Micorosft Fix it Centerを使ってみる
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- 2010.04.21 新規作成
1.はじめに
このドキュメントでは,マイクロソフトからリリースされたFix it
Centerを入手し,インストールした後に使ってみる所までの手順を確認する.
Fit it Centerは,Windows
が稼働するコンピュータのハードウェアとソフトウェアの問題のトラブルシューティングを行うツールで,無料で提供されてる.
以下のOSが動作環境として必要である.
- Windows XP Service Pack 3 (SP3)
- Windows XP Pro (64 ビット) Service Pack 2 (SP2)
- Windows Vista、Windows 7
- Windows Server 2003 SP2
- Windows Server 2008
- Windows Server 2008 R2
今回導入してみたWindows
XPマシンでは,発生するトラブルシュート対象が5つ設定されており,CD/DVDドライブ,IEのクラッシュ,ビデオ再生,サウンド,印刷の5つ.この
項目に関係するツールをインストールし,これらのハードウェアの認識状況や動作,アドオン等の状況やアップデートを確認して問題がある場合,その解決支援
を行うのが目的の様である.
2.入手する
- 以下のURLからダウンロードする.
- Microsoft Fix it Center online
- Webサイトが英語で表示されている場合は,右上の言語設定を選ぶ.
- [今すぐ試す]をクリックすると,ダウンロードが始まり,次の様なファイルを取得できる.

- このファイルは500KB程度と小さいファイルである.
3.インストール
- ダウンロードしたファイルを実行する.

- 次の様なダイアログで警告される.


- ライセンス条項に同意する.

- PowerShellがインストールされる事が確認できる.

- バックグラウンドでWindows Updateが動作していた模様.リブートして進める.
4.セットアップ
- インストールが終了すると,デスクトップのアイコンが作成されている.

- ので,これを実行するとセットアップが始まる

- 情報収集後,次の様な画面が表示される.

- 今回対象となったマシンでは5項目のトラブルシューティング支援可能な項目が見つかった.たぶん,コンピュータに接続されているデバイス等の
状況によって,項目数が異なると思われる.

- 発見されたツールの詳細を確認してみる.

- Windows Vistaと書いてある・・・

- 推奨されたツール一覧から,インストールが必要と思われるツールの[インストール]をチェックして進める.
5.Microsoft Fix it Center Onlineに登録する
- Fix it Centerを利用するには,Microsoft Fix it Center Onlineに登録が必要となる.

- Windows Live IDが必要なので,既に持っていれば,そのアカウントを使用してログインする.

- 次の処理になかなか進まないと思ったら,スクリプトエラーが・・・とりあえずこの画面は[閉じる]ボタンを押す.

- 登録された模様.

- Fix it Centerに情報を送信するか否かを確認する.

- これでセットアップ完了
6.Fix it Centerを使用する
- セットアップが終われば,自動的にFix it
Centerが起動する.起動しない場合はデスクトップにあるアイコンかスタートメニューから起動する.


- インストールされたツールが表示されている.

- 現在の所,特に不具合はないが実行してみる.

- デフォルトは,自動修復となっているが,今回は解決方法を表示してみる.

- 何も問題が無い・・・
- [詳細レポートを表示]をクリックしてみる.

- 問題ないと張っているが,IEに色々なツールバーが入っている・・・事になっている.

- マウスカーソルを重ねると詳細が表示されるが・・・

- 実行中です・・・となっているが,無効にすることもできないようである.なんか違和感が有る.

- まだβ版という事で,完成度が高くないかもしれない.