ブログ - Oracle 11g でパスワードの大文字・小文字を区別しないようにする
Oracle 11g以降,パスワードは大文字小文字を区別するようになったそうです.逆にいうとそれまでは大文字設定したパスワードを小文字で入れても認証できたということ.そういえば,SCOTT/TIGERだったりscott/tigerだったりしているなぁ.
古いアプリをOracle 11g以降で利用する場合,このパスワード文字の検証方法が変わっていることで互換性が失われる.
ということで,以前のように大文字小文字を区別しない方法にすることができる.
まずは,現在設定を確認する.
TRUEになっていると,大文字小文字を区別する設定になっているので,これを区別しないように設定を変更する.
サイド設定を見てみる.
変わっている模様.
小心者なので,一応commitしておく.
古いアプリをOracle 11g以降で利用する場合,このパスワード文字の検証方法が変わっていることで互換性が失われる.
ということで,以前のように大文字小文字を区別しない方法にすることができる.
まずは,現在設定を確認する.
Oracle Database 11g Express Edition Release 11.2.0.2.0 - 64bit Production
に接続されました。
SQL> show parameter sec_case_sensitive_logon🆑
NAME TYPE VALUE
------------------------------------ ----------- ------------------------------
sec_case_sensitive_logon boolean TRUE🈁
SQL>
SQL> alter system set sec_case_sensitive_logon = false scope = both;🆑
システムが変更されました。
SQL>
SQL> show parameter sec_case_sensitive_logon🆑
NAME TYPE VALUE
------------------------------------ ----------- ------------------------------
sec_case_sensitive_logon boolean FALSE🈁
SQL>
小心者なので,一応commitしておく.
SQL> commit;🆑
コミットが完了しました。
SQL>