UJP - ノーカントリー

Life is fun and easy!

不正IP報告数

Okan Sensor
 
メイン
ログイン
ブログ カテゴリ一覧

ブログ - ノーカントリー

ノーカントリー

カテゴリ : 
映画
ブロガー : 
ujpblog 2016/1/29 23:49
 2007年の映画.トミー・リー・ジョーンズ,ハビエル・バルデム,ジョッシュ・ブローリン主演.結構残酷な描写のあるバイオレンス映画.

 砂漠の真ん中で麻薬取引がこじれたようで撃ちあってみんな死んだ現場にジョッシュ・ブローリンが偶然立ち寄り大金を拾う.その大金を回収するためにハビエル・バルデムが逃亡するジョッシュ・ブローリンを追いかけるが,ジョッシュが事件に巻き込まれたことを悟る保安官のトミー・リー・ジョーンズがハビエルを追いかけジョッシュを救おうとして探す.

 この映画のすごいところは,この主演の3人が顔を一切合わせないこと.相手が分からないまま追いかけている.そして追手のシガーを演じるハビエル・バルデムの存在感.暗殺者の風貌でない,例えるなら象のようなゆっくりとした歩調で近寄ってくる不気味さ.冒頭の景観殺しの表情も殺気立っているし,そもそも髪型がマッシュルームカットでとても変な感じ.

 映画の中ではジョッシュが金持って逃げているのだけれど,追いかけているのがお金の持ち主であろうアメリカ側のギャングに雇われたハビエル・バルデムだけではなく,麻薬の所有者のメキシコ側のギャングたちもいるということかな.モーテルで二部屋目を借りるのは,メキシコ側のギャングが最初に借りた部屋に居ることが分かったからだったりね.

 音楽もなく淡々と殺人が行われていき追手が見えないのは「激突!」の様な恐怖感があるのだけれど,トミー・リー・ジョーンズが最後に話す夢の話とか難解な部分も多い.わかりやすいのは登場人物が皆特徴的な容姿なので誰が誰だか区別しやすい事かな.

 あ,コイントスを拒否したジョッシュの奥さん,最後に殺されたかどうか直接的な描写が無いのだけれど,シガーが家を出た時の仕草で結果を物語っているようです.この映画は,描写が怖いのにかなり集中してみる必要があるなぁ.

トラックバック


広告スペース
Google