PowerShellの実行ポリシー

PowerShellの実行ポリシー

はじめに

　PowerShellを使ってみようとして，いきなり動かない．PowerShellは強力な機能が故に，セキュリティホールになるから，デフォルトでは実行できないように設定してある． 　このドキュメントでは，実行ポリシー(Execution Policy)を確認して，変更する手順を示す．

実行ポリシーの現在設定を確認

　コマンドプロンプトから，PowerShellを実行して，Get-ExecutionPolicyコマンドレットを実行させて，現在設定を確認する．

　restrictedとレスポンスがあったので，制限された状態．

　PowerShellの開発環境，PowerShell ISEを使ってコマンドレットを実行．

　すると，エラーが．

このシステムではスクリプトの実行が無効になっているため、
ファイル C:\Users\ujpadmin\Desktop\getPolicy.ps1 を
読み込むことができません。
詳細については、「about_Execution_Policies」
(https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=135170) を参照してください。」

　実行ポリシーの変更が必要．

実行ポリシーをUnrestrictedにする

　実行ポリシーには，restricted,AllSigned,RemoteSigned,Unrestrictedと制限が強い順に設定できるが，ここでは一番弱いUnrestrictedに変更する．

　管理者権限がなかったのでエラーになった．

　スタートメニューを右クリックして，PowerShellを管理者モードで開く．

　Set-ExecutionPolicyにて，unrestrictedを設定できた．