最近テレビCMが多いのだけれどどのチャンネルでも解説が放送されないのでちょっと調べてみた．

・日本初スマホ向け放送局
・ドコモが株主
・対応機種がドコモのMEDIAS TAB N-06DとAQUOS PHONE SH-06D
・ダウンロード型とリアルタイム配信
・月額課金

　これだけ見るとここ何年かドコモがプッシュしていたBeeTVと何が違うのか？って思ったけれど，色々と圧倒的な勘違いがあることが分かった．

・停波した地上アナログ放送の電波空きエリアを利用してる

　ブロードキャスティングなので滞留が無いってことだ．それにしても，いつも思うのだけれど「アクトビラ」もそうだし，映像系ってキラーコンテンツが生まれにくいね．
　良質，あるいは独自の作品を一方通行で配信するよりも，Youtubeとかニコニコ動画とかのようなCGMが新しいメディアとして受け入れられるわけだから，底にヒントがあるのかもしれない．

　ただし，もう長い事「次は映像系が来る」とか「今度こそ本命」と言われているけど，AppleTVも含めてなんかスタンダードになりそうなものが無い．規格だけ沢山出来て永遠なものでもない電子書籍の様な感じだ．　みんな何かで忙しいこの世の中，複数作業の同時遂行を妨げる集中が必要な映像メディアというのは潜在ニーズが小さいのではないだろうか．