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RTX1100,RTX1500でLANインタフェイス動作タイプの設定

RTX1100,RTX1500でLANインタフェイス動作タイプの設定


0.改訂履歴

  • 2007.04.19 新規作成

1.はじめに

 このドキュメントでは,YAMAHAのRTX1500(RTX1100)にて,LANインタフェイスの動作タイプ(全二重(full duplex)・半二重(half duplex))を固定で定義す手順を説明する. 何もしなければ,自動認識されるのだが,上位ネットワーク機器との相性などで,想定しない方法で接続されることがあり,思っているよりは通信速度が確保できないことがある.  よって強制的に思った通りの動作タイプに設定する.

2.状態を確認

  • RTXに接続し,インタフェイスのステータスを確認する.
> show status lan2 
LAN2
Description:                    
Ethernet Address:               AA:AA:AA:AA:AA:AA
Operation mode setting:         Auto Negotiation (10BASE-T Half Duplex)
Maximum Transmission Unit(MTU): 1500 octets
Promiscuous mode:               OFF
Transmitted:                    49650 packets (6423079 octets)
Received:                       43858 packets (6708129 octets)
> 
  • 10Mbitの半二重(Half Duplex)で稼働していることが分かる.
  • 上位接続先が全二重になっているにもかかわらず,なぜか半二重になっている.

3.固定で動作タイプを設定する

  • 設定するコマンドは次の通り.
コマンド 説明
lan type インタフェイス名 auto
自動
lan type インタフェイス名 10-hdx
10Mbit 半二重
lan type インタフェイス名 10-fdx
100Mbit 全二重
lan type インタフェイス名 100-hdx
10Mbit 半二重
lan type インタフェイス名 100-fdx
100Mbit 全二重
  • 設定するためには,administratorでログインする.
> administrator 
Password: ■■■■■■■■■■■■
# lan type lan2 10-fdx 
# 
  • この切り替え(リターンキー押下)を行った際に,一瞬接続が出切れる感触がある.
  • 確認していないが,たぶん切れている...
  • ステータスを確認する.
# show status lan2 
LAN2
Description:                    
Ethernet Address:               AA:AA:AA:AA:AA:AA
Operation mode setting:         10BASE-T Full Duplex (Link up)
Maximum Transmission Unit(MTU): 1500 octets
Promiscuous mode:               OFF
Transmitted:                    49732 packets (6432502 octets)
Received:                       43990 packets (6719855 octets)
# 
  • Autoの文字が取れ,肯定的に設定されていることが確認できた.
# save 
Saving ... CONFIG0 Done .
# 
  • 設定に問題がなければ,保存して終了.


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