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Solaris 10で,Failsafeブートを行う

Solaris 10で,Failsafeブートを行う


0.改訂履歴

  • 2009.05.29 新規作成

1.はじめに

 このドキュメントでは,Solaris 10で,OSが起動しなくなった時等の緊急対応用に用意されているFailSafeモードでのブートを行い,システムディスクを確認する手順を説明する. rootのパスワードが判らなくなったとかvfstabファイルを書き間違えた,起動関係ファイルの更新ミス等で起動しなくなった場合に有効である.

 なお,今回はハードディスク上にあるFailsafe用ファイルが利用できたのでそれを使用しているが,それらが起動しない場合,インストールCD1にも入っている.

2.Solaris failsafeモードで起動する

  • OSブート時のGRUBが生きていれば,次の様に表示される.
  • ここで,Solaris failsafeを選択して起動を続ける.

2.ハードディスクをマウントする

  • Failsafeモードでは,起動できないドライブを探してくれる.

  • ここでは,OSの入っていたハードディスクを見つけており,その領域を読み書きできる形で/aにマウントするか,尋ねている.
  • 無事マウントしてシェルが起動した.
  • マウントしているデバイスを確認してみる.

  • /aディレクトリを確認する.

  • ハードディスクの中身がある事が確認できた.

3.Failsafeモードからの脱出


  • rebootする事で,Failsafeモードを終了する事ができる.


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