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ジム・ロジャーズ 世界的投資家の思考法

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ブロガー : 
ujpblog 2024/9/19 18:37
 2020年6月初版.ブックオフで600円だった.

 著者は1942年生まれの世界的投資家.長年の投資活動から考え方を多面的に説明してあるのだけど,執筆時点は,ちょうどコロナ禍の入り口だったし,発行から4年経っているので答え合わせ的なこともできるかなという思いで購入.

  • 資産はドルでもつ.結局ドル=アメリカが強い.
  • ゴールドはもっと上がる.下がっても無価値にならない.
  • ETFは優良債権が入っているので個別株の下落と伴って下がる.
  • 債権は買ってはいけない.
  • 観光産業は,箱のサイズが上限なので,頭打ち.日本だと留学生の教育ビジネスが良いだろう.
  • 農業従事者は減少するのでチャンスがある.
  • わかるものだけ投資する.
  • わからないなら何もしない.
  • 人口が減る国は衰退する.日本は出生率が低く移民を受け入れない.
  • 仮想通貨はいずれ無価値になる
  • 繰り返される歴史(パンデミック,バブル)に学ぶ
  • 富裕な株主への配当は増加したが賃金は上昇してない
  • ブラジルは安全な投資先ではない.経済大国に成らない.
  • インドも過大評価しない.国として成長途上にある.債務を削減したことがなく,腐敗認識指数のランキングが低い.
  • 今世紀の覇権は中国.過去は,ローマ,モンゴル,スペイン,ポルトガル,オランダ,イギリス,アメリカと移ってきた.


     金利がつかないけどゴールドが良い模様.不安定な昨今,通貨の後ろ盾としてさまざまな中央銀行が買い付けているゴールドは採掘コストや埋蔵量の枯渇も見えている?らしく評価されているらしい.
     あーでも私が小さい頃は石油は枯渇すると言ってたけど技術革新で新たに掘り出されたりして最近は枯渇の話は聞かないね.どちらかというと地球温暖化やSDG'sで石油使うなの洗脳?が多いような.

     投資の世界だと,最近は人口がNo.1になったインドの株や進出なども話題になっているけど,ほとんどは貧民なので実際には商売にならないという話も聞くし,ちょっと前まではBRICSでブラジルももてはやされていたけど,残念なんだろうな.
     そして中国は最近のニュースだと経済破綻が目の前に来ているという報道が多いけど,それももう何年も言われている気がする.中国の恒大集団という不動産会社もずいぶん前から倒産すると言われているけど,倒産してない.(破産申請したけど撤回したりしてる模様)

    世界腐敗認識指数ランキング、南アジアではブータンが最高位に
    https://www.jetro.go.jp/biznews/2024/02/5c519ffb4aa5282b.html

     ジム・ロジャーズは日本株を全部手放したとして有名だったけど美食家で日本が大好き.特にうなぎ.

  • 朝鮮半島のポテンシャルは高い.ロシアは北朝鮮に通じる鉄道を建設.中国は国境に橋や道路を建設.高い教育を受けた安価な労働力が期待される.

     北朝鮮の金正恩はスイスで学び,日本の漫画を読み,東京タワーに憧れたような人だから,何か良いきっかけがあればなと,思ってるんだけどな.

  • コロンビアのグリーン・ラッシュ.麻薬利用だった大麻が表に出てきた.合法大麻ビジネスで医療目的(がん,気管支喘息,うつ病)や食品や化粧品,娯楽用のニーズが高まっている.

     条件付きだが大麻を認める国も出てきたし,日本でも少し前に脱法の大麻グミが話題になっていたけど安全に使えば良いツールなのだろう.
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