mailmanでデフォルト設定を変更する
mailmanでデフォルト設定を変更する
0.改訂履歴
1.はじめに
このドキュメントでは,メーリングリスト管理ソフト「mailman」を使って,デフォルト設定を変更する手順を説明する.
2.デフォルトを設定するファイルについて
- mailmanのデフォルト設定は,Defaults.pyファイルに記述されている.
- しかし,このファイルを変更するのではなく,同じディレクトリにある,mm_cfg.pyファイルを変更する.
- それらのファイルは,/usr/share/mailman/Mailmanに保存されている.
3.設定例
- 多くの設定はデフォルトのままで問題ないと思われるが,下記の設定をしておくとトラブルが少なくなると考えられる.
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# Put YOUR site-specific settings below this line.
MTA = 'Postfix'
DEFAULT_EMAIL_HOST = 'ujp.jp'
DEFAULT_URL_HOST = 'www.ujp.jp'
DEFAULT_ARCHIVE_PRIVATE = 1
DEFAULT_MSG_FOOTER = ""
DEFAULT_REPLY_GOES_TO_LIST = 1
~
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"mm_cfg.py" 50L, 1834C written
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パラメータ |
設定値 |
意味 |
DEFAULT_ARCHIVE_PRIVATE |
1(非公開) |
|
DEFAULT_MSG_FOOTER |
なし |
メールのフッタに必ずつける文言.これをつけると,マルチパートになり,メーラによってはHTMLメールだと解釈されて不具合がでる事が多い. |
DEFAULT_REPLY_GOES_TO_LIST |
1 |
メーリングリストへの返信先.0の場合はメール送信者,1を設定するとメーリングリストへの返信となる. |
- これらの設定を反映した後,プロセスの再起動などは必要ない.
- また,このファイルを変更した後に作成されるメーリングリストに設定が反映される.