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社宅制度で男女差?

カテゴリ : 
時事
ブロガー : 
ujpblog 2024/5/21 16:28
社宅制度の男女差は“間接差別”損害賠償命じる判決 東京地裁
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20240513/1000104546.html

引用:
一般職として働く女性社員が事実上、総合職の男性社員だけが社宅制度が利用できるのは男女差別だと訴えた裁判で、東京地方裁判所は男女雇用機会均等法の「間接差別」にあたり違法だとして、会社側に損害賠償を命じる判決を言い渡しました。
 詳細は次のとおり.

引用:
44歳の一般職の女性は、現在は全員が男性社員の総合職に家賃を最大8割補助する社宅制度がある一方で、女性が大半を占める一般職には月3000円の住宅手当だけなのは男女差別で、違法だとして損害賠償などを求めていました。
 んー.総合職は転勤ありなので社宅制度があるわけで.

 私のいた大手の会社でも,総合職と地域職という制度があって,総合職は大卒以上,地域職は短大・専門・高卒となってた.男女差じゃなくて学歴差.地域職は転勤がない代わりにボーナスが25%少ない.その後格差是正で20%まで変わった.会社に入った後聞かされたなぁ.入社直前に独身寮も総合職しか入れないって言われて.どこかにルールは書いてあったと思うけど,新卒新人の世間知らずだったので理解しておらず.

 当時,外販部署にいたので,首都圏にいるとプロジェクトが幕張から小田原まで広範囲だったので人によっては地域食でも実質転勤や単身赴任となっていて,地域職のメリットがなかった.そんな訳なので総合職に変えてくれと声の大きい同期達がちょっと騒いだことで,一定の職能ランクに到達すると上司の推薦があれば1年に1回の評価の際,地域職から総合職になることができると示された.ちなみに,「首都圏」とは東京駅を基点として80kmの距離という指標も示された.

 その翌年,プロジェクトの都合で何年も実家の神奈川からプロジェクトのある千葉に片道2時間以上なので通えないので自費でマンションを借りてた1つ年次が上の地域職の美人先輩がいたのだけど,上司が,気を利かせて社宅補助金の出る総合職に変えてくれて先例を作って総合職になって家賃補助が出るようになった.
 しかしそれから数ヶ月の夏の人事異動で広島に転勤になってしまい,転勤を拒否もできなかったので仕方なく退職となっていた.
 送別会の時,大きい同期達は美人先輩に自分達が騒いだせいだと謝っていたけれど,これが男の方が転勤なら,それをきっかけに結婚・転居とかもあったかもしれない.という考えが昭和的なのかもしれない.

 その2年後,私も総合職に変更.1年程度でやっぱり地方転勤.2例目.しかし美人先輩と違い,転勤先の広島は実家なので問題なし.そして社内結婚し,新婚1年で再度転勤で首都圏へ.この時は上司達が気を遣ってくれて夫婦で転勤になった.後続の後輩も夫婦で転勤してきたけど,そのもう1つくらいは時代が変わって夫婦でも片方だけ転勤に戻ってしまってた.

 転勤に意味があるかどうか,自分じゃなくても良いのでは?というのは当時のやっぱり転勤で広島の部署に着任していた当時の上司も言ってた.40代すぎて課長レベルになると,その後も出世の見込みのある人は一度は奉公転勤があると言ってたけど,20代で何度も転勤させられた私は出世コースに乗ってないのでなんなのだろうと思ったけどね.

引用:
判決のあと原告の女性は記者会見で「ずっと悔しい思いをして、たくさん泣いてきましたが、ようやくぐっすり寝られます。だた、男女の賃金差別が認められなかったのは悔しい。多くの会社で総合職や一般職で分けることがなくなり、女性がもっと意見を言えて能力を発揮できる差別のない職場になってほしい」と話しました。
 これを見て思うのは,この会社,メーカの販売子会社で海外にも拠点があるけど,総合職・一般職の垣根がなくなったりしたら転勤で泣く人が出てくるんじゃなかろうか.或いは社宅制度・手当がなくなるということもあり得る.福利厚生をなくす理由なんていくらでも作ることができる.

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