ブログ - クラウド
田口トモロヲ主演，鈴木浩介，粟根まこと，山岸門人，伊藤ヨタロウと５人の登場人物が，青山円形劇場で演じた舞台を観に行きました． 千秋楽の二日前．
http://www.suzukatz-cloud.com/
テーマの「クラウド」とは，クラウドコンピューティングのクラウドで，ライフブロガーという自分の日常を自動センサーデジカメ等で記録してアップロードしている一般人が巻き込まれる事件を取り上げたものです．
ここ数年，映画の中で気になる存在だった田口トモロヲが見たかったんだけど，プロジェクトXの口調そのまんまでしたネ． 鈴木浩介は，テレビでみるよりかっこ良くて八頭身で，終盤のシーンは正面だったこともありよく表情を見る事ができて，緊迫感のある良い演技でした．楽屋口にいると，俳優の篠井英介，自称売れない小説家の岩下尚史を見かけました．
http://www.suzukatz-cloud.com/
テーマの「クラウド」とは，クラウドコンピューティングのクラウドで，ライフブロガーという自分の日常を自動センサーデジカメ等で記録してアップロードしている一般人が巻き込まれる事件を取り上げたものです．
ここ数年，映画の中で気になる存在だった田口トモロヲが見たかったんだけど，プロジェクトXの口調そのまんまでしたネ． 鈴木浩介は，テレビでみるよりかっこ良くて八頭身で，終盤のシーンは正面だったこともありよく表情を見る事ができて，緊迫感のある良い演技でした．楽屋口にいると，俳優の篠井英介，自称売れない小説家の岩下尚史を見かけました．
「トータルリコール」とかのキーワードが劇中にもでてきますが，世界観はSFです．見終わったあとにブレードランナーとかの雰囲気があるなぁと嫁さんと話をしていたのですが，どちらもフィリップ・K・ディックの作品で，ディックは「現実というものの脆さと個人のアイデンティティの構築」をテーマにしているというのを考えると，より深く味わいがありますね．
作の中で出てきた「キップル」という言葉は，ブレードランナーで「ダイレクト・メールとか、からっぽのマッチ箱とか、ガムの包み紙とか、きのうの新聞とか、そういう役に立たないもの」の事を示し，「見たものを撮影し、メモを取り、ＧＰＳで取得した位置情報をコンピュータに送り続ける。持っていたCDやDVDはことごとくデジタルデータに変換し、本は裁断してスキャナーで読み込み、コンピュータへ移した。 」という事で何も無い事が前提の部屋で物語が進む．
DDと略される「デジタルドラッグ」は，コピーが簡単でよって安い．誰が何の為に作っているのか解らない．そういう世界の総称が「クラウド」．色々な危険性をはらんでいるけれど，一度進みだしたら戻れない．
アップロードした人生は簡単にコピーできる．
作の中で出てきた「キップル」という言葉は，ブレードランナーで「ダイレクト・メールとか、からっぽのマッチ箱とか、ガムの包み紙とか、きのうの新聞とか、そういう役に立たないもの」の事を示し，「見たものを撮影し、メモを取り、ＧＰＳで取得した位置情報をコンピュータに送り続ける。持っていたCDやDVDはことごとくデジタルデータに変換し、本は裁断してスキャナーで読み込み、コンピュータへ移した。 」という事で何も無い事が前提の部屋で物語が進む．
DDと略される「デジタルドラッグ」は，コピーが簡単でよって安い．誰が何の為に作っているのか解らない．そういう世界の総称が「クラウド」．色々な危険性をはらんでいるけれど，一度進みだしたら戻れない．
アップロードした人生は簡単にコピーできる．
