貼ったのは実際に暑くなっている部分．分解サイトの情報からすると，本体の背面右上部分にCPUが配置されているよう．又，同じ用途で使っているがWi-Fiで通信しているiPhone 7は同じ部分が熱くならないので，4G通信用のモデムもその場所にあるのじゃなかろうかと考えています．

　それで，この放熱シート，想像よりは効果がある感じがします．手で触るとアッチッチだった部分が，あったかいなくらいな感じに思える．



　材質「ポリカーボネート グラファイト」となっているけれど，このグラファイト（黒鉛）が熱伝導率が高いものだそうです．「熱を吸収・発散放熱方法耐熱性と熱伝導率に優れた素材（グラファイト）が熱を拡散・放熱させます。」とのこと．

　iPhone 7本体から発せされる熱を吸収することで本体が除熱される模様．グラファイトは六方晶（ろっぽうしょう）の結晶ということで，角が６つあるから放熱しやすいということかなぁ．熱抵抗を低減して放熱しやすい形ってことか．

　他のこの商品のレビューを見ても，効果があったとか無かった程度のレビューだけで，その効果の構造までは気にしてないことが多いね．