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オカン,救急搬送される その3 心房頻拍・狭心症

カテゴリ : 
人生 » 監視/防犯/みまもり/遠隔
ブロガー : 
ujpblog 2024/6/3 23:00
 救急搬送後2日目.主治医となった龍之介先生とアポが取れて13時から説明を受ける.その後の定期経過観察の結果,不整脈は出てこず安定しているとのこと.
 現在の病名としては「心房頻拍・狭心症」となる.

引用:
心房頻拍は、不整脈の一種である頻脈(ひんみゃく)のうち、心臓上部の部屋である心房で発生するものです。 健康な人の脈拍は1分間に60~100回程度ですが、心房頻拍が起こると1分間に100回以上、多くの場合140~200回の頻度で脈が生じます。
 救急搬送された時は心拍数が130回だったそうだが現在は正常値に戻っている模様.
 末梢の狭窄(心臓血管の先っぽの細くなったところが狭くなった状態)は大きく循環動態(血管、心臓など循環系を流れる血液の状態)に影響しなさそう」とのこと.

 治療方針としては,薬とカテーテルアブレーションが考えられる.ステント手術は諸事情でお薦めしないというスタンス.
 ステント留置をしない方針の諸事情=理由,根拠は,今回は心臓血管の先っぽの細くなっている部分でつまりが発生しているので,手術の難易度が高く,カテーテル手術中に血管を傷つけてしまったら開胸手術になって患者負担が高くなるのと,オカンに認知症の傾向が見られることから手術難易度が高い模様.

 認知症と心臓手術の関係を聞いたら,手術は部分麻酔で2,3時間かかるが,術中に動かない状態を維持できなければいけない.例えば勝手に腕をあげたりするとそれだけで血管に穴が開くのだそう.
 全身麻酔すれば動かないのでは?と尋ねたら手術中に深呼吸などをしてもらうなど必要があるそうで,深呼吸だけだとECMO(エクモ;人工肺とポンプを用いた体外循環回路による治療)を使えばできるが他の指示もあるのだそう.
 また,ステントを入れると血液サラサラの薬を確実に飲む必要があり,認知症だと投薬管理できる環境が保てない可能性があるとの話もあった.

 病院によって「認知症の症状がある」と判断されたのは,ベッドにいるのに勝手にトイレに行こうと立った事が1回あったらしく,それでその判断になった模様.

 状態として安定しており,今回の対象部位だとリスクが高くなるステント手術を選ぶよりも,投薬やカテーテルアブレーションという方法を選択する方が良いという提案で,それが良さそうな感じ.納得感がある.

カテーテルアブレーション治療とは - 香川県立中央病院
https://www.chp-kagawa.jp/catheter_ablation/catheter-ablation

引用:
カテーテルという細い管を用いて、不整脈の原因となる異常な回路や興奮を発生させている部位をアブレーション(焼灼)して消滅させる治療法です。 成功すれば不整脈は根治します。 開胸手術のような大きな手術と異なり、傷口が小さいため、身体の負担が少ない。 不整脈の原因部位を同定して消滅させるため、成功すれば根本的な治療になる。

 この病院にはエクモがあるんだなーって思った.そりゃぁ市民病院だから国立医療センターと双璧の規模だけど,なんせ数年前にコロナ禍が始まった頃,エクモの配備状態は多くは無くて取り合いになる(トリアージ的な)状態でした.
 あと,ステントを入れると異物なので血栓が引っかかりやすくなるので血液サラサラが必須というのは学びがあった.

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