ブログ - ScanSnap S510M
名刺が数枚溜まったので,2008年7月ごろに買ったPFU ScanSnap S510Mを使ってみようとだしてみたのだけど,動かないので捨てる事にした.
まず,電源が入らない.

ScanSnapは用紙トレーになる部分を開閉すると,この矢印で示す部分が起き上がる事によってスイッチが入るようになっている.
ネットで調べると,同系の製品で,このスイッチが壊れることが頻出していたようで,前面を強く押すことでスイッチが入ったりすることもあるようだけれど,うちの場合どうしてもどうにもならない.
それよりも重要なのがこのフィードローラ.
用紙送り部分のフィードローラのゴム部分がアメ状に変色して溶けてネバついている.

ネットで調べるとローラーのゴム部分の劣化も良くあるトラブルで,これはシリコンゴムの代替品のシリコーンチューブ6mm×12mmを買って入れ替えれば良いということまではわかったのだけれど,この劣化したゴムを除去できない.

前面から見える箇所も含めて全部で4ヶ所.

だいぶ粘ついていて,スキャナヘッドにも付着してしまった...エタノール(無水アルコール)を使えばキレイに掃除できるのだけど,この中央にあるポールを回転させないとキレイに取れない.このゴムがついている部分は本体を分解しないと露出させることができないようで,色々な道具を使って無心になって削ぎ落としていたけれど,良く考えたら今は数年に1回程度しか使わないし,スキャンしたいものがそんなにあるのかとか,目的だった自炊はできたし,ということを考えてしまって,電源も入らないから自己修理は諦めることに.そして2008年の製品なので修理サービスも終わっているし,後継商品もあるので,もし今後必要になったらその時買えば良いという事にして,今回は諦める事にした.
修理は諦めることとして,どうも分解して清掃にはロマンがありそうだったので,今回この手順を参考に分解してみた.
ScanSnap S500のフィードローラーの交換
https://p--q.blogspot.com/2019/07/scansnap-s500.html
直そうとしてないので,プラスチックのカバーとか,引っ掛け系で組み込まれている部品,割れても良いのでガンガン押したり引っ張ったり力を込めて取り外しました.以外にも,割れる部品は1つもなく.
そして露出したフィードローラ.分解しないと取れなかった部分もキレイに見えるようになりました.

あとはドライバーとかで引っ掻いて,水飴のように伸びるのでそれを巻き取りながら大まかに除去.その後は無水エタノールでゴシゴシとこすりとる感じで.
結果,本体下部のバーの部分はこの感じ.

そして上部もこの感じ.

分解したことで,色々な機構がどのように組み合わされているのか勉強になった.活用するところはないけど.なんとなく,釘なしの木造建築の技術の応用を感じたりしました.
次の問題は,これをどうやって捨てるかだなぁ.
まず,電源が入らない.

ScanSnapは用紙トレーになる部分を開閉すると,この矢印で示す部分が起き上がる事によってスイッチが入るようになっている.
ネットで調べると,同系の製品で,このスイッチが壊れることが頻出していたようで,前面を強く押すことでスイッチが入ったりすることもあるようだけれど,うちの場合どうしてもどうにもならない.
それよりも重要なのがこのフィードローラ.

用紙送り部分のフィードローラのゴム部分がアメ状に変色して溶けてネバついている.

ネットで調べるとローラーのゴム部分の劣化も良くあるトラブルで,これはシリコンゴムの代替品のシリコーンチューブ6mm×12mmを買って入れ替えれば良いということまではわかったのだけれど,この劣化したゴムを除去できない.

前面から見える箇所も含めて全部で4ヶ所.

だいぶ粘ついていて,スキャナヘッドにも付着してしまった...エタノール(無水アルコール)を使えばキレイに掃除できるのだけど,この中央にあるポールを回転させないとキレイに取れない.このゴムがついている部分は本体を分解しないと露出させることができないようで,色々な道具を使って無心になって削ぎ落としていたけれど,良く考えたら今は数年に1回程度しか使わないし,スキャンしたいものがそんなにあるのかとか,目的だった自炊はできたし,ということを考えてしまって,電源も入らないから自己修理は諦めることに.そして2008年の製品なので修理サービスも終わっているし,後継商品もあるので,もし今後必要になったらその時買えば良いという事にして,今回は諦める事にした.
修理は諦めることとして,どうも分解して清掃にはロマンがありそうだったので,今回この手順を参考に分解してみた.
ScanSnap S500のフィードローラーの交換
https://p--q.blogspot.com/2019/07/scansnap-s500.html
直そうとしてないので,プラスチックのカバーとか,引っ掛け系で組み込まれている部品,割れても良いのでガンガン押したり引っ張ったり力を込めて取り外しました.以外にも,割れる部品は1つもなく.
そして露出したフィードローラ.分解しないと取れなかった部分もキレイに見えるようになりました.

あとはドライバーとかで引っ掻いて,水飴のように伸びるのでそれを巻き取りながら大まかに除去.その後は無水エタノールでゴシゴシとこすりとる感じで.
結果,本体下部のバーの部分はこの感じ.

そして上部もこの感じ.

分解したことで,色々な機構がどのように組み合わされているのか勉強になった.活用するところはないけど.なんとなく,釘なしの木造建築の技術の応用を感じたりしました.
次の問題は,これをどうやって捨てるかだなぁ.