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Case Study
CASE STUDY

記者会見システム

顧客

 企業全体で約3兆円の売上規模を持ち,数万人の労働者を有する世界一の規模の素材製造業の工場.

背景

 数年ぶりに赤字を脱却し,大幅な財務状態の改善を実現できたので,工場長が新聞記者等向けの報道発表をする際に,好調さをアピールする為にも,最新鋭の見栄えのするプレゼンテーションシステムを導入する.

サービス要求

 プレゼンテーションを行うエンドユーザは工場長のため,操作が簡単になっている必要がある. また,手元で全てのプレゼンテーションをコントロールし,プロジェクタ用スクリーンや報道発表ルームのカーテンの開閉のコントロールを行う.

プロダクト
  • Windows NT4.0 Workstation
  • PowerPoint 97
  • Visual  Basic 5.0
  • CONTEC接点ボード
  • バッファロー無線LANアクセスポイントと無線LANカード

ソリューション

 当時主流になりつつ有ったWindows 98ではなく,安定性を考えWindows NT4.0を適用.
 Power Pointのページめくりやファイル操作等は,OLE DDEを用いてクライアント/サーバ間通信にてコントロール.

  記者会見ルームの工事のため,電気工事会社との調整. 母艦PCに増設したCONTEC製の32ピン接点ボードの番号毎に送信される信号を受けて,プロ ジェクタスクリーンの上下動作やカーテンの開閉,証明のブロック毎のオンオフをコントロール番号を決めてマッピングの間違いが無い事を入念に確認.

RemotePresentation.jpg

 設置位置が可変で毎回微妙に位置が変わる演説台上のクライアントコンピュータから母艦への通信は,美的要求から物理ケーブリングは却下され,発売されたばかりのIEEE802.11準拠の無線LAN機器を用いて通信を実現した.

 記者会見室は小学校の体育館程度の規模があるが,母艦は見えない所に保管する必要がある為,設置場所が限られ,廃熱に心配があり,ドアの廃熱処理を行っている.

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