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Thunderbird 145でRemove Duplicate Messagesアドオンが対応してない

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コンピュータ » クライアントソフト
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ujpblog 2025/12/3 10:41
 毎月の迷惑メール件名の集計をしようとしました.迷惑メールを振り分けとか移動していると,なぜかメールが重複されることがあるので,いつもThunderbirdのアドオン機能を確認したら,無効化されていました.


 今現在,非対応とのこと.何か変わりが無いかCopilotに聞いてみた結果がこれ.

引用:
現状の「Remove Duplicate Messages」アドオン
最新版は 0.6.4 (2025年11月リリース)
対応バージョンは Thunderbird 128.0〜144. まで*

145.0では互換性が切れているため、インストールしても機能しません。
開発者も「Thunderbirdの内部仕様変更により互換性が不完全」とコメントしており、ツールバーやレビュー画面に制約がある状態です。

代替方法

Thunderbird本体に隠し設定があり、アドオンなしで重複メールを処理できます。

設定エディタを開く
メニュー →「ツール」→「設定」→「一般」→一番下の「設定エディタ」ボタンをクリック。

キーを検索
mail.server.default.dup_action を検索。

値を変更

0(デフォルト:重複を通常扱い)
1(重複を自動削除)
2(重複をゴミ箱へ移動)
3(重複を既読にする)

この設定を変更すれば、アドオンなしで重複メールを自動処理できます。

 ということで,設定を2して変更してみたけど,いつ自動処理されるのか.

引用:
実行タイミング

 新しいメッセージを受信したとき POP/IMAP 経由でメールを受信する際に、Thunderbird が「Message-ID」や本文などの重複判定キーを比較します。

 フィルタやコピーでメッセージがフォルダに追加されたとき 受信後にフィルタで別フォルダへコピー/移動した場合も、追加時に重複チェックが働きます。

 手動で「メッセージをコピー/移動」したとき 既存メールを別フォルダへコピーした場合も、そのフォルダに同じ Message-ID があると「dup_action」が適用されます。

処理の流れ

・Thunderbird が新規にフォルダへメッセージを追加しようとする
・既存メッセージと比較して「重複」と判定
・dup_action=2 の場合 → そのメッセージは ゴミ箱へ移動

💡 注意点
 すでにフォルダに存在する重複メールを一括で整理する機能ではなく、「追加時に重複を検出して処理する」仕組みです。
 つまり、過去に溜まった重複メールは自動では整理されません。既存分を削除したい場合はアドオンや手動操作が必要です。
 IMAP環境ではサーバ側の仕様によって重複が残る場合もあります。

👉 まとめると、dup_action=2 は 「新規にフォルダへ入ってくる重複メールを即ゴミ箱へ送る」設定です。既存の重複には効かないので、Remove Duplicate Message のようなアドオンがあると便利ですが、現状は受信時の自動処理に頼る形になります。


 今あるメールの中での重複削除はできないということか.Remove Duplicate Messagesアのリリースを待とう!

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