ブログ - 補聴器を検討
序章
オカンが,耳が聞こえづらい,仲間内の話が聞こえないというので,聴力検査をしてもらったら,検査結果的には「年齢なりで,補聴器までは不要」という判断だったのだけれど,どうしても補聴器が欲しいらしい.
知識がないので,とりあえず医者に紹介してもらったところにいったそうなのだけれど,1店舗目は愛想がわるく値段も高かったようで,2件目のお店で相談に乗ってもらい,現在レンタル中とのこと.
それで「3年で80万円ほどかかる」という話を聞いてびっくり.医者が「年齢なりで,補聴器までは不要」と言っている程度なのに80万も...オカンの話では「一括と月賦があるが月賦の方が良いということらしいのだけれど,話がよくわからないので聞いて欲しい」と.
それで聞いてきた.
80万円の内訳
勧められたのは,オーティコン補聴器(Audmet株式会社)の補聴器.オーティコンというのは馴染みがないけれど,デンマークのメーカで1904年設立の歴史ある会社.
勧められた機種で,試用しているのが,Oticon Opn S 1というモデルで,オープンSシリーズの最上位機種.
月賦で支払う方法というのは「定額制」ということらしく,初期費用18万円.月額1.5万円を3年間.総額72万円.
定額制で利用している限り,故障したら無償で直してくれたり,消耗品の電池も付与してもらえるそう.ちなみに,電池は10個入りで500円ほどで,片耳に1個で約1週間程度使えるそう.
4年目以降は月額1.5万円.
小さな機械なので,故障することも多い?らしくメンテナンス費用がかからないのがこの商品の良いところらしいけれど,月1.5万円ということは1日500円.初期費用の18万を入れると,3年で試算すれば1日657円.これを安いと考えるか高いと考えるか.ちなみに,オカンの収入はシルバー人材センターからの紹介で,1日2時間,時給800円を週4〜5回.
別のモデル
で,よくよく話を聞いてみると,Oticon Opn S 2,Oticon Opn S 3というモデルもあり,それらだと費用は抑えられそう.コストを一覧にするとこんな感じ.
Sivaというのは,Opn Sの1つ下のランクの製品で,定額制がなくて買取のみ.故障時に保証されない.
ちなみに確認のためにお店の人に聞いてみたのだけれど,故障じゃなくて失くした場合は,保証は効かないそうだ.
じゃぁこれらの製品,価格差は製品のどういう部分に関係しているのか?を店員に問い詰めると,周波数の調整機能の差なのだそうです.
聴力検査を行うと,次のようなオージオグラムというグラフで,周波数別・左右別に聴力が示されます.

この聴力検査は,医者でもいいしい補聴器を取り扱っているところでもできるそうだ.
人によって聞こえづらい周波数は異なるし,使っていても体の変化から聞こえる周波数にも変化が出るようで,価格の高い性能の良い製品は,調整できる周波数の数が多く細かく調整できるそうだ.
それで,Oticon Opn S 3(1日あたり342円)とOticon Siva(226円)を設定して聴き比べてみて,Oticon Sivaでも十分そうであるというので,試用としてまた借りて帰りました.
現在の見解
目の前で試用のためのセットアップをみていたのだけれど,Oticon Opn SシリーズやOticon Sivaの1代のセットアップは3分もかからない.母艦となるPCにあらかじめセットしてあるオカンの聴力検査データからの補正情報を,(たぶん)BluetoothでPCから本体にデータを転送するだけ. PCには何か不明なドングルがささっていたが,Bluetoothのドングルじゃないかな.
目の前で3つのモデルを聴き比べて,実際オカンの体感での「聞こえ具合」は,変わらないそうだ.72万円の商品と24.8万円の商品で得られる結果が同じなら,安い方を選ぶと思うが,そもそもその72万円を最初に進めてきた店に,誠実度について不信感が出てきた. 必要のない高額な機能まで売りつけてしまうのは,詐欺的な業界なのかもしれない...
「年齢なりで,補聴器までは不要」という診断結果があり,今回のテストで,現段階で,そういう高額な商品は過剰だとわかったので,別の製品も検討しようと思うのだけれど,そのお店(の系列)だとオーティコンともう1つしか扱ってないので,より多くの製品を扱っているお店を選んでみるかな.
オカンが,耳が聞こえづらい,仲間内の話が聞こえないというので,聴力検査をしてもらったら,検査結果的には「年齢なりで,補聴器までは不要」という判断だったのだけれど,どうしても補聴器が欲しいらしい.
知識がないので,とりあえず医者に紹介してもらったところにいったそうなのだけれど,1店舗目は愛想がわるく値段も高かったようで,2件目のお店で相談に乗ってもらい,現在レンタル中とのこと.
それで「3年で80万円ほどかかる」という話を聞いてびっくり.医者が「年齢なりで,補聴器までは不要」と言っている程度なのに80万も...オカンの話では「一括と月賦があるが月賦の方が良いということらしいのだけれど,話がよくわからないので聞いて欲しい」と.
それで聞いてきた.
80万円の内訳
勧められたのは,オーティコン補聴器(Audmet株式会社)の補聴器.オーティコンというのは馴染みがないけれど,デンマークのメーカで1904年設立の歴史ある会社.
勧められた機種で,試用しているのが,Oticon Opn S 1というモデルで,オープンSシリーズの最上位機種.
月賦で支払う方法というのは「定額制」ということらしく,初期費用18万円.月額1.5万円を3年間.総額72万円.
定額制で利用している限り,故障したら無償で直してくれたり,消耗品の電池も付与してもらえるそう.ちなみに,電池は10個入りで500円ほどで,片耳に1個で約1週間程度使えるそう.
4年目以降は月額1.5万円.
小さな機械なので,故障することも多い?らしくメンテナンス費用がかからないのがこの商品の良いところらしいけれど,月1.5万円ということは1日500円.初期費用の18万を入れると,3年で試算すれば1日657円.これを安いと考えるか高いと考えるか.ちなみに,オカンの収入はシルバー人材センターからの紹介で,1日2時間,時給800円を週4〜5回.
別のモデル
で,よくよく話を聞いてみると,Oticon Opn S 2,Oticon Opn S 3というモデルもあり,それらだと費用は抑えられそう.コストを一覧にするとこんな感じ.
製品名 初期費用 月額費用 1日あたりコスト(3年)
-----------------------------------------------------------
Oticon Opn S 1 18万円 1.5万円 657円
Oticon Opn S 2 14万円 1万円 456円
Oticon Opn S 3 5万円 0.9万円 342円
Oticon Siva 24万8千円 0万円 226円.
ちなみに確認のためにお店の人に聞いてみたのだけれど,故障じゃなくて失くした場合は,保証は効かないそうだ.
じゃぁこれらの製品,価格差は製品のどういう部分に関係しているのか?を店員に問い詰めると,周波数の調整機能の差なのだそうです.
聴力検査を行うと,次のようなオージオグラムというグラフで,周波数別・左右別に聴力が示されます.

この聴力検査は,医者でもいいしい補聴器を取り扱っているところでもできるそうだ.
人によって聞こえづらい周波数は異なるし,使っていても体の変化から聞こえる周波数にも変化が出るようで,価格の高い性能の良い製品は,調整できる周波数の数が多く細かく調整できるそうだ.
それで,Oticon Opn S 3(1日あたり342円)とOticon Siva(226円)を設定して聴き比べてみて,Oticon Sivaでも十分そうであるというので,試用としてまた借りて帰りました.
現在の見解
目の前で試用のためのセットアップをみていたのだけれど,Oticon Opn SシリーズやOticon Sivaの1代のセットアップは3分もかからない.母艦となるPCにあらかじめセットしてあるオカンの聴力検査データからの補正情報を,(たぶん)BluetoothでPCから本体にデータを転送するだけ. PCには何か不明なドングルがささっていたが,Bluetoothのドングルじゃないかな.
目の前で3つのモデルを聴き比べて,実際オカンの体感での「聞こえ具合」は,変わらないそうだ.72万円の商品と24.8万円の商品で得られる結果が同じなら,安い方を選ぶと思うが,そもそもその72万円を最初に進めてきた店に,誠実度について不信感が出てきた. 必要のない高額な機能まで売りつけてしまうのは,詐欺的な業界なのかもしれない...
「年齢なりで,補聴器までは不要」という診断結果があり,今回のテストで,現段階で,そういう高額な商品は過剰だとわかったので,別の製品も検討しようと思うのだけれど,そのお店(の系列)だとオーティコンともう1つしか扱ってないので,より多くの製品を扱っているお店を選んでみるかな.