時期に，死刑執行の現場を大臣がミタ的な話があったからかななんて思い出した．

　死刑となった息子も，梅さんの事件の罪の意識，そして女性のプライドを守る為に真実を明確にしなかったというのが真相になる．