iPhone 5からは新しくLightningコネクタというインタフェイスが提供された．30pinコネクタより小さく，表裏がない設計でユーザビリティが高く，そして他のスマホで統一か仕様としているMicro USBと互換性が無い．

　コネクタ形状が小さくなる事で本体内に占める部品サイズも小さくなり，設置の柔軟性，軽量化，バッテリの大型化等に効果があるのだけれど，実際にはもっと収益力がアップする仕組みも入っている．

　20年程前に，iPodが発売された時に出て来た30pinコネクタは，他のどの機械にも採用されてないインタフェイスであったが為に，暫くはApple純正品を買うしか無かった．　今ではノーブランドでライセンスも怪しい状態だが秋葉原で100円で売られているケーブルだけど，数年前までは１本2000円近くした．

　サードパーティからのライセンス料で儲かりづらくなったので，コネクタを換える事で再度周期力をアップしようとしている．実際，発売直後の現在，Lightningケーブルは純正品しか売ってない．

　これは初代iMac時代に，Firewire(IEEE1394)のライセンス料で財務体質をよくしたとう経験が活かされているのだとおもう．