VMware ESXi5でスナップショットを取る
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- 2012.08.02 新規作成
1.はじめに
このドキュメントでは,VMware ESXi5上で稼働しているゲストOSのスナップショットを取得する手順を説明する. スナップショットと
は,それを実行した時点までのハードディスクイメージまでロールバックする事ができるようにみえる機能で,例えるならドラクエ等のロールプレイングゲーム
のセーブデータの様なもの.ゲストOSに何か変更作業を行う際に,失敗したらスナップショット地点まで戻る事ができる.
今回は,Windows XP上でvSphere Clientを動作させてゲストOSのWindows
2008のスナップショットを取得する.なお,今回の例ではゲストOSは起動していない状態での静的バックアップといえる.
2.スナップショットを実行する



- あとで判る様に,スナップショットに名前と説明を登録しておく事ができる.
- [OK]ボタンを押すと,瞬時にスナップショットが取得される.

- 正常に終了した事が確認できる.

- 時間を観ると,1秒で取得されていることが分かる.
- この1秒の間に一度仮想ディスクドライブ上の更新を止めて,その地点からの更新は別の領域に書かれることになるが,ユーザが意識することはな い.
3.スナップショットマネージャを使う
- スナップショットマネージャを使うと,取得したスナップショットの管理が出来る.

- スナップショット一覧が表示される.

- 不要になったスナップショットを削除する事も出来る.