VMware vSphere Hypervisor 5(ESXi)をインストールする
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- 2012.7.23 新規作成
1.はじめに
このドキュメントでは,VMware vSphere Hypervisor 5の評価版を入手して,インストールを行い,初期設定を行うまでの手順を説明する.なお,事前にVMwareに無料のユーザ登録を行っておく.
2.インストールメディアの入手して正しくダウンロードできたかmd5で確認する
- 以下のURLにアクセスをする.
- Download Center for VMware Datacenter and Desktop Products

- 今回ターゲットとなっているVMware vSphere Hyperbisor(ESXi)を選択する.

- プロダクトを確認し,[ダウンロード]ボタンを押す.

- ライセンス登録が行われてないと警告が出る.
- [登録]ボタンを押すと,次の様な画面が表示される.

- 利用許諾と,ユーザ登録画面が表示される.

- 今回対象となるサーバの台数を入力(この場合1)し,ライセンス契約に同意するチェックを行う.
- [続行]ボタンを押す.

- 表示されているライセンスキーを記録する.
- 今回は,ダウンロードマネージャを使わず,[手動ダウンロード]で,以下の3つを入手する.
- VMware ESXi 5.0 Update 1(CD ISO)
- Linux ゲスト OS用 VMware Tools CDイメージ
- VMware vSphere Client
- 必要に応じて,ダウンロードしたイメージファイルが正しいか,MD5で確認する.
mbp17:Downloads $ md5 VMware-VMvisor-Installer-5.0.0.update01-623860.x86_64.iso |
- MD5値が一致したので,正しくダウンロードで来た事が確認できた.
- 取得したデータは,ISOファイルなので,CD-RまたはDVD-Rに焼くと良い.
3.インストールを行う
- VMware ESXi 5.0 Update 1のメデイアをセットし,PCの電源をONにする.
- ESXi 5.0のインストーラが起動した事が確認できる.
- この画面すら出ない場合は,ハードウェアコンパチビリティリストを確認する.
- デバイスドライバのようなものを大量に読み込みながら,このような黄色い画面が表示される.
- ハードウェアが,型式まで認識された.
- インストールを続ける時には,[Enter]キーを押す.
- ライセンスを確認し,問題なければF11を
押す.
- インストール先のハードドライブを選択する.
- この例では,2つのハードドライブが認識されているので,カーソルキーを押しながら選択する.
- なお,マザーボードが対応していれば,起動時にUSBメモリを刺しておくと,それをESXiのインストール先として選択できる.
- 暫く待つ.
- 既にVMwareをインストールしていたりすると,ファイルシステムVMFSがみつかってしまう.
- 今回は,新規インストールを行いたい二で,オーバライトを選択した.
- しばらく待つ.
- HARDWARE_VIRTUALIZATION WARNINGというエラーがでた.これはBIOSにてCPUが仮想サーバ支援機能(Intel VT)対応している場合,BIOSでEnabledgが設定されていないとこのワーニングが出る.
- あとで設定しても良いし,このままインストールを進めて も良いが,パフォーマンス改善に効果があるので,あとからBIOSでIntel VTを漁する様に設定しておく.
- キーボードのレイアウトを選択する.
- ESXiの管理者ユーザであるrootユーザのパスワードを設定する.
- 暫く待つ.
- Westan Digitalの400GBハードドライブへインストールすることになっている.
- これで良ければF11キーを押す.
- 暫く待つ.
- モジュールのインストールが成功して完了している.[Enter]キーを押すとリブートする.
- これで終了.
- 再起動してくると,VMware ESXi 5が稼働しているハズ.
- ESXiの上で仮想サーバを構築するには,VMware vSphere Clientという専用のクライアントソフトが必要となる.
- このあとは,それをWindowsマシンにインストールする.