健康志向や311を起点とした首都圏での自転車通勤人口の増加と，それに伴う事故の多発，車道を走行しないと行けない問題，自転車専用レーンを設置しても違法駐車・・・

　様々な問題があるが制度やインフラ整備が追いついていないと，連日報道されているけれど，

譲り合いの精神

があれば，一気に解決するのでは？

　米国経済学者ブライアン・アーサーが実験した「エルファロル問題」．定員のn%だと楽しめるけれど，それ以上だと混んでいて不快という人気のバーの名前がエルファロル．
　「前回楽しかったからまた行く」とか「前回不快だったから行かない」という自分中心主義，経済合理性の追求で行動していると，極端な状態になるが「前回楽しんだから今回は遠慮する」という譲り合いの行動をとると，利益分配の均等化が行われるのだそうです．