Symantec System Centerのインストール
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- 2005.09.27 新規作成
1.はじめに
このドキュメントでは,Symantec System Centerのインストール手順を説明する. Symantec System Center(以降SSCと略)は,Symantec社が提供する各種サーバソフトが稼働する際のベースとなるプログラムである. よって,管理用サーバにインストールを行い,さらに他のSymantec社サーバソフトよりも先にインストールをする必要がある. また,インストール後は再起動が必要となる.
なお,使用しているOSは,Windows2000 Advanced Serverである.
2.稼働要件の確認
- SSCは,Windows2000 Professional/Server/Advanced ServerとWindows 2003 Server,WindowsXP Professionalにインストールすることができる.
- つまり,OSはWindowsが必要だが,Windows Serverは必須となっていない. しかし,Windows XP Homeにはインストールできない.
- そのほかの条件として,ターミナルサービスおよびリモートデスクトップサービスが稼働しているとインストールできないと記述されている.
- これはインストールの際の条件であって,インストール後は稼働していても問題ないとされている.
- 今回はWindows2000 Advanced Serverを用いているが,現在の状態を確認する.
- ターミナルサービスを停止する.
- この場合はOS起動時の設定を「無効」とし,OSを再起動する.
3.インストール
- CDをサーバにセットする.
- 次のようなメニュー画面が起動される.
- 「管理者用ツールのインストール」を選択する.
- [Symantec System Centerのインストール]を選択する.
- すると,インストールが始まる.
- あとは,一般的なソフトと同じ.
- 警告管理システムコンソールもインストールする.
- OSを再起動する.
4.インストール後の確認
- インストールが終了したら,スタートメニューの中身を確認する.
- コンソールを開いてみる.
- サービスコントロールマネージャも確認する.
- SSCが起動していることが確認できる.